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あなたの知的好奇心はどこから?

脱・自己満授業という、なかなかに恥ずかしいタイトルの記事を寄稿したことがある。今の職場で働き始めた年に書いたものだ。

当時読んだ『2020年からの教師問題』の中に記されていた、問題ある3つの教師のメンタリティに強い危機感や課題感を持ったことが前提となっている。

① 教師なのに主役感を持ってしまう
② 生徒のモヤ感を許容できない
③ 知的好奇心を忘れている

第4章 教師の精神性こそが弊害となる「問題ある3つの教師のメンタリティ」より

さて、この書籍を読んでからもう6年が経とうとしている。読んだばかりの頃は、アクティブラーニング型の授業を実践し始めたばかりであったこともあり、常に①と②に陥らないようにと、自分に言い聞かせていた。対して当時はさほど意識の中になかった③を、ここ数年はとくに意識するようになったと思う。

先日読み終えた石川氏の新刊には、ストレートにこう書かれていた。

これからの教師はどうあるべきか…手始めに一番大事なのは、教師自身が、もっと人生を楽しむことではないかと思います

『捨てられる教師 AIに駆逐される教師、生き残る教師 』より



すごく共感。引き続き、とことん楽しみたいし、楽しんでいる方たちと飲みたい。
当時の自分には、自己満もたまには必要なことなのかもしれないよ、とこっそり伝えてあげたいなと思う2023年末なのでした(笑)

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