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戦わずとも人は死ぬ

https://twitter.com/moroqma/status/1157253907703140353?s=21

「戦争はいけない」みたいな話が、おれの心にまったく響かなくなったのは「平和な時代でも人は人を殺す。山ほど殺す」ことを知ってからだと思う。ただし、銃ではなく金で殺す。戦時中は経済格差が均されるが、平和だと広がるという話。

その主因はおそらく国民兵士に広範かつ手厚い社会保障が付されるからなのかなと。「国のために死んでくれ」と国が言うならば、兵士やその家族に報償を与えないわけにはいかないもんな。

今も年間数万人が自殺してるわけなんだけど、おそらくその多くは経済的理由なのであって、それって規模的には内戦と変わらんのですわ。

しかし、どういうわけだか武器ではなく金で死んだ者に人々の多くは冷淡で、自己責任論が広範に適用されたりするんだよね。

ちなみに冒頭のリンクにある「暴力と不平等の人類史」という本、気になるから読みたいんだけど、6000円くらいしやがる。おいそれと買えねーよっていうね。

そういえば、今日は広島原爆の日か。原爆が落ちても落ちなくても、人は人を殺すんだから虚しいことこの上ないよな。

平和式典の「誓いの言葉」を大人に言わされる学生さんもいい迷惑だよな。平和であろうがなかろうが殺し合いをやめられないのは、他でもない大人たちなのにな。

お酒を飲みます