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アンチどもの気持ちも多少分かるんだよ

私は良い人間では無い。
魚の被り物を着けた仮の姿は、澄んだ部分しか抽出してないので灰汁は濾された状態でお客様の元へ提供されている。

もし、私の陰湿な性格をSNSに投稿してしまったら"目に留まった人が気分を害してしまうかもしれない"というのが最もな理由だ。
だから思ったとしても口に出さずメモ帳に書き殴り自己完結している。
ネガティブで注目を集めるのは簡単かつ中毒性が高い。

だが、最近気がついた事がある。
陽気すぎても気分を害してしまう人達がいることに。。。

「お前おもんない」
「普通にやって下さい」
「小ネタ寒すぎ」
などと痛い所を突くコメントが書き込まれる。

Hah????(猫ミーム)
やぁああああああかましいんじゃあああ!!!!!
お前の普通なんて知るかよ!!!
じゃあお前が面白いと思う動画作ってみろ!!!!
さぞかし上から目線なので見たこと無い物を作ってくれるんですよね???
貴方のアカウント覗いたらダンス動画が上げられてましたが「中途半端で不快なので踊るの辞めて下さい」って書き込むのと一緒ですが文句ないですよねぇええええええ?????

おっと、、、
メモ帳から灰汁が溢れてしまった。
でも私はアンチコメントを書き込む人間の心理も分かるにはわかる。

20代前半、プライベートが充実してる人を許せなかった。
自分が楽しくないから「お前も人生楽しくないよなぁ?」と悲観的思考を強要し、同じ気配の人が近くにいると安心した。
そういう異質なオーラを纏った人間は、正常な人間から避けられるようになり結果暗くて長いトンネルを彷徨い続ける事になる…。

現在思うと、当時は幸せを見つけるのが下手くそだった気がする。
広告やドラマで見かける俗っぽい幸せと、自分の中の幸せは大きくズレが生じていた。

クリスマスに恋人と過ごす?
都会のタワーマンションに住む?
会社の人たちとBBQに行く?
SNSで有名になる?

どれもピンと来てないのに、それが幸せであると思い込んでいたので何も楽しくなかった。

本当の幸せはもっと小さく散りばめられていて、
熱い風呂に浸かったり、友達と昔話で笑ったり、気の合う店員さんに髪を切ってもらったり、美味しいご飯を作ったり、、。

過去の自分も同じことをしている筈なのに、これらの"何の変哲も無い日常が幸せ"であると気づいてから心の健康状態はかなり良い。

YouTubeを始めた当初、
日々に鬱屈していた過去の自分へ向け動画投稿していた。
だから見やすくて静かな動画を作ることを拒み、フザけながら料理することを徹底していたんだと思う。
同じ様な境遇の人が笑ってくれれば良いなと。。。

でも私の秘められた想いは中々届かない。
アンチコメントを書き込む人達からすると
“陽気なウザい奴“と映ってしまっているんだろう。

陽気な男の裏側を知ったら、難癖をつけるネガティブ人間は減るのだろうか?
実は私もそっち側の人間なのにな…。

まあそれを知った上でケチをつける奴がいたら、
「かかってこいやゴラァぁあああああああああ!!!!!!後ろに立って下からお玉を掬い上げてやる!!!!!!」


嘘だよ。
時間がかかったとしても、
他人がどうとかじゃなくて君の中の幸せを見つけられるといいね。

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