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詩画集2017年~

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「作品は日記のようなもの」自分の過去と向き合いながら言葉にできない思いを「詩」という欠片を頼りに絵にして制作しています。 2023年「孤独の樹海」を文章を追加して再編集しました(…
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2023年3月の記事一覧

詩画集Ⅲ 最果てファントム

永久のすれ違い 幾数年の時の中で思うはただ一つの後悔。 相手の心を思いやる・・その些細な事が出来ずに・・ 壊れ逝くその心を知らず。 この命が終わるその刹那まで、知らぬ君に出会うまで。 流れる血を見ながら、意識を無くす寸前に鼓膜へ届いたその言葉は 私を永劫の旅路へといざなう事になる。 自身の亡骸は既になく 埃さえ砂塵の果てに、ただ漂うは永劫の孤独。 「悪霊」という、後悔と懺悔にまみれた罪人のなれの果て 樹 残り香 その香りに君を見る 薔薇の香気にも似たその死臭 腐りかけた