いよいよ高校受験直前期高校受験直前になると担任の先生との志望校を決める面談がある。 放課後に保護者と生徒、先生の3者面談をするのが普通だが、生憎僕は不登校。 自宅で3者面談をすることになった。 「正直、内申点が実質0の亀之助君は第一志望の高校(偏差値70)は厳しいと思います。公立だと偏差値50台、私立だとボーダーフリーの高校をお勧めします。」 僕も母親も口をポカンと開ける。 「えっw模試も450台で安定してるし公立はまだしもボーダーフリーの私立はあり得なくないですか?w
一通り仏壇に八つ当たりしたことでスッキリした僕は犬の散歩に行こうと玄関に向かう。 靴を履きドアノブに手を掛けると違和感が。 我が家の玄関は全面が擦りガラスで外が見えるのだが、真っ暗な人影が映っている。 (お客さんか?Amazonか?) と思うと同時にドアがものすごい勢いで外側に引っ張られる。 「おまえはお母さんになにしとんるんか!たわけが!」 いきなり顔に衝撃と痛みが走る。 僕は思わず尻餅をつく。 (??????) 頭がグラグラして状況が掴めない。 パンチパーマにグ
初めて母親に暴力高校受験が近づくにつれ母親も焦りを感じたのかしきりと学校に行くように促してくるようになってきた。 当の本人は塾にはちゃっかり通い模試ではそこそこの成績を出していたため楽観視していた。 (不登校で内申点判定不能だけど点数さえよければ受かるだろ) 当時の僕はそう考えていた。 だが現実はそうは甘くなかった。 この頃PS3をゲットし、かの悪名高い有害指定ゲーム「Grand Theft Auto Ⅳ」にハマり出していたのだ。 このゲームは簡単にいうと街の中で自由に暴
先生や親からの圧力がかかるように12月の大晦日を目前とした日の夜19時。 普段ならリビングの巨大な丸テーブルで母、妹と夜ご飯を食べている頃合いだ。 しかし、その日は違った。 担任のY先生、学年主任のT先生、母親と僕が神妙な面持ちで丸テーブルを囲んでいた。 「今日は亀之助君の今後についてお話し合いさせていただきます。」 T先生が口を開く。 「単刀直入に聞く。亀之助君はこの先をどう考えている?」 この時、将来については全く考えていなかった僕は間髪入れずに 「このまま学校には行か
〜すべてのはじまり〜 小学校3年生、10歳にして獣医師を志した僕は教育熱心な母親の勧めで中学受験に挑戦することに。 なんやかんやで地元の国立中学に入学。 中学生2年までは友達とバンド気取ったり、彼女と花火大会に行ったり青春をエンジョイ。 学業も県内偏差値ランキングNO.1の公立高校を目指し、内申点は悪いものの日々切磋琢磨していた。 中学3年の秋それは突如として訪れた。 Nintendoのwii用ソフト「街へ行こうよ どうぶつの森」の発売である。 e +からのどう森ファン
はじめまして。 僕のNOTEに興味を持っていただきありがとうございます。 簡単に自己紹介を 名前 亀之助 職業 獣医師3年目 (県庁2年→臨床1年→???) 経歴 ①中学校3年生から不登校 ②県内進学校に合格するも半年で中退 ③18歳まで引きこもりゲーム三昧 ④1ヶ月の独学で高卒認定取得 ⑤2年間予備校に通い獣医学部に合格 ⑥6年間の学生生活を経て獣医師として活躍中 趣味 車、爬虫類(亀)、水泳 性格 見栄っ張り あんまり