発達支援で使える玩具②
こんにちは。とととです。
連続シリーズ「発達支援で使える玩具」第2弾です。
今回は私の大好きな玩具「ポテトヘッド」を紹介いたします。
※第1弾はこちらとなります。
アメリカでは定番?「ポテトヘッド」
映画「トイ・ストーリー」にも登場する「Mr.ポテトヘッド」というキャラクターに見覚えがある方も多いのではないでしょうか。
この玩具は意外と歴史が古く、アメリカのシリアルのおまけとして1940年代から存在していたそうです。当時は本物のジャガイモなどの野菜につき刺して顔を作るパーツだったというから驚きですね。
現在はトイストーリーで見かけるこの紳士風な顔だけではなく、医者や消防士、アメコミ・ヒーローなど様々なバリエーションがあります。
この玩具のおすすめポイント
なぜこの玩具をオススメするかというと、目、口、鼻、手足の構成遊びを簡単に行うことができるからです。ポテトヘッドを作りながら身体部位の理解を促すことができ、なおかつ組み立てに時間がかからないため、作ったあとに人形遊びに移行することも容易です。
実際にレッスンで使用するときには、お子さんと大人で1体ずつポテトヘッドを持ち、「これは目だね」など身体部位を確認しながら作ったり、お子さんの作り方を真似る逆模倣という手法を行ったりします。出来上がりもほぼ同じになるのも良い点ですね。
出来上がった人形を使ってブロックや積み木の車に乗せたり、家に入れたりとその後の遊びに繋げていくこともできます。
さいごに
今回は「ポテトヘッド」の紹介をさせていただきました。
ある言語聴覚士さんから、アメリカではポテトヘッドが言語聴覚士のセラピーの定番玩具であると聞きました。絵カードを交換することでコミュニケーションをとるPECSというシステムを学ぶ際にも使われたりするそうですよ。
ちなみに某フリマアプリでお安く手に入れることもできるので中古が気にならない方は調べてみても良いかもしれませんね。
次回はよく使っているボードゲームをまとめてご紹介しようかと考えております。最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた〜👋
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