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オイパラ不動産日記🐰1日目(駐車場バキバキ傾き酷すぎゴミ屋敷編)

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もともと博打だの投資だのというマネーゲームは嫌いじゃないし、そんなに負けることもないので前から興味のあった戸建て投資を勉強してみたんですな。

一応なんもわからん人のためにざっくり説明しておくと、一軒家を買い上げそれを人に貸して家賃収入を得るというものだ。じつにシンプル。

とくに中古戸建てはアパートなどに比べて廉価で入居需要も高く、ビギナーが参入しやすいという特徴がある(といっても数百マンの自己資金は必要なのだが)。

もちろん、より安く買ってリフォームなどで物件価値を上げて、より高く貸せればより儲かりやすいわけだが、修繕費や不動産仲介料や税金などの経費もそれなりに掛かるため、そこを圧縮出来るかが肝となる。

そこでおれはYouTubeやら書籍やら先輩大家たちからいくばくかの知見をいただいて、いざ近所の売り物件まで内見に行ってみたというわけ。

流れとしてはSUUMOとかアットホームとかgoo不動産みたいなポータルサイトで条件検索を行い、気になった物件を管理してる不動産屋に連絡して、現地案内してもらう感じ。

電話対応も実際案内してくださった営業マンも非常に感じが良かったし、わからんことはとりあえず聞いてみると答えてくれることも多いので、少しでも興味のある人はあまり気張らずに行ってみたらええんちゃうかな。

んで、一軒目は600マン築45年くらいの3DK戸建てだったわけだが、さすがに古くて汚く残置物(前の住人が残していったゴミ)モリモリであった。

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風呂桶は穴空いてるし、トイレは今どき和式のボットン便所、階段は急だし、なにより家全体の傾きがひどい。中でもいちばん酷かったリビングでは直立してるだけで平衡感覚が狂って酔いそうになってしまった。床が目に見えて波打っているレベルなのだ。

一応駐車場付きなんだけど、地盤の歪みによりコンクリはバキバキに割れてくの字になっており、今後さらに悪化することが予想される。よって多額の費用をかけて直したところで、じきにまた割れてくるという悪夢のイタチごっこが発生する可能性が高い。

急斜面に建ってる家で学校や商業施設もそんなに遠くないんだけど、なんというか「ゆっくりと滑落しながら坂の下へ徐々に吸い込まれつつある家」だったのだ。もうそうなってくると軽いホラーなんだよね。

よく言われることだが「急坂の家は簡単に買っちゃいけないんだな」と改めて思ってしまった。ましてや、ほぼ半世紀前の家だもんで「中卒の大工がなんとなく勘で建てました〜」みたいなケースも大いに考えられるらしい。今の建築方式ならばもう少し丈夫かも知れんけども。

ところが、古戸建ってのはボロくてゴミだらけみたいな物件はどうやら当たり前のようで、そーゆーのは捨てて/切って/貼って/隠しての表層リフォームやホームクリーニングで意外となんとかなるらしいんですな。どんなに汚くても内装だけなら100マン以内でわりと綺麗になるとのこと。

ところが、水回りとか基礎とか重度の傾きみたいなのを直すのはとってもお金がかかる。築古戸建投資のキモは修繕の目利きなのだ。

よって、安いからといってロクに吟味せずに買うと、重大な瑕疵を直さないことには客が入らず死亡。直したら直したで死ぬほど金掛かってやっぱり死亡みたいなことになるわけだ。

つまり、安い物件にはたいてい安いなりの理由があって、その中から磨けば光るオンボロを買わなきゃいけない。

まあまあ怖いけど人生勉強になるし、そうやって経験を積むと投資目的ではないマイホームについての造詣も深まってくる。

具体的に言うと、まず「家の中にゴミを溜めるのは金を捨てるのと同じ、スペースイズマネー」ということだ。

だって残置物処理って業者に頼むと数十万掛かるし、売るにも貸すにも汚い家は物件価値が下落しちゃうからね。考えてみれば当たり前の話なんだけども。

よって、我らがオイパラ一家はその内見以来たいへん意識が高まってしまい、家の中のゴミをとにかく捨てまくって整理整頓を毎日心がけるようになった。とてもいいことだ。

また、購入/賃貸論争というものがあって、要は「自宅を買うか借りるかどちらがお得か?」というトピックなのだが、これには第三の選択肢があることを多くの人は気づいていない。

すなわち「買ってから貸す」というものだ。

たとえば、おれ名義の実家はいま両親だけが住んでいるわけだが、もう70を過ぎているのでじきに階段も上がれなくなるし、介護も必要になるかもしれない。なにより年寄り二人に築浅4LDKは広すぎるし、少しもったいない。

そこで手狭な古物件を買って年寄り向けにリフォームを行い、親をそちらに引っ越させて実家は貸しに出せば、おれの手元に残る金はかなり増える筈なのだ。

また、マイホーム購入時に投資家目線があれば、ハウスメーカーの新築戸建よりも、中古物件を地元の工務店や大工に依頼してリフォームを入れたほうが遥かに安く収まることに気付くかもしれない。

もしくは、将来的に貸家にする可能性を考えて、駅近や商業施設、学校の近くに居を構えようとするかもしれないし、昨今の乗用車の大型化を鑑みて駐車場を広めに取るなどの工夫を凝らすこともあるだろう。

なんせ、住居というものはたいへん金がかかるため、知識を増やせば増やすほど得する金は莫大なものになってくる。

さらに断熱リフォームや、介護向けリフォームなどには行政から助成金が下りることもある。いずれも数十マンから得をする話なのは少し考えればピンとくる筈だ。そして、家族が多ければ多いほど不動産に対して動く額は大きくなる。

ここまで読んで「あーこれは不動産勉強せなあかんわ」と思った人は今すぐYouTubeで「戸建 投資」とか「リフォーム 相場」などで調べてみよう。十時間くらいながら聴きするだけで、あなたの生涯において数百万〜得する話がたぶん出てくるはずだ。

おれがよく見る不動産投資系オススメYouTuberも一応書いておこう。

サーファー薬剤師

みわ不動産

ウラケン不動産

などなど。

以上、不動産に興味のある諸兄への参考となれば幸いである。今後も内見を繰り返しながらnoteやTwitterで報告してゆくつもりであるため、是非ともご注目いただきたい。

それでは、また次回


お酒を飲みます