見出し画像

0円劇場(3)

昨年0円劇場H2Oを作ると決心してからDIYをしている色んな人に会っています。GW中には札幌と小樽の間の銭函という町に住む友人家族、伊地知さんに会いに行ってきました。彼らはコンサルタントと古本屋業の2足のわらじ生活をしていて、秋のオープンに向けて現在建築中の店舗兼住居を見せてもらいました。銭函、名前がもうすごいですね。銭の箱です。昔ニシンが沢山捕れた頃、漁師の家に銭箱が積まれていたからそうです。北海道、特に日本海側はニシンマネー、ニシンドリームの名残りを色んな所で見られます。

あ、その伊地知夫妻は自分たちの家を委託とDIYの間のような感じで建ててます。間 いいですね。隙間ですね。ドゥルーズ先生も言ってましたね。"と"の話を。

札幌"と"小樽 委託"と"DIY コンサル"と"古本

to

住居と店舗の間に家一軒分くらいの大きな隙間が空いていて、そこから夏は海から、冬は山から風が通るようになっているんです。風通しの良く清々しい家です、鼻水垂らすくらい風が通ります、人も家も代謝がいいんですね。私たちが伺ったときもひっきりなしに人が出たり入ったりしてました。人のDIYを見ていると本当に面白いです。DIYは完結しないんですね、10年経っても20年経っても途上の仕事、進行形なんですね。あぁ、ガウディも伊地知さんも私も皆同じなんです。ライフ イズ サグラダ・ファミリアです。10年間DIYしていて、蟻の巣をどうするかで悩んでいる人の話を聞きました、ジェノサイドです、城を建てるにあたっての昆虫大虐殺、哲学的命題ですよ。伊地知さんの話でした。彼のその新居店舗の例の隙間で"小屋作りワークショップ"が開催されるそうです。流れが来ていますね、はい、迷わずこの波に乗ってみようと思います。猫の家から始まった0円劇場プロジェクトですが、次は小屋作りにいけそうです。古本屋さんの「DUAL BOOKS」は今秋オープンだそうなのでぜひ行って見てください。

今日はサクッとこの辺にしておきます。

皆さん良い一日を

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?