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BTS釜山コン参戦記録 当日編①

いよいよ釜山コン当日の朝から開演までの様子です。

コンサートは地下鉄3号線「総合競技場駅」から徒歩10分ほどに位置するアジアド主競技場で行われました。

この日の公式スケジュールは以下の通り。

11:00~本人認証開始
14:30~スタンディング待機開始
16:00~スタンディング入場開始
18:00~開演

バスは怖くなってしまったのと、道路の交通規制があるかもしれないので、電車で行きました。

総合競技場駅はマスターのKONIさんのおかげでジンペンの天国と化していました。

駅のホームの様子
ホームの壁面。Butterのジン様
試写会でのジン様

そんな中、改札だけはテテの写真になっていました。

テテ改札

グッズ購入、スポンサーブース周り

釜山コンのグッズを持ってコンサートに参戦したかったのですが、前日夜8時半に釜山に到着したので、前日中の購入は叶わず。

当日、朝9時からコンサート会場やLIVE PLAY会場付近で公式オンラインショップからグッズを購入すると、会場でグッズをピックアップできるシステムがありました(毎回あるみたいですが、そんな便利なシステムが出るとは知らず、JPFCの12月発送で頼んじゃいました…キャンセル不可…)ので、そのために朝8時には宿泊先を出て会場に向かいました。朝ご飯は、前日にCUというコンビニで購入したサンドイッチとイチゴ牛乳(バナナウユ、苦手で飲めないのでせめてイチゴで雰囲気を味わいたく)で済ませました。

当日釜山着のアミもたくさんいたので、朝9時の時点ではコンサート会場にそこまで人は多くいませんでした。まずはグッズの購入だけ済ませ、フォトブースで写真を撮ったり、スポンサーブースに並んだりしました。クッキーランのスポンサーブースではブランケットがもらえるようで、スポンサーブースの中では一番の長蛇の列ができていました。見出しの写真の行列はクッキーランの行列です。次に人気があったのはヒョンデの緑のトートバッグです。また、何と言ってもこのブースでは本人たちがCMで着ていたサッカーのユニフォームらしきものが展示されていて、写真を撮ることができました。

サインなかなか書き辛そう。てゆかこの下の文章ってジンのお言葉風だけど違うよね?笑

購入したグッズのピックアップ場所は少し遠かったものの、引き取りは一瞬でした。引き取り用の画面を係の人に見せたところ、すぐに専用レーンを案内されました。私の場合はその場で自分で開封して汚れやキズなどの問題がないかを確認するように言われましたが、友人はそんなことは言われなかったようです。購入自体もその場でされる方のグッズ売り場は、かなり並んでいました。アミボム専用の購入場所もありましたが、この時点ではがら空きでした。

昼ごはん

他にもロッテ免税店、チルソンサイダーなどのスポンサーブースへ行き、11時前に会場に隣接したホームプラスというショッピングモールのフードコートへ行きました。
時間も早かったためか席も空いていました。注文する機械は1箇所にあり、注文が完了すると番号が印字されたレシートのような紙が出てきました。その番号がフードコートの席から見えるモニターに表示されたら、自分が注文したものの店に行って引き取るという形式です。コンサートの日だからか、注文する機械の前に店員さんが立っていて、親切に操作方法を教えてくれました。800円ほどでビビンバ、テンジャンチゲのセットを食べてかなり満足しました。

分かち合い、ソンムル

ジンペンの私はマスターのBBMさんが配布するジンが印刷されたラベルのついたペットボトルがどうしても欲しくて、そちらをもらいに行きました。(350mlサイズでコンサートの持ち込み用に最適だったので。)この会場の周りはかなり高低差があったため、平面の地図で大体の場所は分かっても実際どうやって行くのかをイメージするのは難しかったです。

ようやく場所を見つけたとき、15名ほどの方が並んでいましたが、ジンペンの証明をすればすぐにボトルとうちわをいただけました。隣でTiny Tanのカードか何かを配っていて、列を抜けてそちらに向かう方もいました。

その時、上空にはジンのアドバルーンが飛んでいました。てっきり公式のもので全員分飛んでいるのかと思っていましたが、これもジンのマスターさんによるものだったようです。私は入手できませんでしたが、ジンのスローガンを持っている方がいて、とってもかわいかったです。

