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ローマ vs サンプドリア / 2023/24 女子セリエA第14節


クリスマス休暇明けからトンネルに入ったような苦しい試合が続いてきたローマでしたが、リーグでの勝点差が大きい相手とのホームでの一戦は、多少のミスも大きな失敗には繋がらず、試合を支配・圧倒して勝利。悩みを吹っ切って、ローマらしさを取り戻す転機となったでしょうか。

試合スタッツ>>



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両チームスタメン >>

南萌華選手、熊谷紗希選手ともフル出場でした。
熊谷選手は初めてスタートからCBを務めたかと。
南選手が右SBで並んでのプレーとなりました。


キックオフからローマは圧倒的に試合を支配。多彩なコンビネーションでサンプドリア陣内へ攻め込みます。

前半15分、CKからグリオンナが大きくゴール前にクロスを送ると、触るだけというタッチでリナリが流し込んでローマ先制。


早い時間帯に心理的にも有利な状況を作り出しました。



1-0で後半へ折り返すと、67分にはホーヴェが右から持ち上がって送ったクロスの跳ね返りを拾ったグレッジがど真ん中から叩き込んで追加点に。


その後はゴールを奪えず、大量得点とはなりませんでしたが、加入したばかりのアラヤ・ピルグリムも終盤にはピッチに立ち、チームとして実りある一戦になったかと思います。



スプーニャ監督 試合後コメント >>

「明らかに重要であり、最低限必要な勝点3の他に、今日はパフォーマンスもありました。
私たちは水曜日にも試合していたので90分間プレーした中には少し疲れていた選手もいたかもしれないが、その代わりに私たちは前後半でボールをうまく動かし、結果は明らかでした。
良いプレーを見せられたのは我々が望んだ通りです。もう少しゴールを決めることもできたかもしれないがそれは問題ない。調子が戻ってきました。」

(監督にとってはローマでの100試合でした。感慨もあった結果かと思います。)
「本当にたくさんの試合があり、どれもエキサイティングです。そして100試合に到達するのは良い結果です。我々はできるだけ多くの試合を達成したいと思っています。勝つことが重要でした。 100試合目を勝利で飾れたのは素晴らしいことです。」

(後半には今後のチャンピオンズリーグの試合に向けたマネジメントも行いましたか?)
「私たちは技術的に重要な試合をすること、ボールを裏返し、技術的にうまく管理することを求めました。そしてそれは失点を減らすことも意味しました。前半もそうだし、2点目以降のマネジメントもそうでした。しかし、我々はもっとゴールを決めることができたはずだし、これはチームが常に攻撃的なメンタリティを持っていることを意味します。そして私たちはそれが気に入っています。」



試合ハイライト >>


試合フォトギャラリー >>

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第14節 終了後順位 >>


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ローマ次戦は1月30日
女子チャンピオンズリーググループステージ最終戦
アウェイで臨むアヤックス戦は、グループステージ突破しての決勝トーナメント進出をかけた大一番です。

Daje ROMA !





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