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植物を育てる生活 その2

前回、植物を楽しく育てていること、そういう生活が徐々に出来上がってきたということについて書きました。

見出し画像は、昨年の秋に手作り酵素を作った搾りかすを土に返したら、そこの中に穀物も入っていたんですが、麦が生えてきて最近収穫しました!ほぼほったらかしでも、立派に育ちびっくりしました!

振り返ってみると、私の植物が好きが決定的になった大きなポイントは、

・お花屋さんになりたかった。
・アロマセラピーの勉強をした。

この2つじゃないかと思います。正直、お花屋さんについては、小学校の卒業文集に、「お花屋さんとか芸能人のマネージャーとか、何かをお世話する仕事がしたい。」みたいなことを書いていて、花と芸能人が同列?と突っ込みたいような、しかし、20代でセラピストになりそこからたくさんの人に施術をして、さらに植物の恩恵がなければ成り立たないアロマの精油の世界が大好きになり、同時期に演劇の世界にも足を突っ込んだりしていて、今でもエンタメも植物も好きなので、当時からブレてないような気もします。

映画やドラマ、音楽、漫画、小説、そう言った心の栄養になるものは、本当に欠かせない人生だったなぁと思うのですが、ある時期(30代の後半でしょうか)から、そういうものに対しての熱量がぐっと下がっているのを感じました。今でも好きな映画やドラマやアニメ、音楽も大事な存在ですが、そこから得ている情報や、心が動く感情など、若い頃から比べたら、ずっと限定的なものを求めていると感じます。
感受性が強いというと素敵な表現ですが、インパクトがあるものに影響されやすいので、あまりに悲しそうなもの、あまりに怖そうなもの、今の気分じゃないかも?な雰囲気の映画やドラマは予めやめておこうかなとなってしまします。
これはつまり、体力の問題かもしれません。
そして、若いということはいろんな感情にたいして、開かれていることなんだなとも思います。
現実の世界は、楽しい、嬉しい、悲しい、辛い、めんどくさい、どうでもいい、いやだ、そういう細々とした感情全部やってくる。だから、擬似体験でも避けられることは、避ける!となってくるんだろうと。
老いですね!笑
しかし、それが自然なことなんです。きっと。

そもそも、私は自分にとって大事なことの最上位くらいに、面白いかどうか、楽しいかどうかという基準があって、どんなことでも楽しくなくなってしまったら、もう止めよかなーーーという状態になってしまいます。
今ではそういうのが自分の健全さだと思っていて、そういうことに気付くのにもなかなか時間はかかった気がしますが、「もう面白くて楽しいことだけして行こう〜♪人生は大して長くないよ。」と肝に銘じながら日々を過ごしています。


ところで、面白くって楽しいとは、なんなのか?

楽しいことって、みんなそれぞれだよなぁ〜と改めて思う映画を最近観ました。

「ビーチ・バム 真面目に不真面目」
ハーモニーコリン監督 、主演マシューマコノヒー、
ずっと酔っ払ってる元人気詩人が主人公。


お酒、ドラッグ、女好きの詩人が、とにかく自由に生きて今を楽しんでいる世界。
こんな夢見たいな世界があったらいいなぁと、思う人もきっといるでしょう。
映画は面白かったですが、自分が現実的な思考なのがよくわかりました。
こんなやりたい放題で、元気なんてずいぶん強靭な身体だなぁと。
お酒もドラッグもパーティーも健康で生活するのに、限度があるだろうと。監督からしたら、そういうことを考えなくても平気な世界があったら、いいよね〜って話なのかもですが、健康第一の私には、そういうところが少し気になるところでした。日々を楽しく過ごすのに、健康でいるのが大前提。
楽しむには、元気が必要。
私は現実的に楽しく元気にハッピーな生活を送りたい!
実に、セラピストっぽい感想ですね。
海の映像をみて、とっても海に行きたくなりました。
海は最高です♪

さて、植物を育てる楽しさについて、書こうと思っていたのですが、全然出てきませんね。笑。
植物は土があって、太陽の光があって、水があって、いろんな環境的条件と植物が必要としているものが一致していたら、元気に育ちます。
太陽が大好きな子もいれば、日陰が好きなこもいる。水はたまにでいい子もいれば、毎日たくさんの子もいる。花が咲くにも、みんなそれぞれの時間を生きているようで、人間の時間とは別の時間がそこにはあります。
そして、植物は死が曖昧な世界です。
花が枯れて、実がついて、土に落ちて新しい芽が出たら、その後に元の苗が枯れても、命は繋がっていますよね。

死とは、生きる意味とはなんだろうと考えた時に、自分も何か大きな循環の中にすでにいるのだとしたら、私は私の時間を生きれたらそれで十分。

そんな風に、思えたりするからかもしれません。
自分の時間を生きるには、これいいなと思うもの、そういうものを素直に選んでいけば、きっと人間もスムーズに成長できるんだろうなぁ。

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