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虹ヶ咲 4th LOVELIVE! "信じるということ"
どうもつちみんです。
今回は虹ヶ咲の4thライブに参加してきたので感想を書き残しておこうと思います。
私はそもそも今回のライブへの期待値はそこまで高くありませんでした。
理由は想像がつくとおり、スクスタの2ndストーリーならびに絆エピに両手を上げて楽しんでいなかったからですね。
けど4thライブ、めちゃくちゃ良かったんです。
どんなところが良いと思ったのか、ライブ見終えたあとで色々考えてみたので、印象的なところを要点で書いていきましょう。
それではスタート。
開幕演出の良さ
冒頭で2ndストーリーを全部楽しめなかったと言いましたが、すべてを否定しているわけではないんです。
ミアの加入エピソードはとても感動出来ましたし、ランジュの加入エピソードも、これをやるなら今までのストーリーをもっと丁寧にやってくれよ、もったいないな。
そういう感想です。
ランジュとミアが加入することに何ら抵抗はなかったですし、キャラが登場した時点で加入する話になるんだ、とは想像できていましたからね。
ミアランジュの絆エピは徐々に絆が深まっていく感じがやっぱり良かったですし。
ステージの10人に向かって出島ステージから合流する内田さんと法元さん。
それを迎える小泉さん。
近づいていくに連れて徐々に高まる会場のボルテージ。
とてもエモーショナルなシチュエーションです。
なぜなら私達はキャストのバックボーンも想いの強さも知ってしまっている。
Aqoursのオーディションで落ちてなお、虹ヶ咲に挑んで掴んだ小泉さん。
オーストラリアから単身電撃で声優に挑んだ行動力の鬼、内田さん。
ラブライブの最古参レベルで作品ファンの法元さん。
しかもスクスタの途中からの採用ではなく、3キャラとも初期構想から日の目を見ることなく4年ほど寝かされていた。
(これはスクスタくんほんとに悪い)
それが、ようやく、ようやく合流できた。
そんなバックボーンを知ってしまっているので感動しないわけがないんですよね、ニクいです。
シリーズのライブの中でも上位に入るくらい、印象に残る開幕演出でした。
L!L!L! (Love the Life We Live)
この曲名、もうとっくに誰かが話題にしてると思うんですがあらためて、意味を考えてみたいと思います。
まず”Love the Life We Live”を調べるとこれには元ネタがあるとわかります。
Love the life you live, Live the life you love.
自分の生きる人生を愛せ、自分が愛する人生を生きろ。
https://www.luckyroundtattoo.com/phrase/love-the-life-you-live.html
これです。
私も調べて知ったんですが、レゲエの神様とも呼ばれるボブ・マーリーの言葉です。
人気のある言葉だったんですね。
意味は書いてあるとおりです。
そしてLove the Life We Liveを直訳すると、
私達の生きる人生を愛せ。
となります。
そして元ネタには続きがあるので、続きの部分をLive the life We love.にすると、
私達が愛する人生を生きろ。
となりますね。
それじゃあ、私達が愛している人生とはなんだと考える。
ラブライブ! School idol project
もうこのタイトルそのものですよね。
スクールアイドルとして輝きの季節を生きることを愛せと言っている。
だから歌詞で「I LOVE! LIVE!」と歌っている。
このボブ・マーリーという人は音楽を通じて差別をなくし、同じ人類として生きようとメッセージを歌に込めていた人です。
それをラブライブの文脈に入れて、かつ開幕で12人になる演出を行ったあとでこのL!L!L! (Love the Life We Live)を披露される意味はもうおわかりですね?
