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保活と育休復帰【育児日記番外編】

いいことが続いている。


待機児童全国ワーストという不名誉な称号を得た場所で、私も漏れなく入園保留通知書が届いたのだけれど
保育園は決まっても決まらなくてもどちらでも良かった。
育休は延長できるし、
一時保育は割高なのは欠点だけど
なんとか預ける場所はあるし、
最終手段として仕事を手放すことも不可能じゃない。

と、思っていたら、難なく決まった。


一時保育でお世話になっていた認可外保育園が1名だけ空きがあり
あっさり決まってしまった。
しかも、認可保育園より割安。
息子もすでに行き慣れているので、慣らし保育もなし。(むしろ私の方が慣らしが必要なんだけど、ここも一時保育でクリアしてる)

その保育園は2歳児までの受け入れなので、いずれまた別の保育園か幼稚園をを探す必要がある。
次の保育園申請時、理由が卒園の場合、利用調整の点数が2点もアップするらしい。

いいことづくめじゃないかー、と市役所帰りにニヤける。


それから、職場の制服が新品になったこと。

洗濯は夫担当なのだけど
うっかり何か(何を?)やらかして
私の制服が一部変色してしまっている。
でも、この度、リニューアルのため
制服が交換されることに!!

それから、
仕事の復帰日を自由に決めていい、と言われたこと。子供の誕生日ももちろん休んでいいと言われたこと。
これ当たり前のことかもしれないけど
信じられない、って感じだった。

保育園が決まったら、働きはじめる日も指定されるものだと思っていた。

私、すんごいブラック企業で働いているつもりだったのかもしれない。
育休中、何度も職場から電話が来たという先輩の話を聞いて構えていたし
(結局、職場のほうからは一度も来なかった)
でも、電話がないということは
私が戻ってきても役に立たないと思われているんじゃないかと勝手に妄想していたし
→この自我の声はまだ相変わらずあるけど

私が私を、制服も交換してくれないようなブラック企業で働かせていたし
私が、私は役に立たない、誰も待っていないと言っていたし
私が、ダメな世界に私を置いていたんだと思う。


いいことが続いている。
でも物事をOKと思えることが続いているとも言える。 

あって当たり前
出来て当たり前
手に入って当たり前
「ある」が当たり前だと思う世界にいると
「ない」ことが山積みで辛く感じのるかもしれない。

とはいえ、保育園は本当にラッキー。
保育園に入れたことはもちろん、「どちらでもいい」という選択肢がもてたことがラッキーなのだ。

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