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王様戦隊キングオージャー

こんなにハマった戦隊モノはない!
斬新な戦隊モノ、王様戦隊キングオージャーです。
なんだか聖書に寄せたようなストーリーですね。
息子の虫好きとスーツやロボのカッコ良さに惹かれて見ています。
おもちゃがまたカッコイイんだ…!

↓大体こんな感じ↓
チキューに存在する五王国。
それぞれがチキュー全体に影響を与える大きな産業や役割がありますが、
独立国家としてそれぞれの特色があります。
最強の国シュゴッタム、
電脳の国ンコソパ、
芸術と医療の国イシャバーナ、
法の国ゴッカン、
チキューの台所トウフ。

それと、五王国から忌み嫌われる地下の王国バグナラク。
これは五王国に取って宿敵ともいえる脅威です。

シュゴッタムの王ラクレスは表向きは良き為政者だが、幼い頃隠された弟王子ギラはラクレスが民をまるで蟻のように扱っていることを知り単独で反旗を翻す。
そしてラクレスに不信を持っていた他国の王達も仲間入りします。

そんな中敵国バグナラクよりバグナラク人と他国の人間の混血である2000年生きている青年が登場し参加します。
この青年は自国や他国の関係を憂い、バグナラクの王を志しています。

紆余曲折ありギラはラクレスから王位を簒奪、バグナラクには平和的な王が即位しチキューは六王国となって団結します。

しかしチキューでの争いは神と名乗る宇宙人の手により操作的に起こされており、平和な日々は続きませんでした。
またもや起こる争いにチキューは混乱していきます。

そこに再度現れたシュゴッタムの前王ラクレス。
彼の狙いは神を確実に仕留め、チキューへの干渉を断ち切ることでした……

的な話です。

宇宙人の目的はただの遊びでチキューは箱庭として多くの命を奪う残酷な遊戯を繰り返しています。
チキューでは2000年以上前から神の干渉を受け、戦争が勃発しています。
その結果バグナラクはマグマ渦巻く地底に追いやられており、一定期間を置いて再度攻め込んできます。
2000年生きた青年は伝説を絵本にして伝えますが全ては語られておらず、また出来事のみを伝えたため勧善懲悪の物語として各国の子供達にバグナラクとの溝を深める刷り込みを施す結果を生んでしまっています。

劇中で『神怒り』と呼ばれる災厄なんですが、
無数の蝗の機械が空を覆い尽くし人々が次々に倒れるんですよ。
またこの時イシャバーナの前王、前王妃は蠍の毒により絶命しています。
ヨハネの黙示録の災厄オマージュですね。

この災厄の時ラクレスは神を滅ぼすことを決意し神の信頼を得る計画を始めており、
長い間神意思に背かないことで側に置かれることに成功します。

ギラは不死身の力を神から受け継いでいるようです。
ラクレスは神殺し計画のために神に忠誠を誓い信頼を得て、寵愛される。
キリストとソロモン王あたり?ですか?

キリストとソロモン王が結託して神殺しする的な話なんですかね。
本当に斬新な戦隊モノだ。
あんまり聖書は詳しくないのであれですけど。
今って本当に宗教への見方変わりましたもんね。
そういう流れなんでしょうか。
そういう題材出てくるとどうしてもおや?と思っちゃいますね。

でもやっぱり思うんですけど、聖書の盛り上がりどころって秀逸ですね。
蝗の大群とか絵的にもハードでインパクトがある。
それに多分不死身のヒーローの原点です。
聖書は何度も映画にされてますしね。
この効果的な演出によって布教をしていったのだろうなぁ。

まだラストが来ていないんだけど今週もワクワクです。

ちなみにキャラクターが魅力的かつ演者の顔がいい!
私は村上愛花ちゃんと池田匡志くん推しです!
並ぶと最高にいい絵だ。

スパイダークモノスの変身待機音はずっと聴いていたくなる心地よさです。音響天才だ。

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