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「アンチテーゼ」ジャケ写ガバガバ考察

こんにちは
つんぽです

祝 夏川椎菜さん4thシングル「アンチテーゼ」発売決定!!!

9/9に発売予定とのことですが,今からワクワクが止まりません!

また,アンチテーゼのジャケ写のメイキング映像と,そのメイキング映像のBGMとして曲自体も公開されました.

あの映像は破壊力が強すぎて言葉にできないほどよかったので,まだ見ていないひよこ群の諸君は用法容量を守って,思う存分ニヤニヤできる環境で視聴することをお勧めします.

ジャケ写なのですが,都市の夜景をバックに夏川さんが警報灯をもっているという非常にインパクトの高いデザインになっています.めっちゃカッコいい!おしゃれ(*>△<)

今回はジャケ写を見て何となく思った妄想を備忘録程度にだらだらと書く怪文書になっています.まだMVやインタビューなども出てないですし,確定した歌詞もわからない状態なので本当にただの妄想ですのであしからず.

アンチテーゼとは?

ヘーゲルの弁証法的にいうと、テーゼ(命題)を追い求めると必ずそれを否定するアンチテーゼ(反対命題)が生まれます.
その矛盾する2つの命題の対立と結びつきの果てに、アウフヘーベン(揚棄)が起こりジンテーゼ(より良いもの)が生まれます.
しかし,ジンテーゼにも新たなアンチテーゼが生まれてしまいます.このサイクルを繰り返すことで進歩していくということのようです.

小物類は「理想に近づきたい」というテーゼのメタファー?

夏川さんを中心にして,右側と左側に似たような小物が配置されています.

私は夏川さんがいる場所が今現在を表しており,左側の小物は過去の自分を,左側の小物は未来の理想の自分を表しているのでは無いかと妄想しました.

・左:透明なコップに一つの花が咲いている植物が飾られている
 右:透明なコップに複数の花が咲いている植物が飾られている
→たくさんの才能を開花させたいという願望

・左:茶色の瓶に花が飾られている
 右:透明なコップに花が飾られている
→濁りのない純粋な気持ちを持ちたい・周りと似たような形になりたいという願望

・左:花が飾られていない透明なフラスコが置いてある
 右:花が飾られている透明なコップが置いてある
→才能を開花させたいという願望

右側の花が活けてある容器(才能を開花させる分野のメタファー?)の形状が全部同じなのは,理想的なものを想像しようとすると思考の幅が狭まって似たようなところに集約してしまうからなのかなと思いました.小学生に理想の将来は?・大金持ちになったら何したい?って聞いてもだいたい似たような事を書いてくるみたいな.

・左:木っ端が無造作に置いてある
 右:木っ端の上に花が置かれている
→自分の中の木っ端(取るに足りないもの,つまらないもの)にも,花が支えるといった役割が欲しいという願望

・左:本が数冊置かれている
 右:タイプライターが置かれている
→物語を受け取るだけではなく,自分で物語を創っていきたいという願望

・左:何も書かれていない本と鉛筆が置かれている
 右:何かが書かれている本が置かれている
→自分は何者で,何を成すのかという自分の人生の物語を完成させたいという願望


警報灯は「現状を維持したいという」アンチテーゼのメタファー?

理想の自分になりたいと思っているなら行動あるのみです!
しかし,そんな簡単に行動に移せるわけではありません.

必ずもっと楽をしていたい,周りの目が気になって行動に移せない,自分の劣等感に囚われてどうせ私なんて何も成すことは出来ないとふさぎ込むetc...こういった感情による制限に阻まれてしまうことがあります.

警報灯はこのような感情による制限のメタファーなのではないかと妄想しました.

そうすると,
テーゼ:過去-現在のダメな自分ではなく理想の自分になりたい
アンチテーゼ:理想の自分に近づく行動が感情による制限によって阻止されてしまう.過去や今と向き合わずに,理想を想像するだけで行動せずにテーゼとアンチテーゼの対称性の中でたゆたっているほうが良いのではないかと思ってしまう.
ということになります.

警報灯を持つことはアウフヘーベンのメタファー?

理想の自分になりたいというテーゼを持った夏川さんが,アンチテーゼの象徴である警報灯を持つということはまさにアウフヘーベンを表しているのではないでしょうか.

通常版と限定版の違い

通常版のジャケットと限定版には以下のような明確な違いがあります.

①通常版には無いグシャグシャに丸められた紙が限定版では右側と左側に置いてある.
②通常版だとわからないが,限定版だと影が写っているので背景にある夜景が書き割りだと明確にわかる.
③通常版では夏川さんはしゃがみ込んでいるが,限定版では右側に1歩踏み出している.

これは,通常版→限定版と時間の流れがあり,成長を示していると妄想します.

グシャグシャの紙はあがいたというメタファー?

グシャグシャに丸められた紙はトライアンドエラーを表していると妄想しました.通常版では逃げたり,泣いて立ち止まっているだけだったが,限定版では,とにかく足掻いて何かに挑戦してみたということなのではないでしょうか.

また,両側にグシャグシャの紙があるということは,仮にいま理想としている自分になれたとしても,また新しいアンチテーゼは必ず生まれるので,永久にあがき続けなければならないという事を表しているのでは無いでしょうか.

後ろの夜景は固定概念のメタファー?

後ろの夜景は今である中央部分を照らしています.この夜景は固定概念やバイアスのメタファーだと思いました.通常版では,行動していない状態なのでこれが天地神明の絶対的なものだと見えていましたが,限定版ではとにかく足掻いて行動してみることで視野が広がり,こんなものは薄っぺらいただの書き割りに過ぎないことがわかったのではないかと妄想しました.

今に集中することで一歩を踏み出す

過去は変えられず未来は今の先にあるので,今すぐに行動を起こすことが大切です.しかし,行動を起こそうとすると世間の目や劣等感などのイヤな感情による制限がかかって踏み出せないことがあります.

そんな状況に陥ってしまった時,感情からの制限を無視して一歩を踏み出すために大切なのは,自分は頑張ってあがいていたという過去なのかもしれません.

また,がむしゃらにあがいていると,自分が天地神明の真理だと思っていることがただのバイアスであり,薄っぺらい書き割りだったと気づくかもしれません.

未来の理想の自分に対する憧れ(テーゼ)と,感情に妨げられて行動を起こすことが出来ない現実の状況(アンチテーゼ)を受け入れて、アウフヘーベンすることで,「すぐに理想に向かって進むことは出来ないが,とにかく今を吠え続けて,自分はあがき続けたという過去を積み上げる事によって自己肯定感を高めて,一歩でもいいから感情の制限を突破して理想に近づいていこう」という落とし所(ジンテーゼ)を見つける、そんな曲なのかなと思いました.

めちゃくちゃガバガバなので,何かあったら後でちゃんと書き直します.
あと,テーゼ・アンチテーゼ・ジンテーゼの解釈は多分正確じゃないと思うので,ちゃんとした人が書いている本やサイトなどを確認して見てください.

しょせんは猫の妄想なので許してくださいorz

怪文書失礼しました

つんぽ

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