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コモ vs ローマ / 2023/24 女子セリエA第11節


一部フレッシュな面々をスタメン起用した臨んだ一戦は、ボールを支配するも一瞬の速攻から失点してビハインドを背負う展開に。後半からの選手交代で流れを引き寄せるも崩してのシュートがなかなか決まらず、ファウルで得たPKを着実に決めてのシーソーゲームとなり、辛くもローマが勝ち越し。圧巻のプレーを披露することはできずとも、勝ち星を落とさずに試合を締めくくりました。

試合スタッツ>>


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両チームスタメン >>

ローマ 熊谷紗希選手はサブスタート、後半から出場。
南萌華選手はサブスタート、出場ありませんでした。
4日後に控えた女子チャンピオンズリーグ
PSG戦に備えてターンオーバーの意図もあったかと思われます。

バルデサテ、トマゼッリといった今季新加入の若手をスタメン起用。多少のターンオーバーと、出場機会が少ない選手たちの活躍を求める意図を感じたスターティングラインナップでした。

ローマは強豪らしく試合を支配しつつも、決め切れないシーンが続き、
前半35分にコモの速攻を受けて失点。
1点のビハインドを背負って後半へ。

後半53分、コモのペナルティエリア内ファウルで得たPKをリナリが決めてスコアを1-1とします。


しかしその3分後、自陣ゴール前での守備の甘さから再び失点。
追いかける状況になりました。


59分、右サイドからホーヴェのクロスに後方から走り込んできたディグリエルモが見事なヘディングで決めて試合はイーブンに。


そして62分、コモ選手のヴィエンへのファウルから再度PKを獲得。
これもリナリが蹴って決め、ローマは3-2と勝ち越しました。





スプーニャ監督 試合後コメント >>

「複雑な試合になることを想像していました。前半にはリードを奪い、たくさんのゴールを決めるチャンスがあったことがピッチからわかりましたが、最初の失点が問題となりました。
素晴らしい反応があったのは良かったし、何が何でも勝って勝ち点3を奪いたいという強い願望がありました。ですから選手たちは本当に良かったと言わざるを得ない。前半にそれができなかったとしても、得点して試合を締めくりました。」

「選手たちには、おそらくそれほど疲労はなかった。今日、シュート36本というのは確かに多いですし、トップコーナーに当たったり、インサイドポストを取ったり、いろんな場面がありました。その後、2つのペナルティを利用して勝ったが、冷静に試合運びをすればこの試合は実際には大量のゴールで終わっていたかもしれない。」

「ユベントスとの勝点差を拡げるチャンスでした。結果、彼らとの勝点差は6になりました。少し休息してエネルギーを回復し、まだ残っているチャンピオンズリーグの試合に臨む必要があります。1月中旬にリーグは再開しますが、それは非常に重要です。今後もミスの余地なく、この道を続けなければいけないことは明らかですが、この+6の勝ち点差は非常に重要なことです。」


試合ハイライト >>


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第11節 終了後順位 >>

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ローマ次戦は12月14日21:00(日本時間15日5:00)キックオフ
アウェイでの女子チャンピオンズリーグ PSG戦です。
Daje ROMA !





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