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『ラジオ屋さんごっこ』個人的パンチライン・興味深い箇所メモ(ep.1-100)


第3回「無限大の海にザブーン」0:56:00- 携帯料金の情弱見下し

バルニーの「通信制限でギャーギャー言う奴乏しくね?」にリー子が同調。バルニーは「通信制限に何か言うくらいなら、情報収集をしていわゆる格安SIMを契約しろ」という内容であるのに対し、リー子は通信制限を課金で解決。その後もチェーン飲食店を利用しないことについてリー子は「食ってるモノ、キツいんだよなあ…」と言うが、バルニーは低賃金労働への加担を避けることを挙げる。2人が同意し合っているのに、中身が全然違くて面白い。

第7回「優しさってなに?」1:15:00- ロンドンドドンドンコール

飲み会のコールやゲームについて詳しくないので新鮮。

第9回「死にかけの鷲」1:00:38- 河北麻友子のモノマネ?

キャンメイクの河北麻友子の「女の子ってホントに楽しい」を思い出した。(厳密には、「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」での日本エレキテル連合によるモノマネ)

第14回「不毛なGirl’s PRIDE」0:05:53- 雨でも楽しめるアピール

ここでリー子が言う「雨でも楽しめるアピール」は正直なところやっちゃう。雨は変えられないから、自分の心持ちを高めないと、楽しみにしてきたフェスとかキャンプといったイベントがしんどくなっちゃうだけだから。でもそれを過度に周囲に示すのは変な話で、一緒にいる人と最大限楽しむことができればそれでいい。過度に示された側の気持ちをバルニーとリー子がぶっちゃけてくれて気持ちがいい。

第23回「ゲスト回:『ボーエン』」0:33:50- 杉田水脈をバカにするノリ

件の政治家のカスな発言を、「生産性ゼロなんでしょ。友達やめるわ〜」と、しなやかにバカにするつかさのノリがたまらない。リー子の無邪気な「ダムみたいな名前だよね」も最高。

第25回「上品なカイジ」0:43:20- 男はゲテモノ食え!

リー子の「エスカルゴ無理なやつどうせクンニできない」は至極のパンチライン。爆笑。自分はエスカルゴを食べられるし、クンニするのも好きだから、神の目線からこのパンチラインを堪能している。
この回は他にも月経や女性の陰毛など、普段なかなか女性と話せないトピックについて話してくれてめちゃめちゃ興味深かった。こういうのをもっとオープンにできる世の中になったらいいよなあ。

第29回「IPSAのケースにCANMAKE」0:07:55- 陰毛と勇気100%

「全剃りでいいだろ」という内容に完全同意。自分はパイパンだけど、男湯だと心なしか視線が集まる気がする。陰毛が大事な機能を持っているようには思えず、パイパンがもっと一般的になればいいのにと思っている。
「勇気100%」の山田先生の例えがとにかく面白すぎるし、バルニーが歌い出すのもツボ。

第40回「緊急ラジオ屋さんごっこ」1:15:55- 親への照れくさい感謝

リー子が親との出来事とそれに関する心の動きを丁寧に話してくれて、グッと感銘を受ける。家族が何かを施してくれたときに「うぇ〜いありがと〜」「イェーイ出稼ぎ成功〜」とちょけるリー子の気持ちがめちゃめちゃ分かる。バルニーのお母さんがバルニーにギャグで「あんたって子は〜!」って言ってくるエピソードも本当にほっこり。
月並みだけど、親への感謝って改まって口にするのが照れくさすぎて、全然言えない。なんだか天邪鬼になっちゃいさえする自分をマジで直したい。

第41回「驚きのスキル」0:57:00- 射精スキル

まず異性とこういう話をできるのが羨ましすぎる。こういう下ネタで性別問わず、いつまでもキャッキャしていたい。そしてつかさの射精スキルと自分も全く同じスキルを体得しており共感。

第43回「いったらやる」0:53:45- 仕事における情報収集のスタンス

面白いというより、シンプルに参考になる。自分もプロジェクトベースで働いているから、「そのプロジェクトで自分は何をして何を得るのか」を決めないと、経験が流れていってしまうような気がする。

