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立ち回りの話。

今の勤務先につとめてもうすぐ1年

5S委員会の立ち上げや、生産管理システムの最適化プロジェクト、受注生産から計画生産への移行プロジェクト、生産効率5%向上プロジェクトなどいろいろ楽しい仕事をやらせてもらっていて、非常に恵まれた立場にいます。

給料下がったけどね!

従業員100名で年商は30億そこそこの規模の会社だけど、今まさに変革期を迎えており、その中で変革の中心的存在でいられることは圧倒的に楽しいし、もし、変革に失敗しても今後の人生を考えるとかけがえのない財産になると考えています。

収入は減ったけどね!

部署は生産管理に所属しているのですが、ぶっちゃけ生産管理業務はノータッチ!ノールック!という状態が黙認されていて、他のメンバーからも、「現状の業務に携わると、今、私が携わっている仕事が止まってしまい、それは非常に困る」いうようにとらえてもらっており、今の業務を回すことよりも未来を創る仕事にほぼ全力を充てることができています。

年収ももちろん減ったよ!

今回は、このような状況に持っていくために意識したことをまとめようと思いました。

このnoteを読んでくれた方で、職場での仕事の進め方や人間関係にお悩みの方の一助になれば。。。と考えております。

上手に立ち回るというとなんとなく聞こえがよくないのですが、会社にとって付加価値を出したうえで、自分の将来像に向かってやりたいことをやるためにとても重要ではないかなと思いますので、ではでは。

まずは、イメージ戦略

私は仕事において、自分自身について以下の3つのイメージを持ってもらうことが大事だと思っています。

① 仕事ができるイメージ
② 仕事が速いイメージ
③ なんとかしてくれるイメージ

なんと当然のことを・・・と思う方も多いでしょう。
でも、常に意識してふるまえていますか?具体的にどういったことに気をつけていますか?と聞かれると自信を持って解答できる人はそう多くはないのではないかなと思います。

仕事ができるイメージを植え付ける

では、仕事ができるイメージを持ってもらうためにどんなことに気をつけたかと言うと

① 正論をいう

これには、マイナスなイメージを持たれる方も多いと思います。ですが、仕事ができるイメージをつけるという点では効果は大です。注意点は、正論を言うだけでは反感も買いやすいので、正論+現状を汲んだフォローを行ったり、あるべき姿としての理想論を語る上で正論を持ち込むのが無難だと思います。
また、常に正論ばかり言うのではなく、ここぞという場面で使います。会議で議論が煮詰まっているときなどは効果的なシチュエーションの一つです。

② 知っていることは伝える

自分の知識や経験や情報はどんどん発信する。これも日本的な美的感覚からすると少し謙虚さに欠ける面がありますので、組織風土によっては受け入れられるのに時間がかかる場合があります。しかし、なんでもかんでも無作為に発信するのではなく、適切なタイミングを見計らって発信することで自身の能力をアピールすることができます。

③ わからないことは聞く

わからないことはどんどん聞く。知ったかぶりをしたり、知らないままで放置しておくのは得策ではありません。知らないことは恥ずかしいことではありません。むしろ、知らないことを知るという意欲をアピールすることで、仕事に対する意識の高さが伺えるので、周りには仕事ができるイメージがつきます。

一度、仕事ができるイメージを持ってもらうと、この後の行動が非常にやりやすくなるので非常に重要な工程です。時間はかけつつ、慎重にことを進める必要があります。

仕事が速いイメージを植え付ける

次は仕事が速いイメージです。仕事ができる人は仕事が速いという風潮があるので、その相乗効果を狙います。このイメージを植え付けるためにどういったことに気をつけたかというと、

① 時間にうるさい

タイムイズマネーを体現する。遅刻はもちろんしない、会議には5分前には着席しておく、原則定時退社。休憩時間もきっちり。
ここまでは基本で、ポイントは他者にもどんどん指摘すること。人前で指摘せずに後でこっそり指摘したり、言い方には気を配るけれど、忖度や遠慮はいりません。

② レスポンスを速く

メールの返信を速くする。呼ばれたらすぐ行く。すぐにいけない場合はいつなら行けるか返事する。席にいて声をかけられたらその人の応対をする。どうしても手が離せない時は、〇分後と時間を明確にする。など。
相手の時間を極力奪わない方向で考えて行動する。

③ やや速足で移動する

まさかの物理的視点…。ですが、意外と大事ではないでしょうか。急いでいると逆に仕事ができないイメージになってしまうので、ほどよい速度で歩くのが大切かと。あと階段は小走り。
声をかけられたら、立ち止まって話を聞く。

仕事が速いイメージを持ってもらうと、いろんなタスクが舞い込みます。それにより自身の成長や会社での情報収集、意思決定への関与の機会が格段に増えます。
また、多少遅くなっても、「あの人で遅いのなら仕方ない」とまで思ってもらえるようになれば完璧です。

なんとかしてくれるイメージをもってもらう

みなさんの勤務先や知り合いの方の中にも、「あの人に聞いたらなにかいいアイデアをくれるだろう」であったり、「あの人にお願いすればなんとかしてくれるに違いない」といった頼りになる方がおられると思います。
こういった存在になると、自然と情報が集まってきてさらに影響力を及ぼすことが可能となります。また、解決していくことで公式、非公式に関わらず評価が上がっていくことになります。
そのために気をつけたことは、

① 権力に負けない

上司や役員が相手でもいうべきことは言う。会社は組織です。組織である以上は上下関係があるのは仕方がないことなのですが、その中ででも、言うべき意見はしっかり言いました。会社の体制や構造的に難しいと思ったことでも、言う。上司や役員がルール違反をしていれば言う。
この姿勢は、同僚や下の立場の人からみれば、「この人に想いを伝えればなんとかしてくれるかも」と思ってもらうことができると考えています。

② 会社に帰属していないことを伝える

これは、うまい表現がなかったのですが。
私は常日頃から「今の勤務先にずっといるわけではない」ことを伝えています。10年くらいで道筋をつけて退職し、本来の夢に向けて進みたいと言っています。一方、「なので、会社をよくしようといういう想いではなく、会社が自分でよくなる仕組みを作りたい。」とも言っています。
その分、今の会社をなんとかしたいという想いが伝わりやすいのではないでしょうか。

③ ポジティヴであり続ける

もちろん、いつもうまく行くことばかりではありません。上記のプロジェクトの中でも紆余曲折や妥協はもろもろあります。
ですが、それも今の現状の実力不足と受け止め、失敗点を分析し、捲土重来を期して次の手を打つようにしていますし、協力者の方にもどうようのことを伝えています。
一度、あるべき姿を構築すれば、そこにたどり着くまでは多少時間がかかっても遠回りしても、いたしかたないという思いを持って前に進めています。

と、まあこのようなことに気を配り、自身のやりやすいように会社を動かしながら、なくてはならない存在と思ってもらうように努めています。

余談

10年後に取締役or年収1200万くらいになっていなければ辞めるでしょうし、今の賃金形態や人事制度ではそれは不可能に近いので、まずはそこから手をつける必要があります。
あとは早いところ副業OKに規定を変更して、副業で稼げる状態に持っていくのが当面の目標にして、日々業務に励んでいます。

自分が会社にとってなくてはならない存在になれば、このような野望も比較的簡単に達成できると思っているので、これがモチベーションにもつながっています。


また機会があれば、このようなことは書いてみたいと思います。

すべての行動に、意思と意図を持って




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