「足るを知る」と「現状に甘んじたら終わり」は矛盾しているのか
足るを知るとは
「足るを知る」という言葉があります。
古代中国の思想家、老子の言葉です。
満足していることを知っている人はたとえ貧しくても精神的には豊かで、幸福であるものです。
他人と比べてあれも足りないこれも欲しいと思うばかりではなく、今あるものに感謝して心を満足していく。
自分が自分がという執着をなくしていく。
でもなんだか現状に満足しているイメージがあり、努力や向上をになくなるような気がしていました。
足るを知るの本当の意味とは
現状に感謝して満足してしまうと何の努力もしなくなってしまうのか。
足りないものを見て欲しいから努力して手に入れていく生き方も素敵ですが心が空虚なままです。きっと大金を手に入れても立派な家や車を持っても満たされることはないでしょう。
今の自分ではいけないという思い
憧れの誰かになりたい、あの人のようになれるのに。
こんな気持ちでいると自分を否定し続けている。
だからずっとしんどいしきつい。
自分で自分を認める
今できなくても全てできなかったわけではないし、今の自分は素晴らしいと認めてあげることが大事かもしれない。
満たされるからこその行動力
周りに感謝し自分を満たした状態で環境を俯瞰的に見ることで今何をすべきかわかるようになる。
自分はだめだと劣等感に苛まれている状態では落ち込むだけで行動ができない。
今あるもの
ご飯が食べられること
風が気持ち良いこと
机があること
パソコンがあること
大事な人が側にいること
感謝しながら、明るく生きていきたい。
ありがたいなー。
現代はモノや情報が溢れ出して、でも何か足りない寂しさを抱えているように思います。インスタやSNSでキラキラしたものばかり目についてしまう。
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