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ぼんよー。

最近「凡庸」という言葉を多用している。
語感にハマって使いやすいというのが本音のところだが、更に言えば、安易な批判として使い易い、といったところか。
自分は凡庸ではないと思う。こんなキモキモ文章を書いているところにソレは表れてるようなものだが、それは見ないことにして欲しい。また辞めてしまう。
他より優れてる〜とか、自分は他人とは違う!俺カッケェ!って話ではなくて、純粋に基本的なスペックさんが軒並み人より下回っている。かつ継続力、根気といったものが著しく低い。後者は凡庸に値するか。
幼き頃は、とても自己肯定感の低い子だった。他の子が1でできることを10やっても100やってなんとかみたいな子供だった。自分が人より劣っていることは、言われなくてもすぐに分かった。だから、寝る間も惜しんで努力した。我ながら、もうそんな殊勝な子はどこにもいないのだが、グレイトだと思う。人1倍努力して、同じ土俵へ立って。
それはとても自尊心を傷つけるものであり。ゆえに人と違うことをした。
周りは面白がっていた、と勝手に思っている。
それを自身の強みだと過信してしまったのはいつの日からだろうか。「違う」ことに固執して、土台の努力をしなくなった。現在進行形で次第に取り残されている。

凡庸の中で違う者は、時にして好奇の目にさらされるが、人より劣り違う者は、侮蔑の対象にしかならない。
だから私は「努力を怠った、凡庸の末路」なのかもしれない。

今日も外には出なかった。

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