ポラリスコード楽しいからやろうよって話

はい。鶴橋です。

今日は「ポラリスコード」っていうゲームセンターにある音楽ゲームの話をします。

私は最近はこのゲームやるためにちょっと遠くのゲーセン行ってます。楽しいですし。

まあちょっとした紹介です。つらつら書いていきますよ。

ただまあその前に、この記事は2024年7月12日に書いてます。
もしだいぶ期間が空いてから見ている人がいたら話半分に読んでいただきたいです。

この令和の時代アップデートによる更新は常です。仕入れた情報が一週間もしないうちに役に立たなくなるなんてザラにあります。あまり古い情報で物を言うのはよくありません。

何かしら口を開く時は「絶対に」公式サイトなど確実に「最新の情報」に触れられる場所には目を通してください。
なんとなく知ってる範囲で適当なこと言うと情報古くてデマやネガキャンになりかねないので。

はい。

そもそもポラリスコードってどんなゲーム?


まあまずはやはりここからでしょう。
ポラリスコードはコナミが出してるゲーセンの音ゲーです。
コナミには「BEMANI」という音ゲーのブランドみたいなのがあるのですがそれとはちょっと別のとこにいるゲームです。

大きめの鍵盤のようなボタンとその奥に「フェーダー」というなんか2つのつまんで左右に動かすやつがあり、これらを操作して遊びます。

このゲームの大きな特徴は「遊べる曲のラインナップ」です。
主にボカロやVtuberなどの楽曲が多く取り揃えられ、かなり版権ものに寄ったラインナップをしています。(どういう根回しをしているのか、楽曲公開からほとんど期間を置かず収録されている曲なんかもあります。)

BEMANIは最近の若い子だとガッツリ現役で遊んでる音ゲーマーでも知らないような身内のコンポーザーの曲で大部分が占められており外部とのコラボによる楽曲交換などもほぼしないので新規が入ってくることなんてそうそう無いのですがポラリスコードはそのへんが相当ゆるく、今までほとんど音ゲーしたこと無いような全く新しい層をターゲットとして狙っている節はあると思われます。

各種ノーツなど詳しいことは実際遊んでもらうとして(チュートリアルもあるのでそれ見るのが一番早い)操作感としては、すでにゲーセン行ってる人がよく言ってる例えとしてチュウニとボルテの混ざったやつみたいなポストをよく見かけますね。

まあこれぶっちゃけ言えば鍵盤はチュウニズムっぽくてボルテのつまみみたいなことをするなっていう各要素を細かく抜き出してそれぞれでそれっぽいものを引き合いに出してるだけなので全体として見ればまあこのゲーム特有っぽさもあると思います。(鍵盤部分はメインでさわるとこってのもありますしチュウニっぽさはやや強めですが)

私が個人的に感じるこのゲームっぽさですが、このゲームは「出張力」がそこそこ求められると感じています。

普通、画面の右半分から来たノーツは右手で取って、左半分から来たノーツは左手で取ると思うのですが、そこからもう少し遠くに手を伸ばし左端に来たノーツを右手で取る、という感じのことをするのがいわゆる出張となります。

これはボルテがよくやることですね。つまみやホールドで片手を拘束された状態で他のノーツを捌く際にそんな感じの動きをします。

一方チュウニはそういった拘束はそこまできつくないので途中でホールドを押さえてる手を入れ替えたり運指を簡略化したりなど押し方にも結構人によって幅があります。

しかしこれをポラリスコードでやると、鍵盤はチュウニっぽさがあり、その上でフェーダーによる拘束や出張が絡んでくるのでまたひと味違ったプレイ体験となっているなと感じます。

フェーダーからは手が離せないしフェーダー自体も出張して取ることもあるので譜面によってはガッツリ手をクロスさせたままノーツを捌くような場面もあったりします。

はあ?と思うかもですがこれがなかなか楽しいのです。
まあでもほとんどの譜面はちゃんと優しさ持ってますよ。

あと一応、手が痛くなるよ~というのもよく見かけますがこれはなんとなく原因を予想できます。
まずボタンがピアノの鍵盤のようになっているため左右にスライドさせる際にこう……ガッて指が引っ掛かっちゃうんじゃないかなって思ってます。

