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津阪東陽「杜律詳解」全釈 覚書 津阪東陽とその交友

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#岡田米山人

覚書:津阪東陽とその交友Ⅲ-同郷の先輩から女弟子まで-(7)

覚書:津阪東陽とその交友Ⅲ-同郷の先輩から女弟子まで-(7)

著者 二宮俊博

画人―十時梅厓・大原雲卿・岡田米山人

 岡田米山人(延享元年[1744]~文政3年[1820])

 名は国、字は士彦。通称は彦兵衛。安永ごろは大坂で米屋を営み、臼を踏みながら読書に励んだという逸話がある。寛政2年に津藩の大坂蔵屋敷の下役として召し抱えられて以降、藩との関係が生じた。東陽より13歳上。
 七絶に「席上、米山人に贈る」詩(『詩鈔』巻九)がある。この詩は米山人が津に

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