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チェゼーナ vs ローマ / コッパイタリア フェミニレ 2023/24 Round of 16


9月初旬から26チームが参加してのトーナメントが始まっているコッパイタリアですが、今シーズンのローマは女子チャンピオンズリーグのRound2に参戦していたため、遅れてRound of 16を戦うことになりました。
チェゼーナとの対戦はアウェイにて
11月8日 14:00(日本時間 22:00)キックオフ。
厳しい連戦中のローマはチームをターンオーバーして臨みました。
昨シーズンのコッパ初戦と同じように、出場時間が少ない選手、そして下部組織プリマベラの有力選手も起用しながらの一戦は、試合立ち上がりこそ苦労したものの大量得点で完封勝利。格下相手に良い結果を収め、コッパイタリアの次のステップへ進むという使命を果たしました。

>>コッパイタリア公式レビュー


>>ローマ専属メディアによる試合タイムライン


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両チームスタメン >>

ローマは3-5-2のフォーメーションで臨み、
南選手は左SBを務め74分までプレーしました。



主力を休ませているとはいえ、ローマは格上の力を見せて
立ち上がりから試合を支配。しかしチェゼーナも奮闘し、
容易にはゴールを割らせてもらえず、膠着した状態が続きました。

28分、CKから南が先制ゴール。
高い打点の見事なヘディングシュートで今季初得点となりました。



続いて36分、クラムザルが相手DFのミスを突いてゴール。
40分には長い距離のFKをグリオンナが素晴らしいコントロールショットで決め、0-3のスコアで後半へ。

後半55分、フェイエルジンゲルが左からのクロスを頭で合わせてゴール。

58分には相手GKが弾いたボールを拾ってクラムザルが押し込み5点差とします。

ここまで点差をつけると、ローマは選手交代でプリマベラ所属の若手を次々に投入し、経験を積ませると同時に試合を締めにかかりました。

留めは90分、クラムザルがヘディングシュートを決めてハットトリックの大活躍で試合終了となりました。

クラムザルの全ゴールはこちら ↓




スプーニャ監督による試合レビュー >>

「コッパイタリアで我々は良いスタートを切れました。プレータイムが少なかった何人かの選手にも機会があり、反応はポジティブでした。結果だけでなく、コミットメントや試合内容も良く、満足しています。」

「今日は(下部組織の)プリマベラ所属選手たちの出場もありました。彼女たちはチャンピオンシップで好成績を収めており、私たちと一緒のトレーニングに何度も参加しています。これは適切な報酬だったと思います。チャンスはありました、私たちは彼女たちにそれを与えました、そして彼女たちはうまくやりました。」
「ザラ(クラムザル)は、90分間プレーするチャンスがあるとき、重要なプロフィールを持たせています。今日、彼女はそれをうまくやり遂げました。ハットトリックを決めてみせ、私たちは彼女がそれだけの力を持っていることを信じていました。満足です。しかし繰り返しますが、私にとってより重要なのは、彼女が可能な限り最高の方法でプレーした試合の解釈です。」


クラムザル選手はコッパイタリア直前に、スペインのスポーツメディアMundodeportivoが開催している、女子サッカー選手の活躍を称えるアワードで、有望な若手への賞を受けたばかりで、この試合でまさに時の人といえる活躍をしました。


試合ハイライト >>


フルマッチ映像はこちら ↓


>>試合フォトギャラリー


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ローマの次戦は11月11日12:30(日本時間20:30)KO
セリエA ナポリ戦です。

Daje ROMA !


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