営業

22:37から。

喫緊のクオリティオブライフ向上はダブルベッド。灼熱の僕から避難して寝苦しくない睡眠生活を満月さんに提供する。ならそれぞれ寝室で良いじゃないという見解も出てきそうだが、それだとルームシャアと変わらないような。

起き抜けに満月さんがせかせかと活動していて、昨日の日記でやや凹んでいると言われた。
元カレさんの気持ちが分かるという下り。気持ちが分かるからと言って、同じ気持ちになっている訳でもないし、一生過ごす人だと認識しているから読めるところに置いている訳で。

僕の文章には不満を書く余地が無い。
そんな見苦しいことを言語化する意味が無いというのもありつつ、そこを読み物としてコンテンツにするつもりもなく、何かを解消するみたいな不純な動機で書いていない。

楽しいから書いているだけ。

別に文章を間接的に読ませて僕が心地良い方向に誘導する意図は皆無。
ほんとに嫌なことは直接言う。プライベートの言葉は指向性が無い。というか、プライベートな領域での言葉ってあくまで二次情報だと思う。

例えば、本日の料理。
馬刺しのユッケで使った黄味で余った白身をラーメンに入れたのだが、この表現を満月さんは言わなくても気付く。ここまで読み取ってくれる人はなかなか居ない。単なる美味しいではなく、美味しくした過程が通じる世界だから、満月と一生過ごすことを決めた。

単なる褒めはつまらない。

という流れで営業の話。
お仕事は相変わらず詰め詰め。

店長が方針を変えてバックヤードに回るらしい。
やっと店長業に傾注して休めるという感じで個人的に嬉しい。

先輩女子は相変わらず先輩女子で、店長から駄目出しをくらっている。

僕はこれをパワハラとも思わない。
職場がホワイトなもんで、特にこれを売れみたいなノルマは無く、成果では評価されるけれど、店長は成果だけで評価しない。

最終的にどうなるかはお客様次第だけど、こっち側でできることはしないといけないよねという立場。

僕はおそらく仕事とプライベートで語彙はあんまり変わらないのだが、仕事では布石を打って誘導している節はある。この場に居るのはなるべく短い方が相手の世界の為だと思う。特に成果は気にしていない。成果は良い仕事をした結果であって、成果の為にお仕事はしていない。このニュアンスの違いを読み取れるか。

店長が先輩女子に駄目出しをしているときに、「我々営業マンはパフォーマーだから、お客様を楽しませないといけない」という話があった。たしかにその通り。お仕事なのだから、自分の素朴ではやらない笑顔とか気遣いもしないといけない。

僕が先輩女子より上の立場になったら指摘しようと思うのだが、否定の世界観の表現が表面に出てしまう。このお仕事に入ったとき、結局商品の価値じゃない?と思っていたが、もと最終的なのは、商品を売る「人」の話。

僕は自己観測として、営業しているつもりは全くないのだが、店長曰く、ちゃんとやっているらしい。お仕事だと終着が決まっているし、ここに時間はなるべくかけないようにしてあげるのが良い仕事だと思っているだけ。

という感じで、当人の人生劇場。
自分という商品が好かれないという感覚がある人は、営業の仕事に就かなくても、営業スキルの本は読んだ方が良いかもしれない。

自分の価値を他人からの評価に依存するならと言う前提。
若い女子とか経年した男児もそうだけど、自分を良く見せる見せ方は営業に通じる。

営業の本質は相手の核を捉えることであって、自分の価値を相手に見つけてもらうではない。そんなのお父さんお母さんが相手の無償の愛の話。

途中だけど、ここまで。

おやすみん。

良い夢を。


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