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褒める振り返りが、くれたもの。

今日、私の所属している Lightory(ライトリー)でチームと個人の #褒める振り返り 2022を行いました。
普段、振り返りを人に伝える立場の私たち、1年に1度チームメンバーに感謝をこめてチームで褒める振り返りを行っています。
チーム内でお互いを尊敬し、1年の苦楽を労う素敵な会で毎年心がぽかぽかになる大切な時間です。

今年はオンライン開催で、みんな自宅からの参加になりました。
まずは、明奈さんとつばきさんが準備してくれたプレゼントBOXを開封。
離れていても同じものを共有できると心がグッと近くなる気がします。


プレゼントBOXに入っていたもの。1つ1つを大切に。
クッキーにチーム名のLightory!

その後は個人で書いてきた『Lightoryでの1年間を棚卸し』をベースに個人の振り返りを発表。

実は私は今年上半期は順調に仕事をこなしていたのですが、7月ぐらいからPMDD(月経前不快気分障害(Premenstrual Dysphoric Disorder))のため体調不良になりチームでの仕事をお休みしていました。

PMDDとは

PMSの諸症状のうち、「イライラ」や「気分の落ち込み」「不安」「怒りっぽくなる」といった精神症状が主体で強いなら「月経前不快気分障害(Premenstrual Dysphoric Disorder)」が疑われます。この名称がついたのは1994年と比較的新しく、2013年に「抑うつ症状群」の一つと捉えられるようになっています。なおPMDDは月経がある女性の1.8~5.8%が該当するとされ(※1)、これは「重症のPMS」とみなされていた人たちの割合とほぼ一致しています。
https://www.otsuka.co.jp/pms-lab/about/pms_pmdd.html より

だからこそ、この振り返りの会にどのように参加して行っていいのか不安でした。
迷惑をかけてしまった、申し訳ない。
そんな思いがありました。

その思いを変えてくれたのはチームのみんなとの普段のやりとり。PMDDの治療で低容量ピルを飲み始めて安定した頃、みんなが「元気になってよかった」と声をかけてくれました。つばきさんには堀ママの本をお借りして腹巻生活を教えてもらったりと、チームみんながゆらぎを受け入れ私が立ち直るのを見守ってくれました。

振り返りをしたことでよりチームみんなからの愛あふれる普段の何気ないやりとりを思い出して、この会に参加することが日に日に楽しみになってきました。

振り返りをしていてもう一つ気づいたことがあります。
それは、チームのみんなに自然と自己開示ができるようになってきたこと。私はついつい「自分より大変な人がいる」「私の体調よりもチームのスケジュールが大切」と自分のことを共有せずに動いてしまう癖があります。
でも今回の体調不良でチームのみんながゆらぎを受け入れ、愛ある受け止め方をしてくれたことで、安心して自分の今の状況を伝えられるようになりました。
自分のゆらぎを無かったことにして仕事をすることはいくらでもできると思います。でもチームで共有することで助けられることや今回の私のように突然チームからいなくなってみんな困ってしまうという事態を避けれるのではないかと思うようになりました。

明奈さんが以前講演で「相手にも自分のことを知ってもらいたいから、自分から自己開示していく」と言っているのを聞いて、「あ、私やっていない。相手のことばかり欲しがっている」と感じました。
だから、この変化はとても大きかったように思えます。来年はチームのみんなのいろんなことを知りたいから自分から開いていきたいなと年の瀬に感じました。

チームのみんなそれぞれにこの1年の思いがあってそれを聞けただけでも素敵な時間でした。
振り返りをした後、私たちはそれぞれに1人1人に送る言葉をつむぎます。今回はプレゼントBOXに付箋が入っており、それに書き込みました。
1人1人の発表を聞いて、辛かったことや苦しかったこと嬉しかったこと、この1年がぎゅっと詰まったその思いのお返しとして、普段は思っていても言うタイミングを逃してしまうその人の素敵なところ、いつも強くあなたの人生を応援しているよというエール、いろんな思いを付箋に書き込みました。

1人1人そのメッセージを伝えるときはその人の頑張りや幸せになってほしいという思いが溢れてしまい、いつも涙。

そんな時間を今日過ごしました。

私は前は仕事は仕事。仕事の人にはプライベートは知られたくない。という思いで生きていました。

でもこのチームにくわわって、楽しいことも苦しいことも感情すらもシェアすることができて、受け身の自分からどんどん自分のチームなんだという自我が生まれてきています。

チームの誰かが苦しかったり一人で背負い込んでいるのであれば、それを少しでも持てるように、楽しいのであれば増幅させるように。

褒める振り返りをすることで、チーム1人1人への日頃の感謝や共に歩みたいという気持ちが増えていきます。

いつの間にか私は、このチームのためにもっと努力してもっと強くしなやかに生きていきたいと思うようになりました。

とても自然に。当たり前に。

仕事ってずっと苦しくて辛くて自分を犠牲にして、乗り越えるのが普通だと思っていた。
でもこのチームに出会って、褒める振り返りに出会って、仕事って楽しくて嬉しくて、でも芯があって、社会に広がっていけばきっと未来が良くなるって思えるものなんだと感じました。

褒める振り返りは、今目の前にいる人を大切だと感じて、一緒に入れるこの時間を愛おしくさせてくれて、自分から未来に希望を持てる。そんな素敵なもの。

私は、来年もこのチームを大切にしたいし、振り返りをいろんな人に知ってほしい。体調と相談しながらになるけど、自分の人生を生きながら、自分が愛するサービスを広められる機会に恵まれていることにとても幸せを感じます。

Lightoryに出会ったから、褒める振り返りに出会ったから、こんなにも充実した気持ちで2022年を終えられます。
愛あるチームの一員でよかった!

来年も宜しくお願いします!

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