これの解決策としてはまず、チュウニなどと同じく手袋をしてみるというのがあります。手の保護にもなりますし滑りやすくなるのでスライド操作が楽になるはずです。
ただし滑りやすくなるということは普通に指押しする際に指のブレーキが利かず違和感を覚える場合があるかと思うのでそこらへんは好みが別れますね。

そしてもう一つ、ピアノっぽく操作するというやり方です。
鍵盤形のボタンなのでピアノの技術がそのまま使えるだろうってイメージです。
これは同じく鍵盤形のボタンとなっているノスタルジアでもやるのですが、グリッサンドという言葉はご存じでしょうか。あのピアノの鍵盤を撫でるようにタララララララ~ってやるやつです。

まあ要するに、指をガッツリ曲げて爪で擦るように取るというものです。私はこれでやってるのですが実際手は痛くないです。そこそこ快適。

操作については個人差があると思うのでやってみて楽なやつを採用するといいと思います。

あとあと追加でもう一つ、フェーダー動かした時にレーンがスライドするやつも攻略しちゃいましょう。
あれは見た目的にはびっくりするかもですが意外と簡単です。

まずスライドする前後でレーンの位置は変わったりしません。なのでその後のノーツを見る時はレーンの端からの間隔を見ておおよその位置を把握するといいですよ。

まあコナミの音ゲーはボルテとかレーンが一回転するんですよ。
それに比べればちょっと横に動くくらいなんてことないですよ。ええ。

では次にシステム面について触れていきましょう。
まずこのゲームは1プレイ100円で3曲、パセリという電子マネーを利用するとだいたい130円くらいで4+1曲遊ぶことができます。(パセリの値段はゲーセン側が細かく決められるので差があるところもあります)

この4+1曲というのがなかなかやばいです。
まず4曲は絶対遊べますしここからさらに条件を満たせばさらに1曲追加で遊べます。しかもその条件もかなりクリアが簡単なものであり他の音ゲーと比べてもかなり遊ばせてくれます。

さらにもう一つ、時間貸しのモードもありこちらは最大15分も自由に遊ぶことができます。(楽曲リトライなどの機能もありスコアを狙う人がよく使ってます)

さらにさらに、収録されている楽曲自体の尺も結構長めのものが多く、1プレイのコスパは相当なものとなっています。

なのでまあ、裏を返せば利益をもたらすための回転率は非常に悪いってことですね……
他の音ゲーも基本的には1プレイ3曲、だいたい10分ほどかけてようやく100円の売り上げが確保できるものであり、そこから電気代とかいろいろ引くと純利益は10円にも満たないと言われています。
単純に人が多ければそれだけ売り上げに繋がると思いますがそこはまあ頑張りどころというところでしょうか……

しかしこのゲームにはもう一つお金をぶちこむ手段があります。それがガチャです。

このゲームにはよくあるスマホ音ゲーのようなキャラを手に入れるガチャが存在します。
メインで使うキャラ(コンテンター)が1体、さらにサポカ(サポートスナップ)4枚を編成して遊ぶわけです。これらを手に入れるガチャが大きな収益の手段となっているわけです。(一応編成でスコアが伸びるキャラゲーの側面はあるにはありますが純粋な音ゲーの評価が優先して出てきます。)

ちなみにみんなかわいいです。私はわたことオルカが好きです。(オルカはどうも裏方サイドらしく、キャラとして使えるようにはまだなってません。かなしい。)

じゃあどんなもんなのと言うと、まずキャラとサポカともに1回300円です。ぶっちゃけ高いです。

しかもこのゲーム凸があります。これに関しては別に無理してやるもんでもなさそうなので本当にやりたい人だけやればいいと思いますが。

しかし300円と言ってもコナミの他の音ゲー、例えばボルテにも同じくガチャの要素があるのですがそちらも同じく300円となっています。
なのでコナミ的にはこの値段が標準としたいのかもしれません。高いですけど。

もしかしたらこのくらいにしないとまともな商売と呼べない産業なのかもですねゲーセンってのは。いや知りませんけど。

セガの音ゲーについてるガチャなんかは別にそんなことないんですがね。なんなら無料チケとかありますし。
思いつく可能性としては客単価を上げないとやっていけない説でしょうか。
人が少ないので一人あたりから多く取るしか売り上げを担保できないのかもです。

他のコナミの音ゲーでも心当たりありません?最近やたら解禁重たいイベントばっかやってるなとか。
もしかしたらそれほどまでの限界集落と化しているのかもしれませんよ。コナミの音ゲーマーはもっと危機感持った方がいいって。

