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自分の嫌いなところ


失恋したてで辛かった頃に比べてだいぶ元気になってきた。
こういう時に一番気にしてしまうのは、友達からの目。

憔悴していた私を結構長く、大丈夫か心配してくれていたからと、大丈夫別になんとも思ってない、別れたら良くないところ見えてきたよ、あばたもエクボだったよ、もう一生顔も見たくない、人生でもう交わりたくないなんて、きついことを言ってしまう自分が嫌。すっと何も考えず口にしてしまった自分が嫌い。

最近誕生日で、お祝いラインを送ってきたのもなんか嫌。最後別れたくないって言ってた私を振ったくせに。

もう未練なんてないけど、お祝いラインが来たらうわあナメてんの、と思って気分がイライラするくらいにはまだ心は平穏じゃない。

もちろん、付き合ってきた人たち全員素敵な人で、付き合っていた当初はそのいいところだけに目がいっていただけかもしれないけれど、当時はちゃんと好きだったし大事にしていた。その事実もあるけど、嫌いだとかもう会いたくない(それは事実だけど)とか思ってて、それを躊躇いもなく強い言葉で口にしてしまったことを今とても後悔はしている。
それは友達に、特に共通の友達には絶対言うべきではなかったし、心の中に秘めておくべきものだった。

私は、私だけはずっと最後まで向き合い続けるつもりだったのに、別れるつもりなんてなかったのにという思いが最後の最後まで残って、今でもちょっぴり残っているからこそ、そんな自分も否定したくて強く相手に対して嫌な思いを一瞬でも抱くし、相手は最後の最後までは私を想ってくれなかったんだなと言う悲しみも、でも悲しんでばかりじゃいられないから強い言葉で否定したくなるのかな、なんて思ったりする。
でも、相手を否定したって意味ないし、もう違う人生を歩き始めていて、もう一生交わることがないのだから、話題にすら出さないようにしよう、まだまだ傷はかさぶたで、剥がせば血が出てくるくらい、治りかけなのだから。ね。自分の心地よさだけを今は探っていよう。ね、


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