テレワークにおける肝みたいなところを話してみよう

非常事態宣言が4/7にも出されようとしているが、まあ正直、遅きに失したんじゃないか、という気はする。ギリギリまで出したくなかった気持ちは分かるけど、そういうスケベ根性が事態を悪化させるんだよね。

多くの人が「やむを得ず」在宅勤務になると思うんだけど、普段から在宅勤務をすることがある僕が、在宅勤務を行う際のコツを教えようと思う。「できねーよ」ってのもあると思うけど、でもこれがあるとないとで大違いなので、できないか考えてみて欲しい。

仕事部屋の確保

ある程度狭くてもいいから、一人で仕事できる場所を確保したほうがいい。配偶者がいて子供がいて、となると難しいと思うけど、どこかの部屋や物置でもなんでも、一人になれる場所を確保したほうが絶対に良い。

これには3つの理由がある

1.集中できる環境を整える
子供が遊び回ってたり配偶者が掃除してたり、って環境だとなかなか集中できないので、自分だけで集中できる環境は必要。

2.電話とかWeb会議とかをやりやすい
ウチの会社でもあるんだけど、誰かが話している後ろで子供が騒いでいるケース。これ、お互いにメリットないので、こういうのは避けたい。

3.配偶者の冷たい視線を避ける
これが一番重要。配偶者が家に残っていると、結構邪魔者扱いされたりする。仕事してるのは分かるけど、邪魔者でしかないからね。なので、家族の仲が悪くならないように接点を減らしておいたほうが良い。

大きめのディスプレイを用意しよう

いろんな所で言われてるけど、やっぱりディスプレイはでかいのがあったほうが良い。家のパソコンなどででかいディスプレイ使っているようなら、それを仕事用に使うようにすると良い。

多くの場合は会社のほうが大きなディスプレイ使ってるからね。それに合わせられると良いよね。むしろ、家のほうが大きくなったら、仕事が効率的になるかもね。

会社でデスクトップ使ってます、って人は、これを機に会社にノートPCを用意してもらおう。開発をするような職種でない限り、ノートPCでスペック的に十分だし、そっちのほうが持ち運べて便利だから。

まあ、今更買ってもらうのは時間的に難しいと思うけど。

できれば椅子とデスクもあったほうがいい

ここまで用意すると金がだいぶかかっちゃうし、デスクや椅子なんてピンキリなんで良いのを揃えようと思ったら、それこそ家族会議を開く必要があると思いますが、まあここは「あったら良いな」くらいで。

でも実際デスクや椅子は結構重要なんでね、長期間仕事するには。非常事態宣言が1ヶ月続くとなると、そういうのも考えといたほうが良い。

個人的には、ニトリやイケアが安くて質がいいと思う。実物見て判断したほうがいいよね。

ここまでは環境的な話。次からは仕事するときの方法論的な。

サボることに罪悪感を覚えない

在宅だと真面目な人は休憩中も妙に罪悪感を覚えるケースがあるのだけど、そんなことは考える必要ない。誰も見ていないのだから、堂々とサボろう。むしろ、適切にサボったほうが効率が上がる、ということは科学的にも証明されている。

せっかく在宅なのだから、息抜きしながらやっていかないと。

あと、仕事しないタイミングを作って外へ散歩に出るのもオススメ。気分転換になるし、運動にもなる。

サボりも大事だが、休憩も大事

サボった上に休憩を入れるとか、サボりや休憩の合間に仕事してんじゃね?って感じになるけど、それくらいで十分。むしろ、休憩もサボりもなしで仕事するほうがマイナス大きい。

休憩は短時間でパッと取る感じ。コーヒー淹れに行くとか、お菓子を食べに行くとか。PCの前から離れて、少し息抜きのタイミングを作る。

もちろんタバコとかもね。

Web会議は顔を映す

自宅でWeb会議入ると、後ろに部屋などが映るのを気にして、顔を出さない人がいる。が、これは絶対に出したほうが良い。そのほうが何となく距離感が縮まる。

Zoomだとバーチャルバックグラウンドで背景を写真や絵にすることができるし、Teamsだと背景をぼかすことができる。そういうのを使って、プライバシーを守りつつ顔出しをしよう。

あと、Zoomのバーチャルバックグラウンドは会話のネタになるので、自分で面白そうなものを用意しておくといいかな。

僕も幾つかネタを用意しているので、準備できたらここで公開してもいいかも。

あと、Web会議はヘッドセットとか使ったほうがいい。最近のヘッドセット、Bluetoothのやつは性能いいし、CVC搭載で会話の際のノイズを消してくれたりするから。PCのマイク使うよりクリアに聞こえる。

同僚とのコミュニケーションは超大事

テレワークやってると同僚とコミュニケーションを取るタイミングがなくなる。でも、コミュニケーションを取っておくことはすごく重要。

チャットでもいいし、メールでもLINEでもSMSでもなんでも良いのだけど、自分から発信して同僚とコンタクトすることを意識しよう。

そうすることで、「同僚たちも悩みながら在宅勤務してるんだ」ってことが分かるので、気持ち的に落ち着くし、なんだかんだで同僚と情報交換するのって職場の雰囲気を良くする意味でも重要だからね。

なんだかんだで成果を出すことが重要

当たり前の話だけど、成果を出さないと意味がない。なんぼサボっててもそれが正当化されるのは、成果を出しているときのみ。

今までの会社での仕事だと、成果よりも勤務時間で評価されるようなところがあったけど、それが一切なくなると思ったほうが良い。

そうなると評価するところも成果しかない。成果を出せないと意味がない。

逆の言い方をすると、効率的に動いて成果を出せば出すほど、自分の時間が増える、ということになる。自分の時間を増やしていこう。

趣味の何かを用意しておくと張り合いが出る

通勤時間が減ることで、自由になる時間は普通に増えると思う。朝もゆっくりできるし。

そうなると、時間を持て余す可能性が出てくる。そのために、趣味の何かを持っておくことが大事。読書でも映画でも音楽鑑賞でもなんでもいい。

例えば僕ならレザークラフトにハマっているので、材料となるレザーと型紙を購入して、いつでも色んなものを作れるような状態を作っている。

ギターとかでも良いかもしれないし、時間があるので「やろうと思っていてやっていないこと」をやるのもいいよね。

そんな金がどこにあるんだ、という声が聞こえてきそうですが、ギターなんて安いのだと2万もしないし、今はスタジオレッスンとか無理だからYoutubeでレッスン見るのが良いと思う。そうなると、ほとんど金かからないよね。

そんなふうにして、没頭できる趣味を見つけていくのが良いんじゃないか、と思う。そういうのがあると在宅も楽しくなるよ。

家族と暮らしているなら、家族と話す時間を増やそう

最後は一人暮らしじゃなかったら、同居している家族なり同居人と会話する時間を増やすのが良いよ。

僕もコロナが拡大してきてからは、妻が在宅じゃなくてオフィスに出勤してて、僕が在宅で子供と一緒に家にいることが多い。

子供に昼食を作って一緒に食べたり、休憩のタイミングで子供の宿題見たり、仕事を早めに切り上げて晩御飯作ったり。そういう時間は結構貴重だよね。普通にオフィス行っているとまず確保できない。

そんなところから家族との接点がふえるし、お互いの信頼関係も強くなるんじゃないだろうかね。

とまあ、少し良いことを言っておく。

在宅勤務になると、今までできなかったことができるようになる。それを大きなチャンスと捉えて、色々と試してみるといいんじゃないかな、と思う。

否応なしにこういう状況に巻き込まれるわけだから、少しでもプラスの面を見つけていかんとやってられんぞ。

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