釜山の空に浮かぶキムソクジン

やはり兵役前最後ということで、駅もそうですが、ジンのマスターさんは並々ならぬ気合が入っていたようです。他のメンバーのマスターさん、もしかするとジンに今回の場は譲ってくれたのでしょうか…

本人認証・チケット受け取り

12時くらいにそろそろ本人認証並ぶか―と思い立ちましたが、ここで会場が大変なことになっていることに、ようやく気が付きました。(遅いです。)まず、本人認証の列の最後尾が分からない。スタジアムの周りは何重にも行列ができていて、最後尾が全く見えません。そもそも本人認証の場所もどこか分かりません。列に並ぶ人と彷徨い歩く人で会場は溢れかえり、自由に移動することも困難でした。何より、スタッフも看板も圧倒的に不足していました。そんな中で列に並んでいる方が、たまに通りがけにソンムルをくれたのは嬉しかったです。よく分からないながらも最後尾のような場所に入れたので、前にくっついて進んでいたのですが、そこにいる全員が自分は何の列に並んでいるのか、不安なままでした。ただ列は進んでいて、後ろの韓国人の方から翻訳アプリを通して「前を開けずにつめて進んでください」というお叱りも受けました。笑 

本人認証、チケットの受け取りはメイン競技場の脇のフィールドみたいな場所でだだっ広くて、日よけがまったくありませんでした。この日の日中は夏のように暑くて、会場には飲み物もないし、多くの人がはるばる海外から釜山にまで来て疲労もあるだろうし、とにかく待ち時間が長すぎるので、体調を崩して座り込んでしまう人も続出していました。海外から来ている現地でチケットをもらう人と韓国の既にチケットを持っている人と、初めは同じ列で途中から分かれました。

本人認証の列から見たアジアド主競技場

結局そこに2時間半以上は並び、ようやくチケットの受け取り直前まで来ました。名前のアルファベット順にブースが用意されていて、InterparkのPayerとして登録した名前の初めの3桁で区切られていました。つまり、Yamada Taroなら「Yam」となります。それぞれのブースは「Yae~Zar」(例)のように表示されていますが、これが日本人にはなかなか馴染みがなく、周りの方は混乱していました。そして、Payerを姓・名で入れた人と名・姓で入れた人では苗字の頭3桁(Yam)か名前の頭3桁(Tar)か全く異なるので、間違ったブースに並ぶ人もいたようです。チケットは韓国人のスタッフの方が1枚1枚めくって探します。韓国の方だってアルファベットの並び順には慣れていないだろうし、そもそもあらゆる国の見慣れない名前で本当に探すの大変だったと思います。チケット引き取りの直前でこの内容を大きな声を出して日英でアナウンスしてくれたスーパーアミがいました。めちゃくちゃかっこよかったです。

このブースではパスポートとInterparkのチケット購入画面を提示し、チケット、リストバンド、weverseのトッパー、公式スローガン、紫のマスクをもらいました。

脱線しますが、今回は釜山に万博誘致を目的としたコンサートで、BTSが広報大使になったからには、釜山に選ばれてほしいと心から思っています。
でもこのオペレーションの様子では、自信をもって釜山を万博の候補地として応援することができないと思ってしまいました。自分に何の権利もありませんが、少なくとも今後釜山で大規模イベントを行うなら、以下の点は改善すべきだと思います。

  • 5万人規模の人が集まるイベントとしてはスタッフが少なすぎます。

  • 少ないスタッフが必死に働いていたのは理解しますが、場所を聞いても分からない、簡単な英語が通じないスタッフもいました。

  • 案内の看板が少なすぎ、文字が少なすぎます。デザインは素敵ですが、あくまで視認性を高めてほしいです。特に英語は文字が小さすぎて遠くから見えません。

  • 多くの人が長時間、スタジアムから離れられないため、飲料を販売する場所もしくは水飲み場が必要でした。

  • チケットはQRコード等を利用した電子認証にしてください。

スタンディング待機

この時点で15時20分くらいになっていて、スポンサーブースで頂いたものや自分の荷物を預け場所に預けようかと思いましたが、預け代3000ウォンが現金のみしか取り扱っておらず、断念しました。(本当に現金を持っていなかったことが悔やまれる。)そして、ここで焦って荷物整理をしているうちに、もらったばかりの公式スローガンを置き忘れるという、今回最大の失態を犯します。