第44回「ペンギン関係」1:11:20- 義務感のあるプレゼント

プレゼントって、いかに相手のことを考えているかが肝だよなあ。自戒も込めて。ここで話されているように、とにかくあげる側が楽しめることが、もらう側にとってもより楽しい場合も結構あるし。

第49回「パラサイトシングル」1:03:53- inliving.への粘っこい嫌味

バルニーの「みんなが喜びそうな、可愛らしい、声のちぃ〜っさい女の子なんですよねえ〜」という嫌味が粘っこくて最高。
ああいう、「ていねい」意外に思想のない、毒にも薬にもならないライフスタイルがここ数年間ずっと流行り続けているのが気持ち悪い。こういうのが好きな手合いはどうせ、ガワだけで判断して平気で権力にへつらうのだと思っている。(飛躍)

第52回「見下し-1グランプリ」0:44:10- ペット

バルニーとつかさのペットショップ批判が痛快。「動物好き」とか言っておいてペットショップで「購入」する連中のダブスタっぷりは見ていられない。リー子は「自分の人生で(ペットを飼うことは)死ぬことよりも想像できない」と言っていたけど、今飼っているのはどういう心境の変化なんだろう… 詮索するようで恐縮だけど、気になっちゃう。

この「見下し-1」グランプリって、自分に刃が向いても「うわ自分だわ〜(笑)」って受け入れてて、そこも素敵。

第52回「見下し−1グランプリ」1:08:50 怒涛の見下しダイジェスト

音声トラブルによりダイジェストになったけど、そのおかげでテンポがとにかくよくて、あとはバルニーの音声だけで情報が断片的だからこそ、想像の余地があって面白い。

第54回「ガーナ・バルニー特集」0:49:45- CHAIへの物申し

CHAIの「NEOカワイイ」に抱いていたモヤモヤをバルニーが鮮やかに言語化してくれた。あれを「NEO」とすることって、ある種既存の物差しを強化することだもんなあ。たまたま最近読んだ以下の記事もそれに関連。これはそもそものゲーム自体の否定だから、バルニーの考えともまた違うが。

第59回「ゲスト回(シドニー石井)」1:15:15- 今の恋愛からの逃げ

すごく共感。ただし、恋愛関係や性的関係につながらないことが「何もない」だとは思わない。個人的には性別関係なく仲良くなれたら、その時間はかけがえのないものになったと胸を張って言える。
関連して、「最近いい人いるの」「最近どう」という極めて曖昧な質問が、恋愛関連の話題を期待したものになっている風潮に辟易している。ただ、気にしている自分も結局、恋愛至上主義の中で「遅れ」をとっていることを自覚していて、その主義の物差しを内面化しているのか…?

第59回「ゲスト回(シドニー石井)」1:51:00- 餓死しない故の挑戦

「日本だから餓死しない。その環境においてチャレンジしないのは自分の中で情けなすぎる」というシドニー石井の発言には食らった。確かにその程度のリスクをテイクしない人生ってなんなんだろう。自分に正直に、やりたいことをやろう。

第64回「クローズフレンズ」0:01:25- サイコゥ

つかさの声がツボ。この「サイコゥ」ってたまに登場するけど、元ネタあるのかなあ。

第67回「アンチと友達になる男」0:38:30- アツいレップ宣言

3枚のカードで加藤がためらい一切なく「バルニーと坪内の大学の時の友人」と言えるところに胸がアツくなる。

第72回「有名になりたい」0:37:10- タレコミでラジご友情崩壊?

まず、野間さんみたいにある種の「ディス」もしてくれる、、つかさの友達関係が素敵。強い信頼あってのものだろうなあ、と勝手に思う。あとは野間さんのモノマネが似すぎている。
46分付近からの「有名になりたい」のタレコミからのつかさの必死さが面白い(笑)

第75回「心が天才」0:13:13- 結婚式で号泣

こういうエピソードがあるリー子の主人公感がエグい。要素分解できないけど話ぶりも巧みで、これをナチュラルにやっているのがまさに天才。

第77回「30%STEI」0:56:45- はるたんのぶりっ子ネス

バルニーがぶりっ子するのは、つかさと同じく勝手ながら意外だった。つかさのモノマネが極端だし、頑なに再現しようとしないバルニーも面白い。

第83回「主語デカ男」1:01:25- 主語デカ男によるキモソーサーへの問題提起

男性とコラボしただけで勝手に気分を悪くする「ソーサー」を嫌うつかさ。ラジオ内では「主語デカ男」とイジられていたけど、「こういう人がいるからジェンダーの問題がある」というつかさの主張には完全に同意。
「清廉」というイメージを押し付ける受け手、そして人気との天秤でそういう手合いにすら配慮してしまう発信側、それぞれムムムと思ってしまう。

第85回「コロすよ?」0:56:57- 陰キャとかねーから!

