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みとりし?

看取り士、なのだそうだ。
漢字表記で見れば、何となく想像はできたが
実際にはどんなことをなさるお仕事なのか?
興味があったので
映画「みとりし」上映と講演会に
参加してきた。
自宅での看取りに関しては
賛否両論あるだろうし
現実には困難な面も多いにちがいない。
でも、こういう選択肢もある、と
知ることができたのは、大いなる収穫だった。

「死」を話題にするのは、
「縁起でもない」と忌み嫌われる。
まちがいなく100%全員が通る道なのに。

男性のジャケットは、説明中につき半分外されていました。

会場の出入り口では
まるでブライダルファッションのような
「旅立ちの衣装」が展示されていた。
結婚も死も
一生に一度という意味では
同じだわ、とひとり納得していた。
(結婚は、二度め三度めも場合によってはあるけれど)

こちらもまた
旅立ちのための衣装を用意しておく
という選択肢もある、と知ることができた。
そういえば
「旅立ちは オスカルの衣装で、
葬送の曲は 🎵我が名はオスカル
って決めてるんです」
と言っていた宝塚好きの後輩がいたっけ。

📝つむぎの ひとこと ふたこと✒️
講演会で最も印象に残ったのが
「逝く時間(タイミング)は本人が決めている」
と言われたこと。
納得、である。
まさに愛猫がそうだった。
葬儀屋へ連絡して、
翌日荼毘に付せる時間を狙っていたかのように。
飼い主が頼りないから猫がしっかりしてたのか。
NNNから派遣されるときにあらかじめきいていたのか。
今度会ったらヤツの耳に囁いてみよう。
「で、ホントのところはどうなんよ、シェリちゃん」と。

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