絶望の一秒前・・・

『絶望の一秒前』

これは乃木坂46、5期生の楽曲です。

初めて聞いたのは今年に入ってからです。
MV公開されたのが2月でした。

私が12月半ばから職場を休職しており、退職を決めた、
ちょうどその頃で、「絶望の一秒前」というか
「絶望の直後」な時期でした(笑)

楽曲についてなんですが、
美しさの中に感じる強さ。
を感じるメロディだと思います。

穏やかで一気に神経が整うようなイントロです。
MVでも、日常の中にある、ふとした心安らぐ瞬間(らしき描写)が
描かれています。

AメロBメロが美しさを、
サビでパフォーマンスを引き立てる力強さを。

メロディは落ち着きのあるメロディからサビのアップテンポへ続くわけですが、それに反し歌詞はかなりグサッっと重みのある内容なんですよね。

希望なんか見えない
孤独から手を伸ばし
どん底の深さを知る

言葉だけにするとかなり・・・重い・・・。
しかし、次の展開で

人間は誰でもみんな
何もない丸裸
それだけは平等だろう?

と前向きな歌詞に代わるんですよね。

皆さんが日々過ごす中で孤独を感じるきっかけはなんですか?
私は周りと自分を比べた時に、孤独な気持ちになることがあります。
「なんで自分はこんなに人より出来ないんだろう」とかです。
しかし、孤独の中だからこそ、得れるものがあると思っています。
大切なのは、孤独に飲み込まれないこと。
孤独という負の感情を飼いならし、
結果的にプラスへ変換できたな、と思えればそれでいいと思うんです。
私はそう思っています。
「どん底の深さ=自分が自分に抱いている期待値」です。
どこか絶望を感じつつも、微かな期待を抱いている様子が
今の自分にとても刺さりました。


MVに関して、ちょっと脱線。。

中西アルノ氏と岡本姫奈氏。
二人が二列目を担当しています。
二人とも加入後になんやかんやあったらしい?ですが
共通しているな、と感じることがあって
ある特定の要素を与えると、周りを置き去りにする程の能力を秘めてる、
と私は思います。

二人はこの作品の中で、
アルノ「明るく、あざとく、表情で人を魅了する」
姫奈「表に出さない芯の強さを体の動きで伝える」
をそれぞれ出し切っている気がします。
乃木坂46の5期生、そしてまたその5期生の中の一人として
自身が奏でる、表現すべきモノをしっかり形にしている。と思いました。

今後の二人の活躍、乃木坂5期生の活躍に期待です。




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