スクールアイドルとして一緒に夢を叶えていこう
そういうメッセージがあったんですね。
「音楽を通じて」なんてまさにプレイヤーである「あなた」の部分ですよね。
世界的作曲家のミアでさえ理解出来なかったもの。
最後まで「あなた」を理解できなかった何でもできるランジュ。
それを「あなた」が持っていて、作曲家としてのファンの立ち位置で、音楽を通じて、スクールアイドルの良さを伝えていったんです。
二日目のセトリのがよく感じた
一日目と比べて、二日目のごちゃまぜセトリのほうがなんかよく感じたんですよね。
まずなんで大幅にガラッとセトリが変わったのかの理由が浮かばなかったんですが、なんとなくで考えると
一日目:絆エピのフィルムフェスに準拠
二日目:2ndストーリーに準拠
みたいな形だったのかなと思います。
この辺はよくわからんので本編パート中にユニット曲が入っていることの大雑把な理由です。
2ndストーリーはミアランジュの加入ストーリーでもありましたが、ユニット結成の話でもあったので。
それでなんでよく感じたのか。
一日目のセトリ
これは個人的感想で、絆エピの内容がちょっと薄かったんですよね。
肝心のフィルムフェスの盛り上がりが欠けていたような気もします。
フィルムフェスの投票企画も存在すら忘れていましたからね……。
(これは私の怠慢)
曲はいい、パフォーマンスもいい、けどバックグラウンドのストーリーが弱かったので印象が薄く感じた。
もう少しフィルムフェスティバルに説得力があれば、とおもいます。
アンコールも良かったは良かったんですが、なんか物足りなさがありました。
コンセプトを重視したら小綺麗にまとまりすぎた、と言えそうです。
そもミアランジュはフィルムフェスティバルのストーリーがありませんからね、それも原因かもしれません。
二日目のセトリ
栞子スタートで昨日と違う!と度肝を抜かれたソロパートの開幕。
DiverDivaが出て来たときの変則的すぎる二回目の衝撃。
16曲を連続でやるソロ主体の虹ヶ咲だからできる暴挙。
型があるから型破りとなる。
型がないのに好き放題にやるのは型なしだ。
二日目のほうがよく感じたのって一日目という型があり、
それを破って虹ヶ咲にしかできない強みで殴りつけてきたから。
そして、
Happy Nyan! Days
Twinkle Town
祭花 -saika-
の披露もあり、ユニットライブに行けなかった人の救済もありました。
救済ありがとう!!!
全員で猫耳とかいう禁止カードのせいで寿命が縮んだよ、ありがとうな!!!!
リアルでヒュッって口からなにか出たよ、ヒュッって。
二日目だからのMCの内容(別記事予定)
お知らせからの二期PV
以上の出来事からの、
虹ヶ咲のストーリー、あなたと叶える物語の文脈がすべて乗る
Just Believe!!!
説得力がありすぎます。
なんにしろ、一期の出来の良さを知ってしまっているので二期を信じて!って未来を示されたら、信じるしかないでしょう。
そこが一番でかい。
だから、二日目のほうがよく感じたんですね。
逆に二日間とも見たから生まれた相乗効果みたいなものがあったと思います。
キャスト同士の仲の良さ
虹ヶ咲というのは、改めてスクスタに振り回され続けてきたんだなっておもいます。
延期がなければ、初期の虚無の時空はなかったですし、活動していくにも、もっと楽でした。
2ndストーリーが炎上するような内容を含んでいなければ、余計な気を回すこともなかった。
ファーストシーズンがよく出来ていたからこそ、期待を裏切られたような気持ちにもなりました。
その時の気の高ぶりで残っている攻撃的なツイートはここにて謝罪します。
が、当時の落胆とした気持ちも事実です。
失礼、話がそれました。
ニジガクキャストは不遇に見舞われたときに団結して乗り越えてきた歴史があるので、仲の良さが際立っていると思います。
Twitterの同時試聴会とか、あれギャラが出る仕事の範疇だと思う(思いたい)んですが、参加予定者じゃない人も参加し始めてほんと君たち仲いいなっておもいました。
12人って大所帯だと思うんですが、この人数で女性が集まって不仲が聞こえてこないってすごくないですか。
ニジガクだけに限ったことじゃないんですが、ラブライブキャストってあんまりそういう話聞かないですよね(μ’s時代はいくつかありましたが)
仮にあったとしても作品のノイズにしかならないので、表に出てこないようにしているのは偉いです。
まとめ
LLLの項目で触れた、ボブ・マーリーの「Love the life you live, Live the life you love.」って虹ヶ咲初期構想からあったんじゃないかって思いますね。
アニガサキでも高咲侑は音楽の道に行くことが語られていますし、虹ヶ咲のコンセプトの中に最初からあっても不思議じゃないなっておもいます。
途中から引っ張り出してきたなら、うまくこじつけたなって関心してしまいます。
虹ヶ咲スクールアイドル同好会の総括としての側面もあった今回のライブ、アニメ二期への気持ちを説得力を持ってJust Believe!!!を浴びれたことを嬉しく思います。
ねぇ どんな奇跡でも叶えてみようよ
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