マイ・フリースクール
最近、オンラインのフリースクールでダンスの講師をしないか?っていう話をいただきました。なるほど。いいですね。オルタナティブ、新しいです。私も学校が嫌いな小学生でしたから、自由な校風に憧れます。
一時期、長男のひだかが宿題をやりたくないと言って泣いてた事がありました。「宿題なんかやらなくていいじゃん。俺が先生に言ってやるから。」と言って先生に電話しました。
「先生、ひだかが宿題やりたくないって言って困ってるんです。」
「はぁ」
「宿題は義務ですか?」
「いいえ」
「あ、じゃあやらなくてもいいって事ですね。」
「あ、でもひだかくんだけやらなくていいってなると困るんですよ。」
「先生、それは義務って言うんじゃないですか」
「、、、」
それからひだかは宿題を毎日やるようになったんです。なんでかって言うと、家で宿題をやらなくても学校で居残りさせられるし、私が先生に電話してあ~だこ~だ言われるのが嫌だったんだと思います。彼が下した決断です。尊重しようと思いました。スッキリしないです、でも、たぶんこれでいいんです。ドキドキします、これは過程です。長男が尊厳を獲得していく過程です。この間も森の賢者に言われました。「正しいってつまんないのよ」って。さすがです。賢者の家は山のふもとにあります。だから半分は森という社会のルールで生きています。息子と同じです。2つの社会を行き来しています。学校と家庭。多元的です。リゾームです、ドゥールーズ先生登場です。水平に広がる茎と根です。
フリースクールでした。そう、フリーです。もっと広がってみましょう。最近若いダンサーたちと一緒に活動しています。これも学校だと思ってます。ダンス学校です。このダンス学校では私がやりたいことを全部引っ張ってきます。授業はオンラインです。そうやって家にいながら国内外を回ります。ボートです、サーフィンです。先生も私の好きな人たちを集めましょう。京都のダンサーのモノクロームサーカス、台湾のメイ・リーさん、あと私が通っている東洋医学研究所という所の施術師の先生にもお願いしたいなぁと思ってます。もう一人ですね、劇作家の羊屋白玉さんはどうでしょう。最高ですね、とりあえず名前だけ書かせてもらいましょう。企画書です。
豪華ですね。並んだ名前を眺めているだけで幸せです。
授業料はどうしましょう。どこからか助成金を貰ってくると無料にできます。でも、気が向かないのでやめます。校舎はありません、オンラインですから。という事は場所代はかかりません。簡単に言うと講師料のみです。なのでいただいた授業料=講師料という事になります。いいですね、スッキリしてます。授業料はどうしましょう?1000円、3000円、5000円、10000円、0円?あ、こういうのはどうでしょう?受講者が選ぶんです。いくらにするか。お金がない時もありますからそういう時はいいですよ。持ってる人は5000円です。ね、認可保育園と同じです。持ってるお金に合わせて受講者が決めればいいんです。
誰でも受講できます。寺子屋です。
チラシも作りましょう。デザインは俳優・ダンサー・デザイナーでゲストハウススタッフのリンノスケ君にお願いします。いいですね、役者が揃ってきました。
フリースクールに戻ります。
皆学校を作っちゃえばいいんです。生態系です。自分だけのフリースクールです。このダンスの学校も私がやりたいなと思うフリースクールの形です。
だからひだかも自分が行きたい好きな学校を作っちゃえばいいんですね。
みんなそうすればいいんですね。
そうすると、学校もフリースクールもなくなり、可能性だけが無限に広がっていきます。あぁ、気持ちいいですね。
朝です。
皆さん良い一日を
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