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価値観形成のおはなし

三日坊主になるところだった。いやもうなってしまったのだろうか?とりあえず7月15日の分ということで許してくれ。昨日に想いを馳せ、書き留めることもないので、今日はゴリゴリに自分語りをする。

僕は世間一般で言われるハッピーエンドが苦手で、モヤモヤが残る感じのビターな奴が好き。平和を守る為に命を差し出して欲しいし、恋は絶対叶わないで欲しい。ひどいヤツだよね。多分ロクな人生は送れない。1人寂しく死ぬんだと思う。
てな訳で、こんなワルな価値観が発現したのは、小坊の頃、バトルスピリッツ?(なんちゃらブレイヴ?とかしてる頃)の最終回を見て、影響されたからだと思う。
だらっと見てただけだから、肝心の内容はあんま覚えてないんだけど、主人公の子が世界を救う為に自分の命を差し出すみたいな最後だったと思う。しかもなんか良い感じになってたヒロインがいたよね。それをみて、衝撃だったんだろうね。幼いボクは間違いなく、「芸術」をビンビンに感じてた。主人公たるもの、世界の為に安易に命を差し出すべきであり、引き裂かれる恋こそ、美しい恋の形だねという凶悪な価値観が姿を現した。
でも、不思議と価値観を「植え付けられた」気はしてなくて、元々「在った」ものを掘り起こされただけなんだと思う。だから発掘された、が近い。
芸術を嗜むことは自身を見つける手立てになる。だから好きだ。
ところで、就職の適性検査で芸術が好きかを問う質問が結構あるんだが、それにYESの意向を強めに伝えると、感触が悪いらしい。
ふざけんなって話。

PS
ちなみにそのバトスピちゃんのストーリーの後日譚が数年前にYouTubeで公開されていて、恐る恐る覗いてみた。
恋は叶っていなかった。とても嬉しかった。

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