ローマ、苦戦も白星のGSデビュー / 女子チャンピオンズリーグ GS Matchday1 ☆ ローマ vs スラヴィアプラハ
欧州16強入りをして
いよいよ迎えたグループステージ初戦は
ホームゲームながら
いつものトレフォンターネではなく
ローマ市街から離れたラティーナで
スラヴィアプラハを迎えた一戦は
10月20日21:00
(日本時間10月21日4:00)キックオフ。
ボールを支配しつつも
経験豊富なスラヴィアプラハの
堅い守備に阻まれ、苦しみましたが、
ジャチンティ選手ゴールでのリードを
守り抜いて勝利。
グループステージ初出場を
白星で飾りました。
UEFAによるリザルトはこちら ↓
以下、詳細。
* * * * * * * * *
ラティーノのスタジアムへ到着。
選手バスの映像は初めて見ました。
ロッカールームには3rdキット。
ウォーミングアップの様子
両チームスタメン >>
最近定番化している3-5-2の布陣。
リナリ選手が怪我から復帰したためか、
右SBを務めていたバルトリ選手を
1列前に上げて、最終ラインは
リナリ‐ヴェニンゲル‐南の3枚。
ジャチンティ選手と好調のハウグ選手が
2トップを務めます。
しかし試合中はかなり変則的に
ポジションが入れ替わり、
全員攻撃全員守備の様相でもありました。
ローマが勢いを持って攻め、
ボールを支配してシュートに持ち込みますが
精度がいまひとつだったり
相手の堅い守備もあり
ことごとく跳ね返されます。
スラヴィアプラハGKは
チェコ代表でもあるルカショバ選手。
つい先日の代表親善試合
イングランド戦でも
ファインセーブを連発し、
ゴールを許さなかった実績があり、
この日もローマを苦しめました。
チャンピオンズリーグでは
珍しくありませんが、
ボールの奪い合い激しく
両チーム合わせて
7枚のイエローカードが出たことも
攻防の厳しさを表しているかと。
0-0で後半へ折り返し
双方攻勢を強める中での62分、
ローマ陣内での相手スローインをカット、
ジュリアーノ選手が
右サイド前線へ送ったロングパスを
ハーヴィ選手がトラップ、
相手DFを置き去りにしてドリブルで運び
前へ出てきたルカショバ選手を交わして
シュート。
左サイドを並走していたジャチンティ選手が
押し込む形でゴール!
貴重な先制点を上げました。
当初はハーヴィ選手のゴールとされ、
後ほどジャチンティ選手のゴールに
訂正されました。
最後にダメ押しでボールに触れた
気持ちの表れかと。
いつもは次々と交代カードを切る
ローマですが、この試合は
2枚を替えたにとどまり、
それだけ難しい展開だったかと。
終盤いくつかの危機を乗り越え
1点を守り切り、
グループステージデビューの
初戦を白星で飾りました。
スプーニャ監督インタビューによる
試合レビュー >>
『タフな試合だったが良かった面は、
嵐を乗り切ることができたということだ。
後半はいくつかの変更を加えたこともあり、
より良いプレーができたはずです。
その後は得点を含めて
チャンスを作ることができました。
別の方法を持っているべき
だったかもしれませんが、
それは問題ではありません。
重要なのは、本当に難しい試合で
勝ち点3を獲得できたことです。』
『私たちが何らかの危険に
さらされていたことは明らかですが、
これは予想されていたことです。
スラヴィアプラハは
本当にフィジカルなチームであり、
それが今夜私たちに
いくつかの問題を引き起こした理由です。』
『試合の流れとしては、
前半はいつものようにボールを動かすのが
少し難しかったのは明らかです。
後半はより大胆になり、
より多くのチャンスを作りました。』
『過去のローマは、このような試合で
結果を出せなかったかもしれませんが、
今は困難を乗り切ることができます。
これはすべての試合で蓄積した
経験から来ています。
これらのゲームは、
自信、勇気、強さを与えてくれています。』
『ここにたくさんの
観客が来ること望んでいました。
大変な時も含めて応援してくださった
ファンの皆さんに感謝したいです。
私たちはファンの存在を感じ、
とても満足しています。』
試合ハイライト >>
*フルマッチ映像はこちら
女子チャンピオンズリーグ
グループステージ次戦は
10月26日(日本時間27日)
アウェイでザンクトペルテンとの対戦。
週末23日にはホームで
セリエAコモ戦。
しっかり休んで臨んでほしいものです。
Daje ROMA !
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