もうBEMANIも30年のコンテンツです。金持つようになった大人がいまだにやってることで成り立っています。そのへんの需要と供給がマッチしてしまっているのかもしれませんね。
どうか自分ら世代だけは楽しく、後に続く人たちへの継承とかそういうのどうでもいいみたいな年金もらい逃げ世代のおじいさんたちみたいなこと言い出さないことを願います。

話を戻しましょう。
ちょっと前にこのポラリスコードにはVtuberの楽曲が多く収録されていると書きましたがこちらコラボでキャラやサポカとして使えるようになっているものもあります。
さらにグッズキャンペーンも同時に行っており、推しに貢いでゲームも遊べる素晴らしい催しがここ最近続いています。

しかし残念ながら不足しているところもあります。
まずこのコラボを効率よく進めていくためには「カスタマイズアイテムガチャ」を引くのが一番の近道です。
カスタマイズアイテムとはキャラを設定した際のポーズや周りのフレーム、ゲームプレイ中の背景を設定できるものとなっておりコラボ先のVtuberをなかなかよく理解っているものを多く取り揃えています。

こちらが今までのものだと全20種類、こちらは500円のガチャとなっており計10000円でコンプとなっています。さらにコンプするとゲームのデータ保存に使えるICカードが確定で応募できてさらにキャラチケットが入手できキャラ確定ガチャも引かせてもらえます。おまけにガチャで引いた分の10000円もグッズ交換ポイントになっているのでグッズもほとんど交換できちゃいます。

ここまで書くとまあなかなかいいんじゃないかと思うかもですがこちらのカスタマイズアイテムガチャはゲーム内には無く公式サイトからのページでしか引けません。つまりゲーセンへの還元がないのです。

一応パセリで払うことができるのでゲーセンでそのチャージとかすれば多少はペイできてたりするのかもですがクレカで決済もできるので入りたての新規たちはそっちを選ぶ可能性は高いと思われます。

またキャラ、サポカのガチャもこっちで引けます。サイトの方で引くと10連ができる(ゲーセンだと単発のみ)、ガチャ演出がないので効率的(逆に見たい人はゲーセン行こう)など、だいぶ便利な配慮がなされています。

これがあるためにせっかくゲーセンでたくさんお金を落とせる要素なのにしっかり活かせてないところがあります。コナミとしても直接取り引きする方が手っ取り早いとは思うけどそれでゲーセン側が置いてくれなくなったら本末転倒なのでこの辺は早めに何かしてほしいですね。

また、キャラがいるってことでストーリーなんかもあるかなと思われるでしょうが無いです。

無いです。

無いんです。


なんで……?
さすがにここに関しては擁護できないよ……?

いろいろ設定なんかはあるっぽいのですがいかんせんそれらが輝くであろうストーリー要素やキャラの掘り下げが全然ありません。

いくらなんでも作ってからリリースしてくれよとは思いますがまあここまで来てしまっている以上なんも言えません。そういう要素が来たら暖かく迎えてあげましょう。開発当時にタイムスリップしてメンバーのケツ叩きにいけるわけでもなし、出てきてから「今さら遅い」なんて言うのはお門違いです。

さて、次ですが楽曲の難易度解禁についてです。
ポラリスコードは今のところ楽曲自体の解禁はなく全ての曲がすぐ遊べます。
しかし一番上の難易度だけはゲーム内通貨を用いて解禁する必要があります。

その額は
レベル9が5000
レベル10が15000
レベル11が50000
レベル12が200000

となっています。

ちょっと待って12だけ額おかしくない?
いきなり価格爆上がりしてるんだが?

ええ、12だけなんかやたら高いんですよね。一応最近はゲーム内通貨が手に入る頻度も上がり解禁はそこまで苦ではなくなってきているのですがやはり初めて見ると面食らうかと思います。

特に現役音ゲーマーはすぐ一番難しいやつに特攻したがるのでここで不満を漏らす人は多いです。一番上の難易度以外さわろうともしない音ゲーマー結構いるんですよね。やはりこう、数個だけ埋まってると見栄え悪いしでも全埋めするほどの気力はないし……みたいな思考とかあるんですかね?

