*前回の妊娠【胞状奇胎】*

今回の妊娠日記を書き始める前に…。

前回の妊娠について書きたいと思います。
昨年の1月、『胞状奇胎』という異常妊娠をしました。

この妊娠に気がついたのは、一日中二日酔いのような目眩が続いていた事がきっかけです。

〝妊娠″と発覚する2ヶ月程前から、吐き気、目眩等が続き、体調が優れず、「何か重大な病気なんじゃないか。」と毎日不安に思っていました。
何日経っても目眩などの症状は良くならず、内科を受診する事に決めました。
病院へ行くと、「疲れからきてる目眩でしょう。」と言われ、数日間様子を見るように言われました。しかし、体調が良くなることはなく、二日酔いのような目眩が2週間ほど続きました。

あまりにも体調が良くならないのを
「さすがにおかしい、、」と思った私は、会社の休み時間に妊娠検査薬を試してみる事に。
すると、「陽性」の反応が、、。
その瞬間、正直『焦り』と『不安』の気持ちでいっぱいになりました。(結婚前だったので。)

その後、平日の夜にも関わらず、すぐに彼氏(現旦那)に連絡をし、妊娠した事を伝えました。

すると、驚くどころか、抱きついて大喜びしてくれました。
この時、不安でいっぱいだった私の心はほっとしていました。

その後、悪阻の影響か、デート中や会社の帰り道にも体調不良の日が続き、毎日不安でいっぱいでした。

しかし、どんなに不安な時も旦那の「大丈夫?」の気遣ったLINEや電話の一言に、いつも支えられていました。

数日後、初めて婦人科へ。

診察台へ上がり、先生が内診。ドキドキ、、
「まだ胎嚢は確認できませんね。週数が早すぎると確認出来ないこともよくあるので来週また来てください。」と言われ、

翌週、再び婦人科へ。

診察台に上がり、先生が内診。
「この週数で胎嚢が確認できないのは普通の妊娠ではないですね、、。異常妊娠の可能性があります。」と言われ、頭が真っ白に。

その後、個室に呼ばれ、
「今回は恐らく、異常妊娠だと思います。すぐに手術する必要があるので、大きな病院を探す必要があります。」と言われました。
その瞬間、涙が溢れそうになりました。
でも、負けた気がして悔しくて、お医者さんの前では絶対に泣かないように必死に涙を堪えました。

お会計を終え、婦人科を出た瞬間、我慢していた涙が一気に溢れ出しました。
1人で人気のない所へ行き、思いっきり泣きました。
妊娠を報告した時、抱きついて大喜びをしてくれた彼氏の顔や、喜んでくれた彼氏のお母さんの顔が頭に浮かび、申し訳ない気持ちでいっぱいになり、涙が止まりませんでした。

今までの人生で一番辛かった事を鮮明に覚えています。

急遽大学病院へ行き、翌日に手術することに。
人生初めての手術は怖く、毎日体調不良の日が続き、子供が出来なかったことに対しても申し訳なさと悔しさで毎日泣いていました。

2度の手術を無事終え、その後は癌になる可能性がある為、半年間通院し、経過観察を続けました。
2週間に一回産婦人科を受診するのも、周りの妊婦さんを見る事が本当に辛かった、、。

手術から8ヶ月ほどで完治。

本当に辛い経験でしたが、
今の旦那がいなければ乗り越えられなかった。
自分も辛いのに、しんどい顔ひとつ見せずいつも優しく側にいてくれた旦那には本当に感謝でいっぱいです。

今は毎日悪阻がしんどくて、泣いたり弱音しか吐いていないけれど、お仕事頑張っていつも支えてくれる旦那の笑顔を見る為に。。頑張ろうと思います☺️❤︎

今回の妊娠は問題なく、無事に赤ちゃんが産まれてきてくれますように☺︎

明日も頑張ろっと☺︎

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