単純

22:06から。

お休みだがほとんど1日仕事。

その分、ゆっくりタスクを消化できたのでやっと余白ができた。もちろん、余白ができた分また新しいことがそこに入りこんで来るに違いない。

前世の解釈からしたらよほど業があるというか、もっと楽しみたかったのだろうなと。
僕は休みの日には休みたい人だが、別にぐうたらしたい訳でもないから、次々とタスクがやってくる世界になっているという。

本日は店長がネズミ狩りの家族サービスに行っていて、女子会にお邪魔してきた。

ふわふわして仕事に参与しきれていない先輩女子が席を外しているときに、昨日の僕の中での「店長観」を語ったのだが、全然馬鹿にされない。スーパー事務は僕がいずれ店長になるということをあまり疑っていないらしく、なんなら店長が率先して定時で帰るような職場が良いって。上の空気を読むのが日本っぽいですよねってヤンキー新人も言う。

ヤンキー新人は元看護士だから結構板挟みに馴れている感じ。

僕は自分も含めて、レギュラーは定時にすべきだと想っているし、長く働く人が凄いとも思わない。仕事の時間はぎりぎりの残業時間に設定すべき(店長)ではなく、定時に設定すべき。そこで帰れてこその仕事と私生活の調和。やろうとしても終わらないのが仕事なのだから、ちゃんと時間は切らないと。

僕個人は今のところ私生活に侵食するような働きぶりなのだが、スーパー事務にそれは無理もないと言われる。普通は新しいことって1つずつやっていくのに、硯さんは3つくらい並行してやっている、これは硯さんしかできないと。ぎりぎり破綻が無い。

僕もこれを考えているし、むしろもう書いているかもしれない。
でも、これができることによって僕は僕のことを特に凄い奴だとは認識していない。自分にはまだ可動域があるなというのは日々拡張されているけれど、自分が「できること」によって自分の価値を測らなくなったからできている所業。

職場で今は新人寄りだから、僕が変に休日出勤しても下のヤンキー女子はこれを見習おうとはしないから大丈夫。仕事が遅いから時間が足りなくて休日に出ているというニュアンスではきっと読まれていない。

もっと上の立場になったら動きだけで影響を受ける人も出てくるかもしれないから、もっと時短というか配分するようにしないといけない。遊撃隊というか特攻隊みたいなことばかりやっている。

「僕が店長になったら、僕のような人が居ないようにしたいですね」って言った。
無駄にフォローはしないけど、あくまで仕事時間で収まるような新しいことを進めていきましょうねって。

ここまで読んで、有能だと読めたならちょっと違う。
僕は自分が有能だということを主張して共感されないと自信として燃料にならない人ではないもんで。

こういうのが「提唱者」のややこしい性質だろうな。
理想を社会性と一致できるのがAタイプだと思っているが、Tの人は本来社会的な価値観とあんまり合っていないような。実際この類型の人と逢って話したことが無いから分からないけれど。

スーパー事務は「管理者」とのこと。
管理者の性質もよく知らないけれど、おそらくコントロールできる事象を大事にしている人だと思った。だからこそ、あんまりコントロールできない提唱者は世界の外だから気楽に接することができるのだと思われる。

もちろんこんなのどうでも良い話。

こんなのは血液型と同じくらい。
違うのは、おそらく決めるのがDNAではなく、自分が質問に答えたという精神だと認識されていること。

やれやれ。

なんだっけ。

本の話ってほとんど考察が無い。
という話を満月さんと今話した。たしかに、考察を公的に表現するとすれば、物語のテクストからそれほど離れてはいけないし、言葉にされていないことを語るのはタブーだと思う。劇評とか批評とかだとそう書くしかない。ただ、これを考察だとするのは何か違う気がする。

個人的には、批評文より考察文の方が好みで、そんなことを書いている人はあんまり居ない。

考察ってテキストから外れた解釈をできること。

「シャーマンキング」を読み返しているのだが、この漫画の主人公は朝倉葉ではなくまん太な気がする。まん太は広辞苑を常備している社会的な知が全てな人で、むしろギャグ枠っぽいキャラなのだが、視点の設定がここにありそうだなと。モノローグというか、ト書き役というか。

考察勢って自分の論説にテキスト内に証拠があるみたいな書き方をするけれど、テキスト内に結論が書かれていない以上、証拠を探しても意味が無い気がする。

誰にでも通じる文章が無いと同じように、誰にでも分かる考察は在りえない。

僕も自分の文章が誰にでも読めると思っていないし、読める人がプラスでも読めない人がマイナスでもない。

知らんけど。

おやすみなさい。

良い夢を。

いいこっちゃ。

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