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ローマ vs ナポリ / コッパイタリア フェミニレ 2023/24 準々決勝2ndレグ


負ければ今シーズンコッパイタリアファイナルへの道が閉ざされ、強豪クラブとして屈辱的な結果となる一戦。とても困難なミッションでしたが、開けてみればホームでの後押しも力に攻め、必要最低限のゴールを決めて完勝。底力を見せつけた勝利となりました。

>>試合スタッツ



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両チームスタメン >>

ローマ 南萌華選手はフル出場、熊谷紗希選手は66分から出場しました。
ナポリ 小林海青選手はフル出場でした。

苦戦した1stレグの記憶を払拭するかのように、ローマはスタートからボールを握って攻め立てました。

先制ゴールは前半14分、ホーヴェ。
彼女にしては珍しい、CKのこぼれを拾ってのミドルシュートでした。



次いで33分、左サイド、バルトリのクロスに反応したリナリがヘディングで叩き込みゴール。ここで1stレグの得点と合わせて引き分けの状態に。



2-0で後半へ折り返し、勝ち越しゴールがほしい中でもなかなか決められずに時間が過ぎましたが、84分ピルグリムからのスーパークロスからクラムザルが値千金のヘディングシュートを叩き込んで3点目。
ここで1stレグと合わせて勝ち越しとなります。



ローマ加入間もない20歳のピルグリムがアシストして18歳のクラムザルが決めるという、まさに若手ホープたちが素晴らしい仕事でチームを救ったゴールでした。


そのまま守り抜き、ローマはコッパイタリア準決勝進出を決めました。
リーグ首位の貫禄を取り戻した一戦だったと言えるかと。




スプーニャ監督による試合レビュー >>

「良い試合をすることで目的は達成されました。実際、素晴らしいと言えます。最初の数分から我々はプッシュし、ピッチの半分を征服し、ボールを管理し、うまく動き、いくつかのチャンスを作り出しました。
前半は少なくとも平等な競争環境を取り戻すことができ、後半には3点目を決めなければならなかったが、それを達成することができた。これでコッパイタリア準決勝に進出しました。素晴らしい目標が達成できました。私たちは難しい瞬間にいたが、それをを覆すことができたのは良い兆候です。」

「今日の試合では、選手たちの姿勢、結果をすぐに覆そうとする意欲、昨日の仕上げトレーニング中に感じられた意欲など、すべてが気に入りました。
私たちは何としてでも試合に勝ちたかったし、それができたかもしれないが、インテリジェンスが必要でした。前半、ナポリは我々のエリアに一度も現れなかった。後半、我々は一度リスクを冒しましたが、90分を通してそこに留まることができました。非常にバランスを考えてプレーし、多くのチャンスを生み出したという事実が本当に気に入りました。」

【 ザラ・クラムザールが試合で決定的なゴールを決めたのはこれが初めてではない。そして彼女はまだ18歳です。】
「彼女は怪我などの難しい状況から戻ってきたところなのでとてもうれしいです。今日出場して試合を決めたという事実は、とても素晴らしいことです。彼女は強いサッカー選手であり、それをわかっているし、必要な忍耐力を持たなければならないだけです。それは我々にとって非常に重要なことだからです。」



試合ハイライト >>


>>試合フォトギャラリー


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ローマの次戦は2月10日
セリエA第16節にて再びナポリと対戦。
アウェイでの試合となります。

Daje ROMA !


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