色み

21;50から。

どぎつい色の朝顔を眺めながら運転するお仕事。
少し調べたところ、朝顔も紫陽花と同じように土壌のpHで色が左右されるとのこと。

別に嫌いではないのだが、本当はもっと違うお仕事ができた時間よねとは思う。
相手はお仕事ととは言え、仕事時間を消費しているのだが、その辺りに気を遣ってくれる人の方が嬉しい。

まぁ僕は店長に言わせると隙間産業なもんで、そこで売上を作れる=他の業者には見放された人の移動を助けた良い仕事をしている訳で、あまり時間をかけずにそうなればそれで良き。

隙間と言えば。

お勉強の為には、引きこもり時間とは別に隙間時間も使える。引きこもり時間ではExcelで過去問10何年分かの自分の正答率の統計データを作成しようと思っている。あんまり人をデータ化するのは好きでは無いのだが、対自分だったらええかと。

隙間時間で読めるようにkindle読み放題で良いのを見つけた。
一元化されていて繰り返し読めば事足りそうなやつ。なんでこれが読み放題になっているかは知らないけど、きっとサブスク化したことによって作者には何らかの利益が還元されているのだと思っている。定額から入って個別的な有料に至るとか。

もう一回お仕事に戻って。

店長が設定したルーティンが無茶苦茶ハードルが高くて、これって売れていない営業マンしか無理ではと言う次第。おそらく店長も仕事が在るときにこなすのは無理だと思っているのは分かる。

そうして、店長は体調不良。
発熱しているらしい。僕はあんまり気にしないし、もう世間的にもそんなに気にしていないのだが、「休むのも仕事のうちやで」と言いたい。売上を上回ったら絶対言ったるという目標。

自分の為よりこういう方がモチベーション上がる。

そうして帰ってきて。

本日は満月さんがお休みで食事当番をやってくれたから、早めに書き始めることができた。
ほんと美味しい夕食。詳細は省く。愛媛に帰った時に温泉に入れなかったから温泉入りたいですと言ったら、道後温泉の入浴剤が出てくるという用意周到さ。

お風呂読書は、「人そっくり」の阿部さんが終わったから、アガサクリスティさんにした。
僕はそれほどミステリ厨でもないのだが、やはり読み継がれているだけはある。

満月さんも創作脳が捗っているみたい。

昔の作品が流れて来た。

面白い。
作者と作品が切り離されているのが、作品にも出ている。
なんだろうな、自己表現が作品と癒着している人は作品から書いた人に遡れる。noteの記事作品とかだいたいそう。

満月さんのは、遡っても文学的人格にしか至らないという意味で、どれくらい昔か分からないけれど、文士と呼ばれた人ちっく。武士でも弁護士でも良いけれど、「士」って日本特有の専門性がありそう。

満月さんの創作は、専門家の語りに読める。
本はあんまり読んでないとか。才能人。

「遺しもの」(タイトル違うかも)は、短編なのだが双子の弟が亡くなった兄が何故亡くなったのかを父親の日記を見つけて発見してしまう話。処女辺りの作品とのことだが、完成度高い。

「虫の眼」は、人が何を気持ち悪るく捉えるのか描かれていて、結構好き。
僕は書き手ではないけれど、読み手として、作品における視座が虫視点なのが面白い。結婚して15年くらい経った夫婦の嫁さんが夫と子供の飲み物に食器を洗う洗剤を数滴入れて犯罪沙汰になったという収束なのだが、語り手たる夫もだいぶやばい。だって、15年過ごした対話より、監視カメラの客観を設定するし。15年も過ごして、聞きたいことを相手に聞けない。

割と人格に遡れそうだが、満月さんは社会的に異常者ではない。
いや、僕とずっと過ごせるのは、内部的に異常ではある。

満月さんの精神性がやべぇのかというと、そうでもない。
中で何を考えていようとあんまり気にしない。

それは、内部で何を考えていても、気にしない相手を探していたということもある。

僕はちゃらんぽらんだし、日記から読み取れる自分が自分だとはできない。

丸投げ体質。

もう細かく書く時間は無い。

言葉で自己紹介なんてできないよなぁ。
コレをできる人は自分を言葉で紹介し切れるみたいな精神的視界があるのかもしれないけど、どれだけ回答したところで、言葉では当人そのものに辿り着けないと思われる。

寝るか。

おやすみなさい。

良い夢を。


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