DMPランキングサブ垢問題で論じるべき問題について

これ以外にも問題点はあるはずだし論じるべきだと思いますがうやむやにならないうちにわかってる範囲でまとめます。
ここで論じたい話題は話題の某氏がどうこうではなく、サブ垢の存在が認知された上でどういう問題が発生する可能性があるか、という点です。
そのためその件については深く言及しません。処罰を下す権利は我々にはなくCSなどの主宰やデュエルマスターズの運営です。
我々がすべきことはサブ垢のどういう点が問題かという点でありそれへの認知を深めることで類似の事件を抑制することだと考えています。

サブ垢を運用するということの何が問題か

規約上で禁止されているというのはもちろんですが、今回はそこではなく、サブ垢が運用されるとどのような問題が発生するかについて言及します。

サブ垢でできることは架空の参加者を作成することです。これにより枠の譲渡や販売、運営と協力し組織内でプロモを獲得する、csの参加人数のかさ増し、特定のCSに対しての嫌がらせ、参加人数をコントロールすることで大会を自分の有利に進める、などがあります。

特にこの中で言及するべきは枠の譲渡販売と運営と協力した不正です。

枠の譲渡販売について

枠の譲渡は今回の事件でも話題に上がったとおり、他の参加者の参加を妨げることになります。
またその枠を他者に向けて販売することで利益を上げる事も可能になります。
さらにこれを運営と協力して行えば金銭を払っていれば受付が確実に通るような構造を作ることができます。
この場合、運営ではない別の人間を用意していることになるため、ことが発覚しそうになればその人を切ることで逃げることが可能なため悪質性は高いです。

運営と協力した賞品提供関連の不正

これがサブ垢の運用方法として最も悪質な利用方法だと考えています。
複数のアカウントを自大会に忍ばせて置き、抽選の当たりにそのプレイヤーを混ぜて置くことで賞品を実質的に提供せずに利益を上乗せすることが可能です。
上記の手法はリモート大会でなければ成立しづらいですが、オフラインの大会でも複数アカウントで受付アタックを行うことで運営と協力している人間を参加させやすくし、マッチングなどでそのプレイヤーへ有利に働くように仕向けることで同様の不正が可能です。

上記のオフライン大会での店舗と協力した不正は過去に疑惑が上がった事件がいくつかあります。
これらからもわかる通り、サブ垢を利用する以外にも出場者と主催が協力することで行える不正が多く存在します。

今回の事件で最も言及するべきはこのような問題の多くが見逃されてきた、もしくは発覚しづらい構造が存在する点です。

これは人口の多い地域と少ない地域それぞれで別の理由で発生する他、システム上の問題でもあります。

そのため今回の件を個人の失態と捉えるのではなく、不正が行いやすい構造が存在することが問題であると認識するべきです。


話題になっているうちに問題提起するべきだと考えたため取り急ぎ執筆しました。至らぬ点、間違っている点等含め話題に上げて頂けると幸いです。

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