2ブロなんとか安く遊べないかの悪あがき

2ブロックの環境の動き方からなんとか最小限のコストで遊べないかみたいな話をします。

2ブロックの環境の傾向

 如何せんまだ2年足らずしか行われていない2ブロックですのでこの話が覆ることは十分に考えられますが、2ブロックの強いデッキは時期毎に傾向が出てると考えています。
 これはどのようなデッキのカードから販売されていくかといった要素が影響しているためと考えています。例えば4月のブロックの最初の弾ではどのようなデッキに強化が入るでしょうか。
 まず考えられるのは前環境で使われていたデッキで基盤が残っているものです。特に12月の弾で完成したデッキなどは次のシーズンでも使われる事を想定して刷られているため、ここで強いカードが配られます。
 次に考えられるのはアグロに当たるデッキで強いカードです。今シーズンでいうところの赤白ゴゴゴなどがそれに当たると思います。アグロのようなアーキタイプはデッキを成立させるために絶対必要なカードの枚数が少なく、打点を押し込めるカードが存在すればデザイン上十分にカードが出揃っていない状況でもデッキとして成立します。
 そのためスタートデッキとパック一つのみ刷られている環境でも新たなデッキが成立する場合が多いです。また、スタートデッキのうち一つはアグロが販売される事が多いです。これは新規参入を補助する目的などが考えられます。そのため新ブロック販売直後の環境は、前環境後半で強かったデッキと新規カードを加えたアグロが強い環境となりやすいと考えています。
 また、コンボデッキなどの一定のターンまでに勝負を決めるデッキは、前環境で存在したデッキでも、パーツの一部が落ちてしまうため再現性が下がるなどの理由により環境から落ちていく場合が多いです。また、新ブロックで前環境で強いカードに対してのメタカードが刷られる事もそれに起因していると考えます。
 そのためこのような環境では新しく生まれるアグロに強く出れるトリガービートのような受けの強いデッキも存在する事が可能だと考えられます。
次にエクストラパック挟んだ後の2弾後あたりです。
 この辺りで新しいアーキタイプが成立しだします。(今年であればドラガンザークなど)また、トリガービートのような受け身なデッキはこの辺りから立ち位置が下がってきます。
 3弾目が出たあたりで環境が大きく変化します。今回ですとシータミッツァイルの登場です。また、青単や赤青ジョー星のようなレンジの早いコンボよりのアーキタイプも完成しだします。この辺りで発売されるエクストラパックの影響も大きく、印鑑パラスギミックやリリアング、今年だとマグナなどがそれに当たります。それに伴って前環境のアーキタイプは下火になっていきます。今年ですとバラギアラなどですね。
 4弾発売後の環境は今ブロックの集大成とでもいうべきアーキタイプが誕生します。今年ですと多分零龍や新規ジョーカーズのデッキなどがそれに当たるのでしょう。

 抜けや穴はありますが概ねこのような動きを2ブロック環境は1年を通して行ってきました。この動きは販売の都合などが大きく影響してきますので販売サイクルなどを大きく変えない限りある程度同様の動きをすると考えられます。


デッキの持ち方

 これを受けて、2ブロックでのデッキを持ち方を考えていきたいと思います。2ブロックで大きく環境が切り替わるタイミングは3つあります。
 前ブロックが落ちた後新弾が発売されるタイミング、3弾とその次のエクストラパックが発売されるタイミング、4弾発売後のそのブロックの最終段階と言えるようなアーキタイプが定まったタイミングです。
 もちろん、厳密にはその隙間隙間で大きく環境が切り替わる事がありますが、その発生ペースと比べて、販売の都合でアーキタイプが切り替わるタイミングは年ごとでの変化が少ないと考えられるためそちらのみに注目して考えていきます。
 この切り替わりを区切りとして考えると1年を3つのシーズンに分けて考えます。月で表すと4−8、9−11、12−3、のような形ですね。前例が少ないので豪語できるわけではないですがアーキタイプの賞味期限はこの区切りでいうところの2シーズン前後と考えています。
雑ではありますが2年で3回デッキを持ち変えて行けば2ブロックの環境で遊び続ける事ができるのではないでしょうか。
 ではどこで持ち替えるのが最適なのか。ここでは2ブロックをやる理由の一つである権利戦にターゲットを合わせて考えていきます。
 権利戦が行われる時期は1シーズン目の終わりと2シーズン目です。ここで勝つのを第1目標、エリア戦の時期が2シーズン目の終わりから3シーズン目のはじめに当たります。ここで考慮すべきはエリア戦の開催時期です。これは4弾に当たる弾の発売後に開催されるかどうかが分かるのが権利戦の後ごろのため、2シーズン目に開催されるか3シーズン目に開催されるかが分からない状態でデッキの持ち替えの予定を考えなければならない事になります。
 これを考慮した時私が良いと思っている持ち替え方は1シーズンと3シーズン、次の2シーズンという持ち替え方と、2、3シーズンでそれぞれ持ち替えを2年続けて行うの2択です。
 前者の場合、エリアのタイミングによっては4デッキ目を組む必要があったり、権利の段階で多少立ち位置の悪いデッキを握るはめになる可能性があります。
 後者の場合、権利戦、エリア戦では、各タイミングで良いデッキに持ち替えて行けば良いため上に比べて権利戦向きではあります。ただし確定で2年で4回持ち替える必要があるため今回の目的である安くあげられないかという条件からはいささか離れています。

 よって私は1、3、2で持ち替える方式を推奨します。
 勿論来年はどうなるか分かりませんし、4弾で出たアーキタイプが弱かった場合はどうしようもないので予定を変える必要があります。しかし遊んでいくために新しいデッキをいつ組むかの大まかな予定をあらかじめ組んでおけば、それに備えて安いうちカードを揃える、高いうちにデッキを手放すなど遊ぶコストダウンに繋がって遊びやすくなるかなと思い、本稿を書きました。
 如何せん特に結果を残しているプレイヤーではないためメタゲームの変化などにガバガバなところは多々あると思いますがその辺りは多めに見て頂けると幸いです。




コンダマ再録しないかな・・・

 


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