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新装トレフォンターネで完封勝利 / 女子チャンピオンズリーグ GS第2戦 ☆ ローマ vs アヤックス 1stレグ

チャンピオンズリーグ基準の設備に改装されたホーム、トレフォンターネにアヤックスを迎えてのGS第2戦は、11月23日21:00(日本時間24日5:00)キックオフ。
アヤックスはGS初経験ながら第1戦で強豪PSGを敗っており、どんな試合になるのか想像もつかない対戦カードでした。
始まってみれば、試合立ち上がりにローマが先制。前半の早い時間に追加点も上げて有利に。さらに後半開始早々にもゴールを決めて3-0と突き放しました。
数字上のボール保持率はアヤックスがわずかに上回り、危険なシーンも散見したものの、ローマペースで時間は進み、余裕で快勝となりました。

UEFAによるリザルトはこちら ↓


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ナイトゲームが基本の女子チャンピオンズリーグ開催基準を満たすため、照明塔が新設され、石畳だったスタンドには座席を設置。新装なったトレフォンターネで初のナイトゲーム開催。

トレフォンターネには2583人の観客が集まり、
ローマ男子トップチームのモウリーニョ監督なども観戦に訪れました。


両チームスタメン >>

キックオフしてみると、アヤックスはフィジカルが強いものの、バイエルンほどの強いプレッシャーはかけて来ず、ローマのプレースピードならば、余裕を持って対応できるように見えました。

そして開始早々の前半5分、ジュリアーノが狙いすましたCKを相手GKが弾いたボールはファーにいたジャチンティの目の前に。すかさず足を振りボレー気味にシュートし先制。


次いで14分、相手DFがバックパスしたボールをGKがトラップミス。これを見逃さなかったジャチンティが奪って叩き込み、スコアを2-0とします。

ジャチンティの2ゴールシーン


これで一気に有利になったローマですが、アヤックスはチャンスと見るとロングボールを使っての速攻をしかけてきました。しかしローマDFラインは集中力高く危険の芽を摘み、GKチェアザルの好セーブもあってゴールを与えませんでした。

後半も開始早々の47分、ホーヴェ、右からの鋭いクロスを中央にいたジュリアーノがダイレクトボレーで叩き込み3点目。
電光石火の素晴らしいシュートでした。


切羽詰まったアヤックスは球際激しくなり、ファウルも増えてローマの選手が傷むシーンが見られるようになりました。

ヴィエンが負傷退場を余儀なくされましたが、ローマは次々と機動力高いサブの選手を投入し、最後までペースを落とすことがありませんでした。

南もいつもに増して集中力高く、力強い守備で勝利に貢献。前半早い時間には、CKからのヘディングシュートであわやゴールというシーンもありました。


ラクな試合ではありませんでしたが、ローマらしさを見せて完封勝利。グループステージ上位をキープする重要な足がかりとなりました。


>>スプーニャ監督による試合レビュー

「我々は非常に好調なスタートを切り、試合開始から数分で2ゴールを決めることができ、望んでいた試合をすることができました。選手たちは、最も難しい瞬間でもうまく対処でき、優秀でした。相手はドリブルを始めると怪我をする可能性がある(当たりが強い)チームです。しかし、私たちは短縮すること、狭く保つことには長けていました。何度かやり直す機会もありました。私たちがやりたかった試合だった。これは本当に重要な結果なので、とてもうまくいきましたし、満足しています。」
「私たち自身が成長し続けようとしているのかどうかはわかりませんが、私たちが多くの認識を獲得していることは確かです。私は選手たちに、カレンダーが私たちに重要な日程を与えてくれたので、今日は素晴らしい機会があると言いました。これからPSGと2試合を戦うことになるが、最初の試合はパリで行われ、PSGに対して4点のアドバンテージを持っている。これは十分な差です。私たちは落ち着いてそこに行くことができるでしょう。そこでも素晴らしい試合をしなければならないが、難しいグループに属しており、勝ち上がっているので、今日は満足している。今日の勝利はそれほど明らかなことではありませんでしたから。」
「バイエルンはパリで勝ったので、我々と同じ勝ち点4を獲得した。以下はアヤックスが 3 位、PSG が 0 位ですが、他にもプレイする試合があり、今日、首位に立ったが何もクローズされていません。私たちは前進する必要があり、今はこれに満足しています。」



試合ハイライト >>

◆フルマッチ映像はこちら



試合フォトギャラリー >>


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ローマの次戦は11月26日
セリエA第9節
ホームでのフィオレンティーナ戦です。

Daje ROMA !


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