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【twst考察】オンボロ寮と監督生について

唐突に、荒唐無稽な思いつきが稲妻のように走ったので聞いてほしい。

「監督生ってミッキーじゃね?」

…………。
…………………うん。

※以下、文章内に3章終盤のネタバレ含まれています。あと「前回の考察」はこちらからどうぞ。

Dオタがツイステプレイしたので元ネタ映画とか語る



……というのも、3章終盤でついに我らがミッキーの影が登場してびびった訳で。
そして、同時に気付いたDファンも多いだろうが、オンボロ寮にある監督生の部屋の内装が「ミッキーの夢物語」でのミッキーの寝室そのものなのだ。
鏡越しにミッキーの影が覗いてそこに誰かいるの?と問いかける。まさに夢物語のシーンだ。

さて、オンボロ寮に関する考察はSNSでも諸説飛び交っているけど、個人的にはオンボロ寮のモチーフはクラシック短編のより集めと考えてる。オンボロ=クラシック……はこじつけすぎるかな?
外観や談話室と廊下、先住民ゴーストは「ミッキーのお化け退治」で、監督生の部屋は「ミッキーの夢物語」
庭はまだ観測要素が少ないけど「骸骨の踊り」かな?(奥に見える柳が似てる)
で、オンボロ寮をミッキーを中心としたクラシック短編と仮定すると、前回の考察で余談としてチョイ出ししたWiiゲーム「エピックミッキー」とオンボロ寮組の言動がやたら被るのだ。

エピックミッキーの冒頭ムービーだけ見ても諸々の共通点が浮かび上がる。
エピックミッキーの冒頭も「夢物語」のワンシーンから始まる。ミッキーが寝室の鏡を通じて入り込んだ先は魔法使いイェン・シッドの工房だ。彼は魔法のインクと筆で忘れられた者達のための世界を作っていたのだが、ただのいたずらネズミだったミッキーは好奇心でその世界を滅茶苦茶にしてしまう。その時できた「インクのシミ」が「ブロット」というモンスターに変化してしまい、驚いたミッキーは自分の部屋に逃げ帰る……という展開だ。

この冒頭ムービーはおおむねファンタジアをモチーフに描かれている。イェン・シッドは「魔法使いの弟子」に出てくる大魔法使いで、ウォルト・ディズニーの化身という説はDファンの間でも有名だろう。故に、原点にして頂点の存在といっていい。実際、イェンシッドの力は「魔法=創造」という描写だし、近年ではミッキーの師匠という立ち位置で描かれる事が多いわけだ。
で、ミッキーに襲いかかるシミのモンスターが一瞬ファンタジア内「禿山の一夜」の魔王になる。
これも前回考察したけど、グリム=禿山の魔王という考えもあながち外れていないのかな、と。(そういやあいつチェルナボーグって名前と魔王って設定あったんですね。禿山さんって呼んでてスミマセンでした…)

ん?グリムちゃんがイェン・シッドに憧れるチェルナボーグの姿だったら最高にエモくない…?

と、ここまで書いたけど、ツイステとエピックミッキーは制作会社も違うので(そもそもエピミキはアメリカ製のゲーム)関連性自体、全然薄いとは思ってる。でもエピミキは直近のDゲームでの名作(注:個人的なクソデカ感情含む)なので、世界観考察のヒントくらいに触れてくれると嬉しい。そしてオズワルドがくっっっっそ可愛いから見て。


んで。話を最初に戻して「監督生ってミッキーじゃね?」って話だけど、ただ「監督生=ミッキー」だと語弊ありすぎて炎上案件になりかねないので、まずは言い直したい。
厳密に言えば「監督生って限りなく魔法使いの弟子に近い存在なのでは…」と考えたのだ。

もう昨今のディズニーイメージで、魔法使いの弟子=ミッキーの定番衣装みたいな印象強いけど、そもそもファンタジアにおける魔法使いの弟子はミッキーが演じている役名であって、ミッキー自身ではないという事を念頭においてほしい。
その上で、「魔法使いとして未熟」「雑用」「借りた魔力でほうきを使役して監督する」あたりがちょっと近いかな?と思ったわけだ。もしかしたら監督生とグリムのセットで魔法使いの弟子要素があるかもしれないんだけど、今後の展開などを考えると、監督生が弟子役を担ってくれたら色々と胸熱展開になりそうな気がするので期待したい。ファンタジアだけだと考察にムラがありすぎるので、シーの「ファンタズミック!」も併せてイメージして貰うと分かりやすいかも。


我ながら信憑性が極めて低い荒唐無稽な仮説だけど、Dゲームで基盤になりがちなファンタジアやクラシック要素が無いはずがないとは思ってる。

こんな考えなので、私が監督生の絵を描くとしたらかなりミッキー寄りな顔になるかもしれない。

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