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ASローマ vs パルマ / 女子セリエA 1stフェーズ第5節

1stフェーズ第4節 パルマ戦は
10月2日 14:30(日本時間 21:30)
キックオフ。

4連戦最後の試合は、疲れていても
来季を見据えてリーグ上位を
保つ必要がありました。
開けてみればローマが圧倒し、5-0快勝。
無事中断期間へ入ることができました。

以下、詳細。


* * * * * * * * *

両チームスタメン >>

南選手はここまでのリーグ戦すべてにスタメン出場
↑ 画像クリックで
イタリアサッカー連盟サイトの
スタッツへ


今節の試合会場は
トレフォンターネではなく
ローマトレーニング施設内の
トリゴリアでした。
チケットは完売


ウォーミングアップ


パルマとは実力差が大きいのか
開始早々からローマが圧倒したようです。
シュート数34対5という数字にも
その差が現れているかと。

16分、11番ハーヴィのゴールを皮切りに、
29分、ハーヴィのアシストから
22番ロマンのノルウェーラインで2点目。


33分には9番ジャチンティの、
抑えの効いた見事なミドルシュート。



直後の35分頃、ペナルティエリアの際から
シュートを打った10番ジュリアーノが
その動作で脚を傷めてしまったか
立ち上がれなくなるアクシデントがあり
33番クラムザルを交代投入。
怯まずローマは攻め続けます。

後半に入るとパルマが巻き返しを図ったか
両者イエローカードを受けるように。
61分、11番ハーヴィが2ゴール目をあげて
スコアは4-0に。

すると65分には、13番バルトリに替えて
27番コルマッツ、
9番ジャチンティに替えて
29番ラサロ、
11番ハーヴィに替えて
6番ランドストロムと、
一気に3選手を入れ替えて
試合を締めにかかります。

一方パルマも交代策を取りますが、
効果は見えなかったようです。
ローマはさらに83分、最後の交代枠で
南選手を下げて59番テスタを投入。
テスタ選手は育成アカデミー出身、
トップチームデビューとなりました。

そして88分、ロマン選手が
自身は2ゴール目、
この試合5ゴール目を叩き込んで
パルマを倒しました。



スプーニャ監督による試合レビュー >>

『リーグで上位を維持するためには
必勝の試合でした。
私は選手たちに、試合の入りから
きわめて攻撃的にプレーするよう伝えましたが
選手たちはとてもうまく
ゲームプランを遂行してくれました。
前半で試合を決めた。』

(育成アカデミー出身の
若い選手を起用したことについて)
『ローマは若手にチャンスを与えることに
積極的です。
クラムザルは、脚にアクシデントが起きた
ジュリアーノの代わりを務めたが、
彼女はとても元気な女の子だ。
チャンスがあればすぐにまた、彼女に数分与えます。
テスタに関しては、彼女は私たちと
何度か一緒にトレーニングしたことがあるので、
それは公正な報酬でした。』

『チャンピオンズリーグを含めた4連戦は
疲れますがとてもポジティブです。
私たちはとてもよく働きました。
私たちはいくつかの重要な結果を得ましたが
それを止めてはなりません。
この先の道のりは非常に長く、
私たちは継続しなければなりません。
特にチャンピオンズリーグでの試合は
非常に難しいものになるでしょうが、
そこにいることをうれしく思います。』


また、この試合で
5番ノルマ・チノッティ選手が
セリエA100試合出場を達成しました。
チノッティ選手は今シーズン、
エンポリから移籍加入。
ローマでの一層の活躍を期待します。



セリエAはここから
国際Aマッチウィークによる中断期間を挟み、
2週間の休止。
ローマは次節10月16日に
アウェイ サッスオーロ戦で
リーグ再開を迎えます。


試合ハイライト >>


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第5節各試合結果  >>


第5節終了後順位 >>


第5節ベストイレブン>>


ローマからは南選手、ハーヴィ選手、
チノッティ選手の3名が選ばれました。

南選手はタックル数とパス成功率の
双方で優れていたこと。
チノッティ選手はボール回収率が最も高かった
3人のMFのひとりであり、
最初にクロスを放ったこと。
ハーヴィ選手は2ゴール3アシスト、と
それぞれ評価されての結果です。


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