各楽曲にはミッションが指定されており、クリアランクとかでもろもろ報酬がもらえます。これとログインボーナス、そしてプレイして貯まる分を主に利用してゲーム内通貨を貯めていきましょう。数クレに一回くらいは解禁できますよ。

さてここでキャラの話に戻るんですが今度は育成についてですね。特に文章の構成とか決めてないので右往左往して申し訳ない。

育成にはレベル、スキル、そして先ほど軽く触れた凸があります。

このゲームやってると自然と経験値チケットは集まるのでレベルアップはそんな難しくないです。それどころかキャラのレベルに関しては異様なほど要求チケット枚数が少なくレベルだけなら一瞬で終わります。

スキルについてはそのまんまです。持ってるスキルの効果が上がります。こちらはチケットをもりもり喰うのでガッツリ集めておきましょう。(といっても別に最高ランク取るくらいならやんなくても余裕ですが)

そして凸です。こちらはやるとレベルの上限が上がり、スキルの個数が増えます。
いくつかの種類から選べるのでちょっとしたカスタマイズ性もあります。

まあこのへんは何度か言っている通り別に無理してやるようなもんでもないです。
深い深い沼に墜ちてしまったあなたに向けたものですのでぜひ首まで浸かっていきましょう。

最後はこのゲームの難しさについてですかね。
単刀直入に言うとそこまで難しくはありません。
まだまだ稼働初期ということもあり常軌を逸した譜面というのは今のところそんな無い感じですね。

しかし現役音ゲーマーはこの辺があまりお気に召さない人もいるようで、スコア理論値などがすぐ達成できてしまうことに辟易している人も時々見かけます。称号など別のやり込み要素が欲しいと言う意見もありました。

最初の方にこのゲームは今まで全く音ゲーやったこと無いような層も狙っていると書きましたがそのへんからしてみればこれくらいでも十分難しさはありますしゴールまでちょうどいい距離感なのかなとは個人的に思っています。

むしろ弐寺とか他ゲームのあまりにも果てしない道のりに我々が慣れきってることもあると思いますね。歴史も長く持っているので単純に曲数、譜面の種類や傾向、難しさなど……
いろんなものを持っています。それだけの年月を歩んできているゲームたちですし。

ですがポラリスコードも同じく長い道のりを歩き始めたところです。インフレというのはいずれついて回ると思いますし気長に付き合ってあげるのがいいかなーって思います。

さて、こんなところでしょうか。
とりあえずまとめると「このゲームちゃんと楽しいし続いて欲しいからみんなもやって欲しい」です。

ええ、私が好きだからやって続けさせて欲しいわけですね。
昨今はかなりしっかり地盤が固まらないとすぐ損切りされがちですのでみんなにもお金を落として欲しいわけです。

特にユーザーが(あーなんかダメそうだなあ……w)みたいな雰囲気を一斉に形成してそれを見たこれからやるかもしれなかった人も手を出しづらくなってそうな空気作りってのが散見されます。
「なんでそんな余計なことにリソースを割くんだ。その分を俺の好きなゲームに回せよ」と言いたげな人たち多いんですよ。

そういうの溜まってくるとサジェストにも影響出てそういう検索候補が上がってきちゃいますしこれからやる人が下調べのためにTwitter(X)で検索かけたらワードが引っ掛かったものを無作為に拾い上げる仕様上悪い意見も全部持ってきてしまいます。ここに個人の知名度などは関係ありません。
人は第一印象がかなり大事と聞くのでそういう意見にあまりぶつかってほしくないんですよね。

閑古鳥鳴いてるみたいなやつも一週間の10%にも満たないようなあなたがたまたま観測してただけの時間で何を測った気でいるのかと思うこともありますがそれを見て(あー誰もやってないんだ……)となって二の足を踏んでしまうユーザー候補もいることでしょう。

あと自分で構築したTLで好きな趣味以外の話題なんてほとんど流れてこないようにしてるくせにやってる人の呟き見かけないなみたいなのもです。そりゃそうだろ。

なのでまあ、あんまそういうこと書くのはよろしくないんじゃないかな~って感じです。
どうかよろしくお願いします。

……なんかポラリスコードの楽しいこと書きたかったのに変なことばっか書いちゃったな……

とにかくポラリスコードやってみたら楽しいのでやってください。お願い。人口増えて。なんかキャラのイラストとかありえんほどTLにあふれて欲しい。男女ともにまあまあキャラ充実してるし。あとストーリーとキャラの掘り下げは早く追加しろ。

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