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BRIDGE vol.35 -終亥-によせて


かがっちょさんはおっちょこちょいだし
どこか抜けてるおじさんです。
その正体は大半のバンドマンが友人のような付き合いのできるブッカーで、お髭がチャーミングなおじさんです。

たまに僕も言いたいことを言わせてもらう時もあったり、側からみたら舐めくさった態度をとってるように思えるかもしれませんが一重に積み重ねてきた日々が長いからです。
23歳ぐらいから知り合い、このBRIDGEにださせていただくたびに新たな挑戦と無茶振りの数々に不満たらたらだったのですが振り返ると、とてつもなくその濃密な時間が自分の一部になっていることに気づかされます。

前出通りかがっちょさんはとても出来た人間かというと怪しいところもあります、歳下の僕が言うのも烏滸がましいですがポンコツです。

世間一般でいうと不器用な人ですが、かがっちょさんはその中でもかなり不器用人間です。しかし、そんなかがっちょさんが長年積み重ねた日々、ライブイベントを続けるというのは簡単にできることではありません。

とくにかがっちょさんは若手、まだライブハウスに出始めて間もないバンドやシンガーソングライターを誘ってイベントを組んでいました。そこで出会ったバンドやソングライター達が何組も辞めたり解散したり消息を絶ったり。自分が良いものだとおもった音楽家達が消えていくのは何度も何度も心を折られるな、決して楽じゃない道のりだったと思います。

そして12/18、生き残った僕達はかがっちょさんが繋げた橋の最後に辿り着こうと3会場でサーキットイベントに出演します。


かがっちょさんへ
いつも悪口とか言いたいことを好き放題言ってすいません、かがっちょさんが決めた最後の日に出演できることを大変光栄に思います。

好き放題言っても、ちゃんと聴いてくれるところ、envoy from the silensがライブしたあとに俺はソロなのにトリに選んだ無茶振りも今は感謝しています。

かがっちょさんと歩んだ竹崎彰悟は12/18Queblickでトリ前で演奏します。

かがっちょ、良い景色みせてやるから覚悟しとけよ。

明日は寒いからみんなあったかい格好できてね。それでは会場にて。

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