平素よりお世話になっております。
経営学部ビジネスエコノミクス学科4年の梶原健太郎です。
先日のブログでは、同期の小野拓実が、自身の入部動機と部活動を通して得られた事を、たくみらしく素直な言葉で綴られていました。
彼は後悔を口にしていましたが、私からすれば4年間部活を辞めずに最後まで続けてるだけで凄いなって。いつも優しい笑顔で話してくれるたくみが私の癒しでした。
さて、気付けば引退からはや二週間が経ちました。たまに学校で後輩たちを見かけただけで、すでに懐かしい気持ちになります。
偉そうに「引退」と言っていますが、私は入部して僅か一年足らず。同期の4年生と比べると部活にかけてきた時間は短く、何を人に語れるのか、少し不安に思いながらnoteを書き始めました。
ですが書き連ねているうちに、その短い期間の中でも大切にした想いと、確かに積み重ねてきた感情がありました。
拙い文章ではありますが、時間の許す限り読んでいただけると幸いです。
ここからは以下3点について書かせていただきます。
①入部経緯(自己紹介noteさぼってしまったのでかかせてください)
②一年の振り返り
③後輩たちへ
①入部経緯
約1年前、大学三年の九月に私は初めて部活に参加しました。
それまで私は、理科大のインカレサークルであるFC.POSに所属し、月に二回ほどサッカーをしていました。
サークルに対しては、やはり「緩く」「遊んでる」イメージを持たれやすいです。ですがここのメンバーはそんなイメージとは少し異なり、飲み会もろくにせず純粋にサッカーだけをしにきて、練習が終わったらすぐ解散するようなメンバーでした。
そんな環境が私にとっては凄く居心地がよく、大切な思い出も沢山出来ました。
ただそんなサークルも三年生の後半になり残り僅かとなっていた時、一個上の先輩である松本遼君と知り合いました。
サッカーの話をしたところ、一度体験においでよと声をかけていただきました。初めは三年生からなんて考えられないと思いましたが、一度体験してみれば何か変わるかも知れないと考え、参加してみました。
そしたら、一発でこの環境でやりたいと思ってしまいました。
「学生主体だから」とか、「本気でプレーしている」とかとは少し違って。
サークルだって学生主体だし、本気でプレーしてる人ばかりだし。
ただ、やっぱり部活の人は「生活の中心がサッカー」であり、そこで会った人たちは1人1人が日々の生活からこだわりを持って大学生活を過ごしているように感じました。
それがとても充実していそうで、自分もそこに混じってもっとサッカーがしたくなりました。
サークルは最後、中途半端な形で終わってしまいました。後悔はしていないけど、最後わがままに巻き込んでしまって申し訳ない。
②一年の振り返り
入部してから、あっという間の一年でした。
私がこのチームで残せた成績は、一部から二部への降格。
「チームの力になれるように」
入部して最初にこう挨拶したのに、有言実行できず。最後の試合は惨敗で、ふみくんや遼さん始めここまで理科大を導いて支えてくれた人に対して不甲斐ない気持ちがあります。
それでも、私は部活に入って良かったと心の底から思います。
だって死ぬ気で走ったから。一試合も手を抜いたことはない。ここだけははっきり言えるので。
怪我や、サテライトとの行き来で苦しく感じる瞬間ももちろんあったけど、スポーツなんて苦しいもの。勝負の世界だから、試合に出るために周りより上手くならなくちゃいけないし、試合に勝つために相手より良いプレーをしなくてはいけない。
その環境で一年間、やり抜きました。
ただ、やっぱりもっと勝ちたかった。
サッカーを続けてきた人なら分かるかな。
頑張って頑張った結果、試合に勝った時に感じる、感情が体から湧き上がるあの瞬間をもっと味わいたかったです。
③後輩たちへ
最後に後輩たちへ、二点メッセージを書かせてください。
説教臭くて少し嫌かもしれないけど、読んで欲しいです。
1.理科大はチャンスで溢れている
理科大サッカー部であれば、どの人でも絶対試合に出場できます。
今いる1年生から3年生まで全員、サボらず地道に練習に取り組んでいれば、必ず試合に出場できます。
試合に勝たせることは出来なかったけど、その点だけは自分が証明できたと思っています。
確かにグラウンドはない上、監督もいない。
一見恵まれていないように見れるけど、でも強豪校みたいに大人数でもないし、みんなが好きなサッカーの試合に出れるチャンスは平等にあります。
これって最高な環境だから、諦めることなく最後の最後までサッカーを本気でやって欲しいです。
2.成長はスタンスで決まる
自分が大事にしている言葉で。
似たフレーズは沢山あるけど、私はこの言い方が気に入っています。
部活でもサークルでも、どんな環境でも、自分が飛躍できる場所になりうる。ただそこで自分を変えられるかは、全て自分次第です。
認めてもらえず腐っていてもしょうがない。なぜ選ばれないのか、なぜミスをしたのか、自分に足りない点は何か、そこを埋めるためにどうすれば良いか。考え続けて、自責で物事を繰り返し考えてください。
サッカーが上手くなる人は、きっとここをサボらないし、サッカー以外の私生活でも必ず活きてくると思います。
みんなをずっと応援しています。
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最後に、
部員・マネージャー・こう・指導者の方々・スポンサーの方・両親へ。これまで支えてくれてありがとうございました。
ここで出会ったすべての人への感謝の気持ちを忘れずに、この先も過ごしていきます。
来年から私は社会人です。
仕事で忙しくなり、スポーツをする機会も少なくなると思います。
でもたまに、みんなとサッカーしていたことをふと思い出して、ボールを蹴りたくなるんだろうな。
心の底から、みんな大好きです。
次回の引退ブログは川畑大輝です。
試合中、後ろから聞こえてくる彼の頼もしいかけ声に、何度も私の体を奮い立たせてくれました。
苦しいシーズンながらも、チームを最後尾から支え続けた彼にはどんな想いを持ってプレーしていたのか。是非ご覧ください!
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