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不滅の境地へ


バガヴァッド・ギーター第6回目本読み会

zoomを使って、毎週火曜日の8:30〜9:00に行っています。



本は“科学で解くバガヴァッド・ギーター スワミ・ヴィラジェシュワラ大師 著 、岡本直 訳、木村慧心 監修”を使っています。



今現在は31回目が終わり、第四章の途中です。インスタに記していた過去記録を元に振り返っています^ ^


第二章 サーンキヤ・ヨーガ

二章14節
感覚器官の対象物との接触は寒暑、苦楽をもたらし、来たりては去り無常である。それに耐えよ、アルジュナよ。

科学で解くバガヴァッドギーター




感覚器官の対象物との出会い。
それに耐えよ、由紀子よ。笑


《サーンキヤ学派》
世界の根源として、精神原理であるプルシャ(神我、自己)と物質原理であるプラクリティ(自性、原質)という、2つの究極的実体原理を想定する。厳密な二元論であり、世界はプルシャの観照を契機に、プラクリティから展開して生じると考えた。

Wikipediaよ。

昨日は大好きなあの人は、今日は大嫌い。昨日まで嫌いだった人を好きになる。その人は同じ人なのに。

昨日まで知らなかったことが、今日は素晴らしい。それは前からあったことなのに。



感覚器官は、私に間違った情報をあたえてるの?見えてるのに見えていない。聞こえているのに聞こえない。



太陽はいつも東から昇り、西の地平線へと沈んでいく。まるで太陽が地球の周りを回っているかのように。


ヨガ哲学や聖典の世界に、一歩あゆみを進めた時のことを思い出しました。


「私がヨガを勉強してみたいです。」と、当時ヨガを習っていた先生に伝えたあの日。


悪者探しをやめる

「ヨガ勉強したい人は、みんなこの青い本を読んでいるから」と、手渡された1冊の青い本を受け取ったあの日。

インテグラル・ヨーガ 
スワミ・サッチダーナンダ著




同じようなことが、インテグラル・ヨーガの本の中にあり、当時は衝撃的でした。


なぜなら、この本に出会った時、当時の夫婦仲は最悪で、原因は夫が悪いから、相手を変えたがる私というループの中にいたからです。

もしあなたが束縛されていると感じるならば、あなたは束縛されている。もし解放されていると感じるならば、あなたは解放されている。外界の事物は、あなたを束縛もしないし、解放しもしない。

インテグラル・ヨーガ


あのせい、このせい、
あいつのせい。



悪者探しで泣いていたあの日。。。
外側に原因探し。。。



ヨガ哲学に出会うことは、
私にとって必然でした。



そして今、オンラインで集って一緒にバガヴァッド・ギーター本読みの会として、学ぶことができたのも、仲間に出会えたのも必然なのでしょう^^


不滅の境地へと導く智慧

天国は幸せなところには違いないが、天国にも移り変わりがある。アルジュナは、感情や心の過ちから完全に逃れたいと思っている。

科学で解くバガヴァッドギーター

天国に終わりがあるのなら、
終わりに近づいたら人々は、
何を目指して生きていけばよいのでしょうか?


自分の行く天国というのにも、いつか終わりがあるのなら、それはきっと離れたくない、終わらせたくないという苦悩に。


それは地上の悩みと同じではないでしょうか?



自分の楽しみは永遠に続かせたい。愛着のあるものをいつまでも所有したい。肉体をいつまでも若くありたい。

変化するものを変化させたくないという錯覚と執着。

二極に対立する感情を超越し、天国への愛着と地獄への憎悪の気持ちを捨て、調和した心を持たなければならないのである。

科学で解くバガヴァッドギーター



バガヴァッド・ギーターは、他の宗教の終わるところからその教えが始まる、というのはこういうことなのでしょう。


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