第177回 数の力が物言うときも
1、将来性日本一のマチ
ミヤギの富谷市を取材してきました。
富谷市はなんと人口総合ランキング全国1位なんですよ!
人口的には将来も安泰、ということなんですかね。
仙台市のベットタウンとして昭和40年代から山を崩して団地造成が進み、今では9割が新住民とのこと。
人口の3割が高齢者のわが町とは大違いです。
2、歴史あるマチの未来
勢いがある自治体は違いますね。
歴史を地域活性化とかまちづくりに上手に活用しています。
例えば、ここは江戸時代、奥州街道の宿場町として栄えた歴史があり、
盛岡藩が参勤交代の際に本陣とした酒蔵がいまでも営業していたりします。
また江戸時代の絵図には茶畑が描かれ、奥州街道の道中歌にも
国分の町よりここへ七北田よ、富谷茶のんで味は吉岡
とうたわれていることから
茶葉の復活プロジェクトに取り組んでいるとのこでした。
また古民家を改装して、カフェや手作りの品を売る店として営業したりしており、とてもステキな雰囲気が漂う町でした。
3、交流がもたらす効能
取材のメインは宿場町の面影を残す「しんまち」にある民俗ギャラリーの学芸員さん。
こちらの記事も無事掲載されたらシェアしますが、私よりかなり若いのにしっかりとした方で、地元出身でないのにうまく地域に溶け込んでいるようでした。
街全体が移住者を受け入れることに積極的であるからか、職員さんたちも若い方が多く、皆さんイキイキと仕事されているようで、そこから活力が生まれる好循環となっているようです。
民俗ギャラリー自体も起業支援や新たなコミュニティ形成のためのイベントスペースと同じビルにあり、うまく交流が生まれれば、これまでにないコラボ企画なんかができそうですね。
なんかいいところばかり目について、少し凹むくらいですが、いいところは学んでわが町も少しずつ前に進んでいきたいものです。
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