この会場は1階と2階を繋ぐ階段がとても少なくて、また危ないのでみんな慎重に上り下りしているのもあり、階段は非常に混雑していました。2階にいる友人と落ち合うのに「空いている階段ないかな?」とスタジアムを1周(階段は1か所しかなかった)、その後、今度はスタンディングの待機列を探すために、またスタジアムを2周ほど人の間を縫って走り回りました。(まだ階段が他にもあるのではないかと探していました。何周もしているのに大馬鹿すぎる。)ようやく1階に降りたものの、Twitterで案内された待機場所の地図からイメージしていた場所は全く違ったようで、他のブロックのプラカードは見えても、自分のブロックのは見当たりません。周りにも私のように血眼で走り回っている人がたくさんいました。心が折れかけましたが、同志たちの奮闘にも心を動かされ、少しでも背を伸ばそうと履いてきた慣れない重い靴で走り続けました。結果的に私の待機列は入口からは最も遠い場所でした。

自分の待機列を見つけたところで、チケットを友人に預けた荷物に入れてしまったことに気づきました。仕方なくインターパークの画面を列の方に見せて、自分の順番の場所を探しました。この時点でスタンディング入場開始の16時で、もうほとんどの人がぎゅうぎゅうに並んでいました。ここまできて諦めきれず、sorryを繰り返しながら並んでいる方の順番を聞いて人の間を歩きました。そういう人が多かったからか、アミはみんな優しいのか、迷惑な顔をする人はおらず、むしろ、「もっと後ろだ」とか「ここじゃない?」みたいなこと言って(韓国語分からないので、雰囲気。全く違うこと言われていた可能性も大。)協力してくれました。

結局16時は大幅に過ぎて、入場が始まりました。至極当然ですが、周りはみんなチケットを片手に進んでいました。リストバンドはしているから入れるのではないかとは思っていましたが、この時間は生きた心地がしませんでした。係の方が「ティケッ ほにゃららジュセヨ~」と言っていて、チケットを見せろと言っているのではないかと思いました。私は係員の方にInterparkの画面を見せてみました。その方は「ほにゃららアニエヨ~」と言ったので、私は「ああ、入れないんだ。ここまで来て。なんてばかなんだろう、自分は。」と思い、泣きそうな顔で係の方を見つめました。(汗だくだし、本当にキモイ。まじでごめんなさい。)すると係の方は「…oh, sorry, go! go!」と言ってくれました。よく分かりませんでしたがお礼を言って、走って元の列に戻りました。結局、その後チケットを見せる場所はなく、フィールドに入場できました。(宿泊先に戻ってから、チケットはちゃんと自分の持っていたバッグにあったことを確認しました。本当にひどい話です。)

自分のブロックにつくとステージの正面から延びる道があって、その柵沿いにも人が集まっていました。もともと「後ろでゆったり見よ♡」と公言していましたが、これを見た瞬間に「最前列は今更無理でもこの柵をバンタンが通ってくれるならワンチャンある…」と欲が出てしまい、その柵から2人内側のあたりを陣取りました。開演の6時までは1時間半くらいあり、足の疲労もマックスだったので、座りこみたい気持ちはやまやまでしたが、迷惑だと思い、やめました。携帯の電池も切れそうなので何もすることもなく、たまにアミボム大丈夫かな心配になってペアリングを数回繰り返しました(1回で十分)。ちなみにiPhoneの省電力モードでも問題なく使えました。そもそも、私の右も後ろも前も開演まで座りこんでいたので、自分には座るスペースはなく、足の位置を変えることすらできず、気力で立ち続けていました。それでもステージ脇のスクリーンにバンタンがうつってMVやCMが流れると、自然と体が動いて楽しい気持ちになりました。5分くらい前からYet to comeが流れ始め、会場にいたみんなで合唱がはじまりました。そして6時ほぼぴったりに照明が落ちて開演しました。

つづく。

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