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ローマ vs ユベントス / 2023/24 女子セリエA第15節


失意の試合が続いた後での大一番。首位争いを続けてきたユベントスに差をつけてリーグレギュラーシーズンを終えられるかどうかが鍵でした。始まってみればローマが主導権を握り、余裕すら見せての試合運び。終盤での失点で残念ながら完封勝利はできませんでしたが、セリエA2連覇に向け、自信を取り戻せた一戦となったことでしょう。

試合スタッツ>>


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両チームスタメン >>

南萌華選手、熊谷紗希選手ともフル出場でした。



不調が続いていた中で迎えた国内リーグ最大のライバル、ユベントスとの一戦ながら、落ち着いて試合に入り、慎重さもありながらホームゲームらしくペースを握っていくローマ。

21分、ペナルティエリア内で仕掛けようとしたグリオンナの足元を、ユベントス/ベレンスタインが引っ掛けて倒してしまいファウル判定。
ローマはPKを得てジュリアーノが決めました。



ややラッキーな形で先制し気持ちがラクになったか活性化。しかしユベントスもリードを許すまじと試合は活性化。危険なシーンもありましたが、GKチェアザルが気を吐きゴールを許さず。
そのまま後半へと折り返します。

63分、右サイドで粘ったグリオンナが送ったクロスをヴィエンが叩き込んで2点目。



69分にはCKからの落としをリナリがミドルシュートで叩き込み3点目。



アディッショナルタイム92分にセットプレーから失点し、完封勝利とはなりませんでしたが、強力なライバルを圧倒し、新年早々のスーペルコッパでの借りを返した形にもなったでしょうか。


スプーニャ監督 試合後コメント >>

[ 他クラブ、特にユベントスに対するアドバンテージを高めるための 勝点3でした ]
「はい、これは重要です。今日は素晴らしいマージンを獲得しました。いずれにせよ、出すべきパフォーマンスを発揮することが重要でした。アヤックス戦後、我々は少し疲れを感じていたかもしれません。 少し足元が悪かったが、後半はとても良かった。これが最も重要なことです。」
[ 今日はチームとしてのパフォーマンスも重要でしたが、個人の観点からも注目に値するパフォーマンスでした。]
「その通りです。選手各個人のレベルは上がっていますし、チーム全体のレベルも上がっています。今日はパフォーマンスに欠けていた選手たちが力を発揮してくれました。
私は独身者のことを話すのは好きではありませんが、彼らは私が誰のことを指しているのかすでに知っています。とても嬉しいです、みんなが重要な反応をしてくれました。」
[ コッパイタリアに挑戦する今、この種の別のテストが必要になることでしょう。]
「間違いなく。我々にはチーム全員が必要ですが、もしかしたら今日プレーしなかった選手も出場するかもしれません。
2ndレグでは1stレグの結果を覆すことが新たな挑戦で、重要になるでしょう。私たちは結果を覆したいと思っています、それは私たちの可能性の範囲内です。」


試合ハイライト >>



試合フォトギャラリー >>

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第15節 終了後順位 >>

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ローマ次戦は2月10日
ホームでのコッパイタリア準々決勝
ナポリ戦2ndレグです。

Daje ROMA !





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