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2020 J1 1st Sec “開幕!”
試合のあらすじ
さあやってまいりました、待ちに待ったJ1開幕戦。
既に公式戦を3試合消化しているうちの、その内容と結果は上々で(しょっぱなを除けば・汗)、この開幕戦は期待させると同時にホームであり、絶対に勝って飾りたいという気持ちはおそらく自分だけではなかったはず。
だがしかし…
フットボールというやつは時に、腹の立つほど意地悪。1-2で敗戦となりました…
ミス、そして構造的な弱さ、それらから前半で2点のビハインドを負う。
今のうちは、攻撃面では十分に期待を抱かせる試合をするようになっているのは事実だが、先に2点差をつけられるとなると難しかった。最初の1点が入るのが74分だったこともあったかと。
現象は特徴的
ざっくり言うと、自分としては潜在的に抱えるうちの問題が出現した試合になったなぁという印象。
1. 相手の前プレに捕まる(ゾーン1で絡まれると弱い)
2. 偶発的なミスが被決定機に直結してしまう
3. 前半に何もできない傾向(後半にようやく決定機を作れるようになる)
1については再三言っているけれど、ゾーン1で繋ごうとするならばとにかくしゃかりきに動いて簡単なパスをいくつも連続的に繋ぐ必要があると思う。3220のシーンも非常に危なかった。でもおそらくこの部分はもう変わらない。半分諦めているけども言うだけは何度も言う。 笑
2について。立ち上がり0228のミスを突かれて持ち込まれ、パギが何とかセーブしたという場面があったが、これもそういう種類のもの。試合の中でいくつかは出現してしまうことも、今後変わることのない部分だろう。
そして3。うちは基本的にはトランジションと(準)カウンターのチームだと表現してきたが、後半になると切り替わりの中でスペースができてくるので、そういう中で選手個々の速さとパスワークを生かして素早い前進をするのは得意中の得意。けれどその反対に前半は…という試合は何度も見て来た。
全部含めて「うちらしい試合」
ネガティブな特徴は先に述べたとおりだが、試合全体としてはうちのコンセプトは表現したと言っていいかと。
トータル保持率71%、シュート数 21(5) ー 11(7) 。
十分、超攻撃的エンターテインメントが開幕している。
オンターゲットの数が少ないのが気になるけれど。その正確性という意味では後半の後半は疲れも出てきたように見え、そんなことも影響したかもしれない。また、先に言ったように最初の1点が遅かった。
しかしながらその逆に、「よしもらった!」「いや来ねえのかよ!」という期待度の高い場面が、いくつかあったのも事実で、それをモノにできなかったのが勝負を分けた要因でもあったと思う。
考えるべきことは
アンジのサッカーをする以上、先の「特徴」には目をつぶる必要がある。
とにかく決定機を創出すること。(できれば前半にリードしておきたいわけだが…)
ネガをポジで覆い隠してなおかつ、おつりが来るような試合をしなければいけないということ。弱点やらミスやらはある程度仕方がない。どこまでも攻撃で勇猛果敢に圧倒し、複数得点を目指す。
それができなければこのような結果になる、という試合だった。
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