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Vue.js v-tokyo Meetup #19 を開催しました

こんにちは!Vue.js 日本ユーザーグループの tutti (@tutti2612) です。

この度、3月6日に Vue.js v-tokyo Meetup #19 を開催しました。今日は、その様子を皆さまにお届けします。

今回は「Vue.js 3.4 をキャッチアップしよう!特集」と題し、Vue Fes Japan のオーガナイザーである kazupon 氏がメインセッションを務めました。Vue.js 3.4 の新機能や変更点について、詳細かつわかりやすい解説がなされました。それに加え、Vue.js に関する様々なセッションやライトニングトークも行われ、参加者同士の知識の共有や交流の場となりました。

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今回のイベントは驚くべきことに参加率が9割を超えました。当日ご参加いただいた皆さまには心より感謝申し上げます。
また、会場スポンサーをしていただいた OPTiM 様、スポットイベントスポンサーをしていただいた STORES 様にも心よりお礼を申し上げます。


会場の様子

今回のイベントでは、会場スポンサーとしてご支援いただいた OPTiM 様のオフィスを使用させていただきました。

オープニング

Vue.js 日本ユーザーグループの代表である kazupon 氏が舞台に立ち、開会の挨拶をしてくださいました。さらに、会場を大いに盛り上げるサプライズも!
なんと、「Vue Fes Japan 2024」の開催が発表され、参加者からは大きな歓声が上がりました。

Vue Fes Japan 2024 開催決定!
kazupon 氏

会場スポンサーセッション

最初のセッションは 西村 氏による「Vue.jsを用いて数万の農地のデータを数秒で表示させるまでのカイゼンの軌跡」でした。

西村 氏

西村氏のセッションは、Pinia を利用してポリゴンデータを効率的に管理し、その結果、表示速度を大幅に改善したという内容でした。特に印象的だったのは、「推測するな、計測せよ」という有名な格言に従い、実際のデータに基づいて改善策を導き出していた点です。このアプローチは、技術的な課題への対処方法として非常に学びになりました。

LTセッション1

続きまして、LTセッションが行われました。
トップバッターは にしはら 氏による「defineModelを使って気軽にコンポーネントのv-modelをやろう」の発表でした。

にしはら 氏
自作のTシャツだそうです

にしはら 氏の発表は、Vue.js 3.4で導入された新機能「defineModel」を用いて、v-model をより簡単に活用できる方法についての解説でした。v-modelは Vue.js の特徴的な機能の一つであり、これがさらに使いやすくなることは、私たち開発者にとって非常に嬉しいですね!

LTセッション2

続きまして、にー兄さん 氏による「軽率にVue 3でリアルタイム3Dアプリを作れるライブラリを作ってみた」の発表でした。

ニーニイサン 氏

自作ライブラリである「BabyuewJS」についての発表でした。BabyuewJSは、Babylon.js を Vue.js でより扱いやすくするためのライブラリです。このライブラリについて詳しく解説した書籍を技術書典15で発表しています。この機会にぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

LTセッション3

休憩を挟みまして、続いては キクオ 氏による「BuefyのMaintainerを引き継いだ件」の発表でした。

キクオ 氏
Buefy 知ってる人〜?

著名なライブラリである「Beufy」のメンテナンスを引き継いだ経緯についてお話ししていただきました。まさかこのような有名なライブラリのメンテナーが日本人であるとは、思いもよりませんでした。
ご試用、コントリビューションをお待ちしていますとのこと。ぜひこの機会に、Beufy の世界に足を踏み入れてみるのはいかがでしょうか。

LTセッション4

最後のLTは オカメ 氏による「vue3-openlayersを使ったGISシステム開発」の発表でした。

オカメ 氏

Vue.js を活用して気象情報のビジュアライゼーションシステムを開発した経験について話していただきました。「openlayers」というライブラリを Vue.js で扱いやすくするためのラッパーライブラリ「vue3-openlayers」の使用が紹介されました。Vue.js のエコシステム内で様々なライブラリが簡単に使えるようになるのは、開発者にとって非常に魅力的なポイントですね。

スポットイベントスポンサーセッション

続きまして、スポットイベントスポンサーである STORES 様によるセッションが行われました。wattanx 氏が登壇し、「Nuxt Test Utilsを使ったNuxtアプリケーションテストの効率化」という題で貴重な知見を共有してくださいました。

wattanx 氏

Nuxt のテストをより簡単にするライブラリ「Nuxt Test Utils」に焦点を当てた内容でした。Nuxt の独自機能に関するテストはこれまで一定の複雑さを伴っていましたが、これらの課題を解決する手段が提供されるのは大変心強いですね。

メインセッション

いよいよメインセッションです!
kazupon 氏による「Vue 3.4」の発表でした。

kazupon 氏
皆さん聞き入ってますね〜

Vue.js 3.4 における変更点を丁寧にまとめた発表でした。これらの変更点はVue.js の公式ドキュメントを参照することで知ることができますが、日本語での丁寧な解説を聞くことで、より深く理解することができました。エキスパートによる日本語での解説は非常にありがたいです。

じゃんけん大会

セッションの締めくくりとして、Vue Fes Japan のオリジナルグッズが賞品のじゃんけん大会が開催されました。

恒例となりつつあるじゃんけん大会
Vue Fes Japan 2023 スタッフTシャツをプレゼント

懇親会

じゃんけん大会の興奮が冷めやらぬ中、懇親会が始まりました。目玉は、まい泉のハンバーガーの山と、会場スポンサーである OPTiM 様からの特別なおもてなし、自社で収穫したお米をふっくらと炊き上げて振る舞っていただきました。懇親会でこのような温かいお米をいただけるのは、とても新鮮な体験でした。
今回提供していただいた、スマート米の詳細はこちら

まい泉のハンバーガー
これは…?
米!
OPTiM 様が自社で収穫したお米を炊いて振舞ってくれました!
ハンバーガーを片手に談笑

おわりに

久々に開催された v-tokyo でしたが、予想以上の参加率を見て、Vue.js コミュニティの勢いを感じました。さらに、Vue Fes Japan 2024の開催が発表されましたし、これからも Vue.js コミュニティを盛り上げていきたいですね!
Vue.js 日本ユーザーグループは Vue.js コミュニティをさらに盛り上げていくために活動を続けていきます。最新の情報は 公式 note公式 𝕏(旧 Twitter)アカウントで随時更新していきますので、ぜひフォローしてくださいね!

参加者みんなで Vue ポーズ!


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