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小口現金の廃止

別記事において、小口現金制度の取扱いについて説明しています。 はっきり言って、費用対効果が悪すぎると思っています。 そもそも、現金があることで、不正の機会が生まれてしまいます。日々の現金実査についてその工数を考えると、別の時間に使った方が有効です。では具体的にどのようにしたらよいのでしょうか。 1.小口現金の廃止方法1、法人クレジットカードの導入 法人クレジットカードを導入し、できるだけキャッシュレスで行えるようにしましょう。最近ではレターパックの購入についてもクレジット

    • 小口現金の取扱い

      小口現金制度とは、一定(5万円程度)の現金を担当者に預けておき、 切手代や雑費代など細かい出費はそこから支払ってもらい、月末にまとめて帳簿に反映させるための制度です。担当者にとっては、経費精算が不要になる一方で、会社としては現金横領のリスクが発生します。今回は会社としてやるべき、小口現金の手続について説明します。 1.毎日の現金実査小口現金制度を導入する限り、毎日の現金実査が必要になります。 小口現金出納帳と現金実査表をDLし、毎日の現金実査を行ってください。ポイントは以下

      • すぎやまこういち

        すぎやまこういちは、ドラクエの序曲のメロディーを書き上げたのはほんの5分だったらしい。オリンピック選手入場でも流れテンションがあがったのを記憶している。 5分で書き上げたことをまわりは随分と効率よく稼いだねと言ったらしい。それに対してすぎやまこういちは、自分はこれを書くのに54年(当時の年齢)と5分かかったと言ったそうな。 よく医者や弁護士の報酬がなぜ高いのかといったところには、その資格を得るためにかけたお金と時間がすごいからだと経済学では説明される(特にマルクス経済学)

        • ワークフローと思考停止について

          打ち合わせの中で、ワークフローをいれて効率化を極限までいくと個人の思考停止につながる例が散見されると聞いた。 確かにワークフローは今自分が何をしているのか、特に考えずとも流れに身を任せて業務を進めることができる。 その一方で、一つ一つの手続の意味なんて考えなくてもできるから、エラーが発生すると止まってしまうとのこと。 確かに言われてみればそうかもしれない。ただ、それこそAI(ここでいうとRPAなのか?)にとって代わられてしまう人材ということではないだろうか。 そうなら

        小口現金の廃止

          入門としての、教養としての

          最近、書店に行くと"入門○○学"、"教養としてのの○○"という本のなんという多さ。 これまで閉ざされた世界にあった知識や経験がそうやって誰でも手に届くようになることはいいこと。その一方で、僕ら専門家にとっては、常識の範囲が広がってしまい、あーこれも勉強しなきゃなあーってどんどん不安になるわけです 苦笑 書店に行く度にどんどん不安になってくるし、やらなきゃいけないこと、知らないことがたくさんあることがよくわかる。無知の知とはよく言ったもんだ

          入門としての、教養としての

          自分が作りたいものと他人が欲しいもの

          仕事をしている中で、こんなものあったら楽なのになーと思うことがある。でもそれは自分が欲しいだけで他人が欲しいわけではない。需要があるのかはわからない。 ふと全く新しいジャンルに挑戦するラーメン屋ってどんな思いを持っているのか気になった。家系とか二郎系とか、一定程度ファンがいるところではなく全くの新規開拓。「俺の作るラーメンだからまずいわけはない、売れないわけないだろ」みたいな感じなんだろうか。

          自分が作りたいものと他人が欲しいもの

          人との貸し借りを考えることの無駄さ

          仕事って、結局は人とどう付き合うかなんでしょうかね。企業活動のように売上と仕入があって。それって貸し借り?のようにも思います。ただ、あんまり貸し借りと考えているとすごく窮屈に思えてきます。 だから、あんまりこの人には貸しがあるとか思わないほうがいいんでしょうね。借りの場合もそう。負い目を感じないように何かしてもらったらすぐ返す、小さなお土産でもいいんだと思います。そうすることで少しは生きやすい世の中になるのかなと思ってます。

          人との貸し借りを考えることの無駄さ

          こんぶの佃煮

          朝から昆布の佃煮を頬張る息子を横目に、小学生の頃を思い出す。昆布ってなんであんなに美味しいんでしょうね。それの答えってラーメンなんだからなんですよね。 ラーメンのスープって昆布絶対入ってるし、醤油ラーメンのタレって醤油とみりん。つまり昆布の佃煮そのものなんですよね。 それに気づいた小4の冬。どんだけデブなんだろう笑

          こんぶの佃煮

          ハンバーガー屋と本屋と。

          自宅から電車で30分。 ふと、自分が昔過ごした場所に訪れてみた。 バイト先のハンバーガーショップに行ってみる。オーナーが倒産して本部直営になったとか。コロナ禍にも拘らず満席の店内。そうだよなあ、この辺カフェが少ないからなあと思いながら注文。当時と変わらず汚いキッチン、つまみ食いしたポテト、廃棄のケーキ、何枚のハンバーグを焼いたのか分からない鉄板。いろんなことを思い出しながら着席。店の佇まいはほとんど変わらないのに、もう知っている人はいない。成人式後に地元の中学を見ているよう

          ハンバーガー屋と本屋と。

          書きたいこと

          公認会計士として、会社運営や資金調達に関わっています。 そこで気づいたことなど残していきます。 ・銀行手数料の取扱い ・海外送金 ・給与振込、総合振込、個別振込の違い ・資金移動の仕訳 ・社会保険料の検証 ・借入金管理シートとアプリ ・窓口支払の管理方法 ・決算時における長短振替のあり方 ・売掛金以外の入金仕訳の対応 ・減価償却費計上のアプリ ・消費税の簡易的なチェック方法 ・銀行預金API連携のすすめ ・受取利息の仕訳 ・労働保険料の取扱い ・収益認識における純額処理 ・

          書きたいこと