バルニーの「陰キャも陽キャもないから!」という考え方が本当に素敵。こういう単語が生まれてしまった罪は大きい。自分がどういう「位置」なのかを自覚して過ごす思春期とは、いったい何なのだろう?

第89回「ノースリニットの美人局」0:41:11- 雑誌『ar』の矛盾

服装を手段に、相手から何かしらの評価を得ようという姿勢って浅ましい。他人によって明確な思想(男ウケとかそういうのではなく、哲学や世界観?みたいな)もなくデザイン及びキュレートされた衣服による自己表現、そしてそれによって他人から得る評価に何の意味があるのだろうか?そしてその向く先が「男ウケ」って、ひえ〜〜。
女性の目線による矛盾の喝破が鮮やか。

第91回「淫夢3本立て」0:44:45- キャリアの遠回り

リー子の「そもそも遠回りしたことに全く後悔がない」って本当にそうだし、胸張ってこれを言える自分でありたい。もちろん、今の自分以外の自分が存在する世界線を知り得ないから比較はできないんだけれど、自分が歩んできた(ある意味、歩むことになってしまった)道に、自分なりに意味づけするのは大事な心持ちだと思う。これはキンコン西野の発言で唯一同意しているもの。(たしか大学の卒業式のスピーチだった気がする)

第92回「zoom飲み大論争」1:01:35- 世間の価値観の内面化と葛藤

「結婚がいちばん幸せ」という価値観を迫られるリー子の葛藤に寄り添い、言語化を手伝うバルニー。「そんなこと考えなくてよくて、リー子はもっと自由な存在なのに、どうしてそんなに邪魔をする人がいるんだろうって思っちゃう。」素敵な寄り添い。リー子の吐露も率直で、共感できる。2人の友情関係に憧れる。

第97回「ラッパー界のプロマネ」0:16:30- アーティストとアクティビスト

人類総アクティビスト時代として、「皆思想を発露すべき」と思っている自分だからこそ、新鮮な考え方だった。何もかも「無思想」としれ切り捨てるのは早計なのかもしれない。

第98回「時をかける男」0:39:50- 好きになるほう/なられるほう

自分は「自分から好きになるが、自分がまだ好きでない人に好きになられるのは拒む」という非常に面倒な人間。好きになった人に対して、相手がどういうサインを自分に発信してくれているのか、きちんと受信しようとしなきゃいけない。そして、好意を相手に伝えることの暴力性もきちんと自覚しないと。そういう意味で、過去好意を伝えたのに、今でも仲良くしてくれている友達には本当に感謝だ。

第99回「見た目?中身?いにしえの議論」0:08:42- ルッキズムへの対抗と、刷り込みへの葛藤

「うちら一番はざまの世代じゃん」というバルニーの主張に納得。刷り込みを受けてアクションが済んでいる、もしくは習慣化しているけど、それに対抗する世の中の流れにも乗りたい立場。だからか、刷り込みに真正面から対抗し、新たな流れをつくろうとしているZ世代がまぶしい。

第100回パート2/2「お悩み相談」0:49:35- メタにメタを重ねる

リー子の言う「自分の現状に満足はしていないけど、幻滅はしていない。でもそれ自体が問題とも思ったりする」(要約)という発言に共感。この、メタにメタを重ねていく感覚は、友達に話してもあまり理解してもらえなかったので勝手に嬉しい気持ち。そして最終的に「まあいいか」となる自分がいることも一緒。そんな「まあいいか」となる自分に「本当にそれでいいの?」となる自分もいて、そして「まあそういう自己批判をできているならまあいいか」となって、さらにまた…、ってなるループ感ももはや人間味だからいいよね〜で満足している自分ってなんなん?って……………

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