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オイパラ不動産日記🐰12日目(首吊り物件よりその隣がヤバかった編)

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今回は奈良県の自殺物件を見に行って来ますた!(490万4DK駅から徒歩20分)

ゆーて、自殺が出たのは20年前でその後は家族がフツーに住んでいたとのこと。

ちと辺鄙なところで道も狭い、一応駐車場あるけどまあまあ停めにくい。我が家から下道で90分くらいかかるんで管理が少しめんどいなどマイナス要素が多いためおそらくは見送り案件だ。

死因は首吊りらしいのだが仲介不動産の担当に「どこの部屋だと思う?首吊れそうなとこ探そうぜ!」と促してたら「僕こーゆーの苦手なんです…この家辞めた方がいいす…」とか言い出した。売る気あるのか

リフォームが入っていたので中身は綺麗だったのだが、なんとなくイヤーな雰囲気があって帰り道で「肩重くね?重いよね?」と担当に話しかけたら「やめてください…」とわりとマジで嫌がられた。「残穢」と「黒い家」という映画もついでに勧めといた。

この家より怖かったのはその隣の家で、障子がビリビリで窓もドアも全開なのである。不用心というレベルではない。

でもとりあえずインターホン鳴らして住民トラブルの有無を訊ねてみようとしたところ、2階から「はい」という野太い男性の声が帰ってきた。

仲介「隣の家を見にきたんですが住民トラブルなもありませんでしたか?」

男性「いやないですね」

仲介「そうですか…ありがとうございました…」

結局、男性は2階から降りてくることなく、それでも無難な受け答えは帰ってきたのだが、あくまで顔を見せないという妙な頑なさがあった。

あと裏が崖で少しひび割れもあったし、色々嫌な予感もするのでやっぱり結論は見送り。

「むしろ今までの家はかなりマシだってのでは?」と再確認させられる内覧であった。不動産日記はそのうち続く。


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